由布岳
2007年4月14日
 坊がつるの野焼きを見たかったが、平日の11日に行われてしまった。そこで気分を変えて、まだ登ったことのない由布岳に浮気することにした。「九重連山を歩く」というタイトルにはそぐわないが、しかたがない。
 昨夜寒冷前線が通過し、青空の広がる中、快適に登っていく。九重連山と違ってただひたすら登る。途中から見晴らしが開け、由布盆地を眺めながら登る。
 マタエからは緊張の鎖場。なんとか通過して西峰へ。恐いくらいの高度感を堪能した。
 下りはスミレを観賞しながらの下山となった。
7:30登山口出発→8:15合野越→9:30マタエ→9:45〜10:50西峰→11:15〜11:25東峰→12:30合野越→13:15登山口到着
登山口に向かって車を走らせる。朝日を受けた由布岳が見えてきた。
登山口に到着。30人ほどのグループが体操していた。
登山口より由布岳を望む。青空が心地よい。
合野越を経由。ここまで抜きつ抜かれつだった先ほどのグループを横目に見ながら通過する。
白い花びらが散っている。
アセビだ。
好きな花なので、どうしてもシャッターを切ってしまう。
高度を上げるにつれて見晴らしが良くなってきた。合野越より約25分。
見上げるとマタエはまだまだだ。
新芽が青空に映える。
マタエに到着。意外にも登山地図と同じコースタイムだった。
ここから西峰までは鎖場が待っている。私はかなりの高所恐怖症である。観覧車にも乗れない。それでこれまで由布岳に登らずにきたのだが、今日は登ると決めている。しかしあそこを鎖を頼りに歩くのかと思うと・・・。
誰もいないマタエで「誰か来ないかな」と待っていると、ほどなく一人の男性が東峰から下ってきた。「このまま西峰に登ってほしいな」と思っていると、私の願いが通じたのか、西峰に取り付いていく。これ幸いとばかりに後を追いかけることにした。
男性の後を、顔をこわばらせながら登っていく。
いよいよ一番緊張する、鎖を頼りに岩場を横に移動する場所が近づいてきた。
鎖場越しに遠く九重連山を望む。余裕はない。心臓がバクバクする。
鎖場をやっとの思いで越え、見下ろす。正直、恐い。
ようやく西峰到着。
由布盆地を見下ろす。遠く久住連山が見える。
九重連山が浮かんでいた。硫黄山の噴煙がまっすぐ上がっているのが見える。何度も登っている九重連山をこうして見るのは新鮮な気分だ。
浮かんでいるように見える九重連山(458KB)
西峰から望む東峰。
お鉢廻りをしている人がいる。
合野越で追い越したグループが東峰に向かっている。
山頂の大岩に人が立っている!
今日はキャベツのたくさん入ったラーメン。
西峰からマタエに下るのも一苦労。西峰から下る人を待ち、その人の後をついて下る。鎖場で先ほどのグループとすれちがった。
東峰に到着。
ニオイタチツボスミレ
エイザンスミレ
エイザンスミレ(485KB)
ハルリンドウ
キスミレ
下山するとキスミレが一面に咲いていた・
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