大船山 | ||||||
2008年4月27日 | ||||||
2週連続で休日出勤や地区総会などで行けない状態が続き、3週間ぶりの山行。今回は家族の了解をなんとかとりつけ山行することができた。吉部から入山し大船山をめざした。ねらいはヒトリシズカである。 いつもより早く自宅を出発したものの、吉部は思いの外遠く、5時半頃にはスタートしたかったのだが6時過ぎの出発となった。それでも焦ることなくゆっくりと登る。暮雨の滝ルートを歩き、大船林道に合流するまでの間、ハルトラノオやヤマエンゴサク、エイザンスミレ、タチツボスミレを撮影した。 坊がつるはアセビの花が満開で、野焼きの跡が茶色くなっていた。キャンプ場近くで小休憩した後、大船に取り付く。マイペースで登っていると、2人の男性が猛スピードで追い越していった。私の倍くらいのスピードだ。しかし、その後2組の登山者を追い越したので、私がそんなに遅いわけでもない。坊がつるより1時間半で大船山頂到着。今日は広角レンズを持ってきたので九重連山と、霞む阿蘇五岳を一緒に収めることができた。撮影したあとはいつものようにラーメンを食べ、コーヒーを飲んで下山。 下山は登りとは対岸のルートを下山。予想通りヒトリシズカに会うことができて満足した。 |
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6:05吉部出発→7:30大船林道合流→8:00坊がつる→9:10段原→9:30〜10:30大船山→10:50段原→11:40〜11:55坊がつる→13:40吉部 | ||||||
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吉部から入山してすぐに新芽のお出迎え。 | ||||||
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エイザンスミレ | ||||||
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タチツボスミレ。スミレは同定が難しい。たぶん合っていると思うが、イマイチ自信がない。 | ||||||
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ひっそりと咲いているハルトラノオ。あちこちに咲いているものの、あまりにも小さい。 | ||||||
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ヤブレガサの新芽 | ||||||
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バイケイソウも葉を広げている。 | ||||||
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ヤマエンゴサク | ||||||
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暮雨の滝を過ぎる頃、朝日が差し、上空に青空が広がってきた。 久しぶりの山行はいい気分だ。 |
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坊がつるが近づくと満開のアセビが迎えてくれた。(背景は三俣山) | ||||||
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満開のアセビ | ||||||
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野焼き後の大地は一面茶色の大地となっていた。 | ||||||
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しかしよく見ると黒く焼けこげた横から緑色の新芽が伸び始めていた。 | ||||||
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大船への取り付き地点に着くと、10人ほどのグループが大船から下山して記念撮影していた。 「撮りましょうか」とパチリ。「早いですね。大船へ登られたのですか」と聞いてみると、途中までで 引き返したとのこと。どうもこの後、中岳方面へ向かったのではと思うが、なぜ途中で引き返すような 中途半端な登り方をしたのだろう。 |
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ようやく段原に到着した。坊がつるからここまで1時間ちょっとだ。 | ||||||
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段原からひと登りで山頂到着。 | ||||||
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阿蘇が霞んで見える。くっきり見える阿蘇もいいが、霞んで見える阿蘇も好きだ。 | ||||||
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祖母傾山系も霞の中に浮かんでいる。 | ||||||
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山々の連なりの向こうに由布岳。 | ||||||
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御池を見下ろす。 | ||||||
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九重連山を一望する。今日はウエストポーチに広角レンズをぶら下げてきた。 湧蓋山から鳴子山だけでなく、阿蘇も写っているのがうれしい。 |
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九重連山一望(489KB) | ||||||
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この絶景を眺めながらラーメンとおにぎりを食べる。 今日はコッヘルをコンロから降ろし、慎重に草の上に置いて 撮影した。う〜む、前回の反省が生かされているなあ。 |
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下山。今日も大船は多くの人でにぎわっていた。 | ||||||
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坊がつるに下り、満開のアセビ越しに大船を撮影。 | ||||||
満開のアセビと大船(462KB) | ||||||
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光り輝くアセビ。まさに可憐という表現が似合う。 | ||||||
満開のアセビ(476KB) | ||||||
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アセビと平治岳 | ||||||
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大船林道経由で、登りに歩いた暮雨の滝ルートの対岸のルートを下山した。ねらいはヒトリシズカであるが、ほかにも多くの花が咲いており、撮影しながらのんびりと吉部をめざした。 | ||||||
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よく見ないと見落としてしまいそうな、小さなハルリンドウ。 | ||||||
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ユキザサは咲く準備を済ませていた。 | ||||||
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うつむいて咲いているのはチゴユリだろうか。 | ||||||
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ヒトリシズカは一人静かとは名ばかりで、集団で咲いている。なぜこんな名前をつけたのだろう。 | ||||||
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ヒトリシズカ1(459KB) | ||||||
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ヒトリシズカ2(486KB) | ||||||
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ヒトリシズカ3(478KB) | ||||||
可憐なヒトリシズカに出会えて十分満足し下山。日頃の忙しさをしばし忘れ、九重連山の自然に包まれて幸せなひとときを過ごした。 次に九重連山に来ることができるのはいつだろうか。 |
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