平治岳
2007年6月10日
 数日前より、この日が平治岳のミヤマキリシマのピークの日だとネットで確認。9日土曜日は別の予定もあった上に天気予報でも寒気がまだ残っているとのことで、日曜日に計画した。平治岳は2年前の6月4日以来、2回目だ。
 混雑を避けるためいつもより早く自宅を出発し、吉部到着5時。夜があけたばかりの吉部を登る。しかし展望岩で見回すとガスっている。寒気の影響だろうか。残念だがしかたがない。
 平治の尾に上がっても頂上はガスの中。これでは登る気にならず、ほぼ一緒に登ってきた、立派なカメラと三脚を抱えた方々と一緒にミヤマキリシマを撮影。やがてわずかながらガスが薄くなったのを見計らって山頂へ。
 山頂は2年前とは違い、そこそこ咲いているが、きれいでないのでそのまま通過し、南峰へと向かう。南峰のミヤマキリシマは予想通りきれいに咲いている。ここで多くの人と一緒にガスが晴れるのを待った。大船はあきらめることにして1時間ほど待ち、ようやくガスが晴れてきてみな一斉に撮影開始。それでもなかなかすっきりとはいかず、三俣山はあきらめて下山しかけたら晴れ始め、降りてくる人がいないのを幸い、下山専用道をあわてて駆け上がった。ガスがわずかにかかるものの、なんとか三俣山をバックにしたミヤマキリシマを撮影することができた。
 その後も三俣山のガスは切れそうにないため、あきらめて大戸越に下山。混雑を避け、道ばたで昼食とした。
 平治岳中腹の巻道を経由し下山。一緒に歩いたご夫婦に平治岳の北ルートを教えたついでにホームページの宣伝をした(googleで「九重連山を歩く」を検索すればトップに表示されます」)が、見てくれるだろうか。
5:15吉部出発→5:50大船林道合流→6:10平治岳北登路入口→6:40展望岩→7:00〜7:30平治の尾→8:00平治岳山頂(北峰)→8:15〜10:40南峰→11:00〜11:50大戸越→12:20平治岳山腹巻道分岐→13:00大船林道→13:40吉部
大船林道の「4号集材路」へ左折する。 「平治北登山口」の看板が設置されていた。
やがて左手に再び小さな看板が見えてくる。 ここが登山口だ。
登山口から25分、はしご場を通過。2つあったはしごのうち、木製のものは壊れてしまったようだ。
はしご場の直後の急登。ロープはあるが、すべりやすく、注意を要する。高所恐怖症の私は、登りはともかくたぶん下ることはできそうにない。
ほどなく展望岩に到着。しかしあたりはガスっていた。
シロドウダン(展望岩にて)
シロドウダン(452KB)
平治の尾に到着。やはり山頂はガスの中だ。
水滴の残るミヤマキリシマ(487KB)
株によって色が違うのがおもしろい。
色違いのミヤマキリシマ(475KB)
満開のミヤマキリシマ
山頂到着。まだ咲いていない株が多い。
咲いている株もあるが、あまり勢いがないように感じた。
北峰と南峰の鞍部にて。数人の方がカメラを構えていた。
南峰では多くの方がガスの晴れるのを待っていた。私も腰をすえて待つことにした。
こちらにもガス待ちの方々。
私が一番すごいと思ったのがこの人。高所恐怖症の私には考えられない。
ようやくガスが晴れてくれた。だが三俣山はガスの中だ。
坊がつる、ガスかかる三俣山、そしてミヤマキリシマ(451KB)
黒岳とミヤマキリシマ(464KB)
すごいカメラを構えている人がいた!
南壁を見下ろす。この風景を撮りたかった!
南壁のミヤマキリシマ(482KB)
大戸越に降りる直前で昼食。
大戸越は大にぎわいだ。とてもじゃないがあの中で食べる気にならない。
昼食後、平治岳を振り返る。登りはまだ渋滞しているようだ。
平治岳山腹の巻道を下山。新緑がすばらしい。
何という木かわからないが、すごい存在感だ。この季節、きれいなのはミヤマキリシマばかりではない。そう言えば、今日はイワカガミとマイヅルソウも撮影するつもりだったのだが。
大船林道の新緑もきれいだった。
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