星生山・天狗が城・中岳

2009年8月29日

 先々週(15日・16日)は盆のため山行せず、先週(22日・23日)は前日21日に深夜まで所用があったために体調不良になり、天気がよかったにもかかわらず断念。そんなことで3週間ぶりの山行となった。久しぶりなので体力的に不安がある。そこで、大曲から星生山に上がり、後は体力と相談しながら歩くことにした。
 前日は寒冷前線が通過し佐伯市でも夕方激しい雨が降った。朝まで雲が残るのではと心配していたが、大曲に到着した7時、上空はよく晴れている。盛夏とは明らかに違う涼しい風を感じながら急登をゆっくりと登る。1時間半もかけて星生山頂に到着。しかし時折ガスが押し寄せてくるようになってしまった。ガスが流れていくのをぼんやりと眺めながら休憩し、久住分かれへと向かう。
 久住分かれでどこへ向かうかしばし思案。結局いつものように天狗が城へ、その後は中岳へと向かう。御池に下り、お気に入りの場所で草の上に腰を下ろしてのんびりと昼食、そしてコーヒータイムだ。
 今日は霞んでおり阿蘇山は見えない。そこで久住山はあきらめ、花を撮影しながら牧の戸へと下った。

牧の戸に自転車を置く→7:10大曲出発→8:35〜8:55星生山→9:30久住分かれ→10:00〜19:10天狗が城→10:20〜10:30中岳→10:40〜11:55御池(昼食)→12:10久住分かれ→13:40沓掛展望台→13:50牧の戸→自転車で大曲に下る


久住高原から早朝の九重連山を望む。
上空に青空が広がり気持ちの良い朝だ。


大曲駐車場に行儀良く並んだ7台の車。


このルートは最初の急登がきつい。
今日は久しぶりなのでひたすらゆっくりマイペースで登る。


足下にママコナが咲いている。
今日は至る所に咲いていた。


朝日を浴びたフクオウソウ。


ようやく尾根にたどりつき、久住山を望む。
昨日雨が降ったというのに、霞んでいるようだ。


星生山頂に到着し、硫黄山と三俣山を望む。
この直後、ガスが西(左側)から押し寄せてきて三俣山をすっぽり包んでしまった。


山頂には私ひとり。静かだ。
遠く、西千里浜を歩いているグループの笑い声が聞こえてくる。

周囲のガスが流れていくのをぼんやりと眺めながらちょっと長めの休憩。


カップルが上がってきたのと入れ替わるように、久住分かれへと向かう。




星生崎より久住避難小屋を見下ろす。
久住山はガスの中だ。


久住分かれに到着する頃、ガスが切れて久住山が姿を現した。


ガスの晴れた久住山へ向かうか、それとも御池方面に向かうか悩む。
しかし結局、いつものように天狗が城へと向かうことにした。




山頂到着。
1組のカップルと単独登山の男性、そして私。
それぞれが思い思いに周囲を眺める。


緑色の御池と久住山を望む。


ガスかかる星生山。


三俣山もガスが晴れたようだ。


遠くガスの切れ間からかすかに大船山が見える。


続いて中岳へ向かう。




中岳山頂に到着


山頂には入れ替わり立ち替わり登山者が訪れる。
はじめはここで昼食をとろうと考えたのだが、これではどうにも落ち着かない。
やはりいつものお気に入りの場所に行くことにした。




御池を見下ろす。
水量は以前に比べてかなり少なくなったようだ。


私が一番気に入っている場所にやってきた。
ここは私が九重連山に”はまった”原点とも言うべき場所。
今日もまたここで昼食としよう。


今日はウインナーとキャベツ入りの辛口味噌ラーメン。
デザートは秋らしく巨峰だ。
卵の横の白い物体は持参したごはんである。





今日の昼食は2段構え。
残ったスープにご飯と卵を入れ、雑炊に。
辛口なのでけっこういける!


コーヒーも飲み終えたことだし、下山することにしよう。




御池より中岳を望む。


上の写真を撮影した直後、母と子ども2人の家族連れとすれ違った。
お母さんから「中岳までどれくらい?行く価値はありますか?」と尋ねられた。
「意外と近いですよ。九州本土最高峰だから、ぜひ行ってください」と私。
「え〜、まだ行くの〜」と言う下の子を励まして歩き始めるお母さん。
私も思わず「もうすぐだからがんばれ!」と声をかけた。


久住分かれまで下り、ススキ越しに三俣山を望む。
本格的な秋はもうすぐそこまでやってきている。
そう言えば、今年は夏らしい夏がなかった気がする。
大船山にも登らなかったなあ・・・


西千里浜を下る。ここからは花散策だ。




西千里浜にてイタドリを撮影。
赤いのと白いのとがあるが、雌雄違株だとのこと。


アキノキリンソウ


ワレモコウ


イヨフウロ


ホクチアザミ


ヒヨドリバナもアップにするとこんなにきれいだ。


西千里浜を過ぎ、淡々と下る。




サイヨウシャジン
(背景は沓掛山)


沓掛山の岩場を過ぎたところにヤクシマホツツジが咲いていた。
そう言えば黒岳の天狗岩にたくさん咲いていたっけ・・・。
次はどこを歩こうか。


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