星生山・久住山・中岳・天狗が城
2007年7月23日
 昨日(22日)の日曜日に登るつもりで大曲まで行ったものの、濃霧のためあきらめてそのまま帰ってきた。くやしかったので、晴天の予報の今日、急遽登ることにした。リベンジである。
 6時に大曲を出発。今日はガスどころか雲一つない晴天。しかもさわやかな風が吹き渡っており、心地よいことこの上ない。さっそく急坂の星生新道を登っていく。登り始めてすぐ、三俣山の上に朝日が見えてきた。笹の葉に朝日が輝き美しい。写真を撮りながらゆっくりと登り、1時間半で星生山に到着。さすがに平日だけあって、西千里浜にもほとんど人がいない。
 岩尾根を久住分かれに向かう。今日は三俣山の緑がひときわ鮮やかだ。空気も澄んでおり、由布岳の双耳峰もくっきりと見える。
 久住分かれを経て久住山へ。久住山にも誰もおらず、眼下の久住高原と遠く阿蘇山を望む絶景を独り占めした。
 予定では稲星山を経由して中岳に向かう予定だったが、ここまでのんびり歩いてきたため時間が気になり、池の小屋へ向かい、昼食とした。いつものように景色を眺めながらの昼食後、中岳に向かう。山頂から見下ろす坊がつるには今日はテントが見えない。夏休みになったとはいえ平日はこんなものか。
 天狗が城を経て御池に下り、満々と水を湛えた御池を撮影。久住分かれより久しぶりの北千里浜を歩いた。それにしても今日の三俣山は緑が青空に映え、実にうつくしかった。
6:15大曲出発→7:45〜8:15星生山→9:00久住分かれ→9:30〜9:50久住山→10:15〜11:20池の小屋→11:35〜11:50中岳→12:00天狗が城→12:15御池→12:30久住分かれ→13:10すがもり越→14:00大曲
久住高原を車で走っていると夜が明けてきた。雲一つない晴天だ。
阿蘇が雲海の上に浮かんでいた。
今日は大曲より入山。駐車スペースからわずかに牧ノ戸方面に上がったところが星生新道の取り付き場所だ。標識はない。
急坂を登る。雨上がりなどはさぞ登りにくいことだろう。
三俣山から朝日が覗いた。笹の葉が朝日を受けて輝く。
登路脇の新芽も鮮やかだ。
夏の花、ノリウツギが咲き始めていた。
ずいぶん登ってきた。青空が本当に青くて、うれしくなってしまう。
三俣山と、遠くに由布岳の双耳峰。
三俣山(434KB)
星生の尾根に到着。緑の濃くなった久住山が見えた。
星生山と久住山(444KB)
久住山(429KB)
星生山頂より。
扇ケ鼻越しに阿蘇山が見えた。雲海はすっかり消えていた。
西千里浜を歩いている人がいる。今日初めて見た登山者。
久住分かれに向かう途中、何度も三俣山を撮影した。
緑なす三俣山(440KB)
盟主久住山が見えてきた。それにしても今日の青空は本当に青い。
定番の写真。だが、どうしても撮りたくなってしまう。
三俣山(460KB)
久住高原と、阿蘇遠望。
主役は阿蘇ではなく、青空だ。
右から、大船、中岳、由布岳、天狗が城、三俣山。
御池と天狗が城、そして星生山。
風をよけて、池の小屋の風下で昼食。
右には阿蘇が見え、
左には中岳と白口岳、そして遠く大船。
中岳に到着。ここに来るとどうしても撮ってしまう、定番のアングル。
さすがに今日はテントが見えない。
21日(土)、大分市の山渓でテント用具を購入した。いよいよ坊がつるにテントデビューの予定である。
これまた定番のアングル。
天狗が城から中岳を振り返った。
満々と水を湛えた御池。
久しぶりに北千里浜を歩く。前にも後ろにも人がいない。聞こえるのは硫黄山の噴煙が上がる音と、ウグイスの囀りのみ。
すがもり越で休憩していると、外国の人(アメリカ人?)が登ってきていきなり英語で話しかけられた。よくわからないが、どうやらカメラバッグを置き忘れたらしい。すぐにベンチで見つけ、ほっとした様子。次に私に「水をくれ」というので、まだ十分に残っていた水を分けてあげた。
下山後、久住高原から九重連山を眺めた。
7月28日・29日は家庭の事情により山行できません。次の山行予定は8月4日です。
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