久住山・天狗が城・中岳
2009年3月1日
 先週は土曜日が休日出勤、日曜日は家庭の事情で山行できなかったため、2週間ぶりの山行である。この1週間は雨ばかり続いていたが、今日は幸い久しぶりの好天の予報。ただ、昨日から風邪をひいたようで体調が今ひとつなのが少し不安だ。「だったら山登りなどやめておけば」という声が聞こえそうなので、家族には体調が悪いことは内緒である(笑)。
 明るくなった6時半に牧の戸から入山。体調を考えゆっくり登る。あたりに雪は全くない。沓掛山のマンサクが咲いていることを確認し、展望台へ。着いたときは阿蘇がきれいに見えていたが、西から大きなガスの固まりが押し寄せてきた。
 ガスが断続的に押し寄せる中、久住山から天狗が城・中岳と経由し御池へ。3月とは言え風があってかなり寒い。天狗が城の下で風を避けて昼食とした。ラーメンを食べているうちに風が収まり、きれいな青空が広がってきた。
 澄み渡った青空の下、ゆっくりと沓掛まで下り、マンサクを撮影して牧の戸へと下山した。
6:35牧の戸出発→6:55沓掛展望台→7:50扇ケ鼻分岐→8:30久住分かれ→8:50〜9:05久住山→9:35天狗が城→9:50中岳→10:10〜11:05御池(昼食)→11:25久住分かれ→12:00扇ケ鼻分岐→12:50沓掛展望台→13:05牧の戸
明るくなった6時半に入山。夜が明けるのも早くなった。
こんなところにも春が近いことを感じる。
第1展望台より三俣山を望む。
西には大きな雲があり、どうやら近づいてきているようだ。
沓掛展望台に上がり、まずは阿蘇五岳を撮影。
なんとかガスが来る前に撮影することができた。
西側から次々とガスが稜線を越えて押し寄せてくる。
ふくらみつつある木の芽。新緑の頃が今から待ち遠しい。
しかし登路を覆う霜柱はまだ九重連山が冬であることを教えてくれる。
(西千里浜にて。右上は久住山)
星生崎を通過。流れていくガスを見上げる。
めざす久住山には断続的にガスがやってきていた。
久住分かれを通過。
久住山頂に到着。久住高原側は風下に当たり、よく晴れていた。
広角レンズで撮影した。
この開放感が好きだ。
阿蘇五岳(482KB)
星生山方面からやってきたガスが次々と山頂を越え、消えていく。
ガスが切れ、天狗が城と中岳が姿を現してきた。急いでカメラを構える。
星生山も見えてきた。
こうなると、朝、体調に不安を感じていたのも忘れ足取りが軽くなる。
体調が悪ければ久住山だけで下山することも考えていたが、天狗が城に向かう。
天狗が城に到着。
山頂より御池を見下ろす。御池の氷は完全に融けていた。
続いて中岳へ向かう。
中岳山頂に到着。大船山はすっぽりと雲に覆われていた。
久住山・御池・天狗が城を振り返る。
中岳には長居せず、御池へと下ることにした。
御池湖畔にある岩より御池を見下ろす。
湖面の色が深い。
御池(471KB)
春が近いとは言え風はまだ冷たい。
岩の上でじっとしていると凍えてしまいそうだ。
そこで天狗が城の下に行って昼食とした。
今日もラーメンである。

コンビニで買ったおにぎりがなかなかおいしかった。
ラーメンを食べているうちに風が収まり青空が広がってきた。
御池越しに中岳を振り返った。
この青空だ、もう一度登りたい気持ちを抑え下山する。
朝は大量のガスで見えなかった硫黄山の噴煙。
久住分かれでの定点観測。三俣山は春色になりつつある。
久住分かれを次々と登山者が通り過ぎていく。
西千里浜より星生山を望む。
扇ケ鼻分岐より星生山を振り返る。
予想通りのぬかるみに苦労しながら下った。
沓掛山の稜線に咲いていたマンサク。
今日はこの花をカメラに納めたくて歩いてきた。
九重連山にももうすぐ春がやってくる。
展望台へ下り、沓掛山腹のマンサクを撮影。
坊がつるのマンサクも咲いていることだろう。
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