三俣山
2007年11月17日
 先週は所用で登れなかったため2週間ぶりの山行。しかし夕方にはやぼ用があり、なるべく早く下山できるよう、大曲から三俣山をめざした。
 早朝の大曲に一番乗り。準備していると2台やってきた。うち1台は小学生の女の子を連れたお父さん。私が出発するとほどなくこの親子もスタート。追いつかれないようにと思いながらもいつものようにマイペースで歩く。今日は移動性高気圧に覆われ上空には雲一つなく、風もこの季節にしては弱い絶好の登山日和。気分良く歩く。すがもり越に到着寸前、三俣山が朝日に輝いてきた。
 すがもり越で小休憩していると先ほどの親子も到着。お父さんと「どちらまで?」と話す。私と同じ三俣山だ。先週はガスであきらめ、今日はそのリベンジだそうだ。
 「では」と私が先発し西峰をめざす。2週間ぶりで体力が落ちているかもと心配したが、なんなく到着。久住山方面を見ると、久住分かれの向こうには雲海に顔を出した阿蘇が見えた。
 本峰を経て南峰へ。ここでまた親子と合流しテラスへ案内し、2人を見送ったのち昼食。
 下山は時間短縮のためW峰からは本峰も西峰へも寄らずに下山した。
6:50大曲出発→7:40すがもり越→8:10三俣山西峰→8:30本峰→8:50〜9:50南峰→10:05W峰→10:40すがもり越→11:15大曲
夜明けの空を眺めながら大曲へと車を走らせる。遠く由布岳が見えた。
大曲を出発してすぐ、見下ろしてみた。ちょうど親子連れの2人が出発するところだ。
硫黄山道路に上がり、前方に三俣山を見ながら歩く。
振り返ると、ちょうど黒岩山に朝日が差したところだった。
完成した落石防護柵の横を通過する。
このあたりから見上げる三俣山は迫力満点だ。
すがもり越に到着寸前、三俣山西峰に朝日が差してきた。青空がうれしい。
すがもり越から西峰へ。
久住山方面を見ると久住分かれの向こうに阿蘇・根子岳が覗いていた。
九重連山と阿蘇・根子岳(456KB)
硫黄山の噴煙が風に流されている。しかし体感する風はそんなに強くない。
湧蓋山方面も今日はきれいに見える。そう言えばまだ湧蓋山には登ったことがない。いつか登ってみたい山だ。
視線を右に向け、由布岳を遠望する。
由布遠望(455KB)
本峰を経由して南峰へ。ここで犬連れ登山の方と、親子連れの方とが仲良く並んで記念撮影となった。和やかな時間が流れる。
小学生の女の子を連れたお父さんを、坊がつるを見下ろすテラスへ案内した。三俣山に登ったのならぜひここに足を運びたい。
眼下に冬枯れの坊がつるが広がる。そして優美な姿の大船山。何度来てもこの風景は飽きることがない。
坊がつるを見下ろす(448KB)
はるか遠く、祖母傾連山も見える。
親子2人を見送り、まだ9時半と昼食には早いが、いつものようにここでラーメンを食べることにした。
下山途中、W峰に寄ってみた。小さな手書きの山頂標識が立てられていた。
すがもり越に戻ると、多くの登山者でにぎわっていた。
次々と三俣山を登っていく。皆、すばらしい1日を過ごしたことだろう。
硫黄山道路から大曲へと下山。アセビが咲く来年の春が今から待ち遠しい。
私は寒いのが苦手で、未だに冬山には登ったことがない。私の住む佐伯市では雪が積もることは10年に1度くらいしかないため、車のチェーンさえ持っていないので、冬は九重連山に近づくことさえできない。今年はまだ暖かく、今回登ることができたが、今後はいつまで登れるか、寒波がやってこないことを祈るばかりである。本格的に寒くなったら地元の彦岳や元越山に登るつもりである。
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