三俣山
2007年4月7日
 坊がつるの野焼きが延び延びになっている。九重町観光協会に問い合わせたところ、「7日です」とのことなので、一度見てみたいと思っていたこともあり、登ることにした。合わせて先週ガスで断念した三俣山にリベンジを試みた。
7:10吉部出発→8:25大船林道合流→8:40〜8:50坊がつる→10:10〜11:15三俣山南峰→11:30本峰→11:50西峰→12:05すがもり越→12:50〜11:00坊がつる→14:15吉部
ガスの中、冬枯れのままの林。積もった落ち葉を踏みながら歩く。
落ち葉の中に、小さな芽吹きを見つけた。
バイケイソウも葉を広げている。
雨の名残の雫の中に向かいの山が写っていた。
暮雨の滝を過ぎた頃、空を見上げると青空が広がっていた。木にはヤドリギ。
アセビにも雫が残っている。
雫残るアセビ(413KB)
坊がつるに到着。中岳方面は晴れている。
ほどなく三俣山の上空のガスも切れてきた。
今日は坊がつるからの直登。とりつきはこの看板の場所だ。
登路は雨でゆるい上に、登るにつれて勾配がきつくなり、手がかり足がかりを探しながらよじ登っていく。高所恐怖症の私には厳しい登りだ。
坊がつるを見下ろすテラスにやっとの思いで到着。するとそこで初めて「九重連山の光と影」のオアシスさんの話を聞くことができた。右の方がオアシスさん。
オアシスさんと話をした後、いつものようにこのテラスで昼食。今日は卵・ウインナー・キャベツ入りのラーメンとおにぎり。
左には遠く由布岳の双耳峰。
正面には大船。
右には中岳・天狗が城と久住山。
下山しようとした頃、若いカップルが登ってきた。一人は気楽だが、やっぱりうらやましい ・・・。
本峰を通過。
ところがここから少し下がったところ(W峰に向かう分岐点あたり)で中年の男女3人がなにやら相談している。私が近づくと話しかけてきた。「三俣山はどこですか?」思わず耳を疑った。そこで3人が持っている地図を見ると、山頂名と法華院・すがもり・雨が池といったポイントと、それをつなぐ線が示してあるだけの「概念図」だった。一応丁寧に教えてあげたが、無事に下山できただろうか?
西峰を経てすがもり越へ。青空が心地よい。
北千里浜。先週ガスと強風で心細く歩いたのがウソのように快適だ。
坊がつるに戻ってきて、鳴子川沿いのアセビをカメラに収めた。
坊がつるのアセビは今が見頃だ。
アセビと平治岳(414KB)
大船のガスもすっかり晴れたようだ。
アセビと大船山(493KB)
平治岳を望むマンサクがまだ咲いていた。
下山後、七里田温泉につかり、近くの菜の花畑で菜の花越しに黒岳を撮影した。
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