扇ケ鼻
2007年5月27日
 今回は私にとって記念すべき50回目の九重登山。だが登り終えるまで忘れていて、データをまとめるときに気がついた。記念すべき50回目ではあるが、今回も職場の業務を兼ねての山歩き。そもそも3年前九重連山に登り始めるようになったのも職場の業務がらみだったので、まあこんなものだろう。100回目はどこをどのように歩いているだろうか。
 黄砂の影響で阿蘇が見えない状況だったが、上空には青空が広がりまずまずの登山日和。今日は職場の同僚とその子どもさん(まあ君、小学校2年生)と一緒だ。まあ君を先頭に軽快に登る。まあ君が一緒だからと考え、ゆっくり登るが、当のまあ君は早く行きたくてたまらない様子だ。
 沓掛山付近のミヤマキリシマはかなり咲いており、株全体がきれいに咲いているものもいくつか。登路脇にはイワカガミも咲いており、目を楽しませてくれる。まあ君は私のまねなのか、にわか写真家に変身。あちこちの風景や花を撮りまくっていた。
 予定通り約2時間で山頂到着。ここではミヤマキリシマはまだ咲いておらず、代わりといっては失礼だがイワカガミがあちこちに咲いていた。昼食を3人で食べた後は、まあ君と二人でイワカガミの撮影会。探しているとミヤマキリシマも幾輪か咲いているのを発見。だがほとんどが固いつぼみで、きれいに咲きそろうのはまだまだだと感じた。
8:45牧ノ戸出発→9:07〜9:18沓掛展望台→10:00「牧ノ戸・久住山」標識→10:20扇ケ鼻分岐→10:45〜11:45扇ケ鼻→3:20牧ノ戸
久住町を車で走る。星降る館付近で九重連山を撮影。黄砂の影響か、霞んで見える。
牧ノ戸を出発。この後、まあ君はお父さんの静止を振り切るように駆け上がってしまった。
最初の展望台。「待ってたよ〜」
上空はよく晴れている。ただ、今日は由布岳が見えなかった。
沓掛展望台直前の登路脇にマイヅルソウが咲いていた。
沓掛展望台の斜面にはちらほらとミヤマキリシマが咲いているのが見える。
中にはきれいに咲いている株も。
ミヤマキリシマも新緑もきれいだ。
今日一番きれいに咲いていた株。沓掛を超えたところに咲いていた。
ミヤマキリシマ(464KB)
登路脇の新芽が真っ赤だ。この時期はミヤマキリシマを初めとする花ばかりに目が向きがちだが、きれいなのはミヤマキリシマだけではないと感じた。
星生山の新緑もすばらしいの一言。
ちなみにこの辺り、私はかってに「ヤッホーポイント」と命名している。そこでまあ君にも叫んでもらった。「ヤッホー!」
「ヤッホー!」ウグイスを驚かせてしまったかな?
新緑深まる星生山西壁(430KB)
扇ケ鼻分岐に到着。
牧ノ戸方面から次々と人が登ってきている。
そしてそのほとんどが久住山方面へと向かう。
私たちはここから扇ケ鼻へ。
ほどなく山頂に到着。
久住山方面がきれいに見える。
阿蘇は残念ながら黄砂に霞んでいる。
今日の昼食はど○兵衛(ネギ・卵入り)とコンビニおにぎり。まあ君にはミニど○兵衛を進呈した。
昼食後はまあ君と2人でイワカガミのミニ撮影会。その名のように「かがんで」撮影する。下を向いて咲いているのでなかなか難しい。
もっとも、イワカガミの名前の由来は「岩鏡」のようだが。
きれいに花が開いているのがなかなか見つからない。
ミヤマキリシマはふくらみかけたつぼみがごくわずか。
そしてやっと見つけた、扇ケ鼻での一輪。扇ケ鼻がミヤマキリシマで覆い尽くされるのはまだまだ先のようだ。
下山中、沓掛手前でベニドウダンの開花状況をチェック。まだつぼみは固い。
沓掛にて
今日もいい山歩きができたことをミヤマキリシマとくじゅうの山々に感謝しながら山を下った。
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