三俣山
2007年7月8日
 ここ数日大分県西部地方では激しい雨が降り続いていた。ところが日曜日の午前中だけは晴れるという。そこでこの梅雨の晴れ間を利用して、長者原→雨が池→坊がつる→すがもり越→大曲という周回コースを歩くことにした。ねらいはヤマアジサイと、まだ見たことのない、水のたまった雨が池である。
 大曲に自転車を置き、長者原に移動。さすがに梅雨のさなか、広い駐車場にも車がほとんどない。意外にも三俣山にガスがかかっていない。期待しながら入山。まずはタデ原湿原でノハナショウブとユウスゲを撮影し、雨が池へと続く樹林帯に入っていく。途中、土石流の影響だろうか、ルートがかなり変更されていた。咲き乱れるヤマアジサイを撮影しながらのんびりと歩き、雨が池に到着。初めて満々と水を湛えている雨が池を見ることができた。木道はかなりの部分が水没していた。
 坊がつる・法華院を通過し北千里浜を歩いている頃、ようやく三俣山のガスが切れてきた。すがもり越に着くと少しガスがかかっていたものの、先行者が2人登っていくのを見てすぐに登り始めた。西峰ではガスもなく、初めて挑戦したパスタ(ペンネのミートソース)を食べた。おいしいが、すぐに冷めてしまうのが難点だ。
 雨が降りそうだったため、早々に下山する。大曲にあと少しというところで雨が降り始めた。自転車に乗って長者原に下る途中、雨は本格的になってしまった。
6:10長者原出発→8:05〜8:20雨が池→9:05坊がつる→9:25法華院→9:55北千里→10:10すがもり越→10:35〜11:20三俣山西峰→11:30すがもり越→12:10大曲→自転車で長者原へ→12:20長者原
閑散とした長者原駐車場。三俣山には意外にもガスがかかっていない。これなら登れるかも?期待しながら入山する。
タデ原湿原の木道を歩く。手前にノハナショウブ。
ノハナショウブ(452KB)
ユウスゲ
樹林帯を歩いていくと、ヤマアジサイの群落が迎えてくれた。
ヤマアジサイ(479KB)
2005年7月の豪雨のときの土石流の跡を横切る。
横切りながら上流を撮る。以前はこの写真のほぼ真ん中あたりを横切っていたが、ルートが変更されていた。
新しいルートを進んでいくと、真新しい土石流が道をふさいでいた。この上を越えていく。。
道をえぐられているところも。慎重に歩く。
周囲が開け、長者原方面が見えてきた。雨が池はもうすぐだ。
ようやく見ることができた、水を湛えた雨が池。今日はこれを見るために歩いてきた。
木道も一部水没している。水面にガスのかかった三俣山が映る。
群生していたイブキトラノオ。
ちょうど薄日が差してきた。イブキトラノオを逆光で。
イブキトラノオ(465KB)
坊がつるが近づき、大船山が見えてきた。
オカトラノオ。なぜこの花はみな同じ向きに咲くのだろう。
オカトラノオ(493KB)
坊がつるに下る途中に見つけたヤマアジサイ。こちらの方が青色が濃い。
ヤマアジサイ(471KB)
坊がつるに到着。しかし三俣山はガスっている。上空には青空が見えるのだが、鉾立峠方面から次々とガスがやってくる。
法華院から北千里に上がる途中、坊がつるを振り返った。
すがもり越に到着。時折ガスがやってくるが、登ることにする。
三俣山西峰に到着。
今日はここで昼食。ペンネをゆでる間、コンビニのサンドイッチをぱくつく。
今日は初挑戦のペンネ、ミートソース。けっこうおいしくできたが、すぐに冷めてしまうのが難点。暖かいスープがあれば・・・。
大曲に下山。自転車に乗って長者原へ下る。まもなく雨は本格的に降り始めた。
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