天狗が城・中岳・白口岳・稲星山

2009年10月4日

 移動性高気圧がやってきており、すばらしい青空が広がることは間違いない。大船山頂の紅葉が色づき始めたとの情報もあり気になるところだが、それは来週にとっておくことにして、今週は久しぶりの朝駆け登山をすることにした。今年の6月27日以来である。
 自宅で早々に就寝し12時過ぎに起床。夜更かしの末っ子(中3)が私と入れ替わりに床につく。深夜2時半に牧の戸駐車場に到着し装備を調え2時50分に出発した。私の前後にもどうやら朝駆け登山の方が登っているようだ。今日は時間に余裕を見て出発できたので、焦ることなくマイペースで歩く。ただし休憩はない。立ち止まったのはデジカメを構えた沓掛展望台・扇ケ鼻分岐・久住分かれの3カ所だけであった。
 4時40分に天狗が城山頂に到着。まだ黎明は始まっていなかった。徐々に変化する東の空を眺めつつ夜明けを待つ。やがて6時12分、太陽が昇ってきた。荘厳な夜明けである。
 すっかり明るくなった天狗が城を後にして中岳へ向かう。黒々とした大船山を眺めながら朝食を食べ、久しぶりに白口岳まで足を伸ばした。あちこちに咲くリンドウを楽しみながら御池まで戻り、すばらしい青空の下での登山を堪能した。
 ところが睡眠不足がたたったのか、それとも絶好の青空ではりきり過ぎたのか、下山時にいつもになく疲労を感じ、自宅のある佐伯市まで帰り着くのがやっとであった。

2:50牧の戸出発→3:10沓掛展望台→3:50扇ケ鼻分岐→4:15久住分かれ→4:40〜6:35天狗が城→6:50〜8:00中岳(朝食)→8:20稲星越→8:40〜9:00白口岳→9:15稲星越→9:30稲星山→10:00〜10:20御池→10:30久住分かれ→11:00扇ケ鼻分岐→11:45沓掛展望台→12:00牧の戸


今日は久しぶりの朝駆け登山。
最初から目的地は天狗が城と決めていた。
牧の戸より1時間50分で到着。今日は一番乗りである。



夜明けを待つうちに、次々と登山者が登ってくる。結局私を含め13人の大所帯となった。
その中の1人が「九重の四季」にたびたび登場する悠々さんであった。
お互い今回が今年30回目の登山とのことで握手をしていただいた。
「今年40回登山をめざしてください」と言われたが、ちょっと厳しいかもしれない。
また、そのそばで撮影していた方は私と同じ佐伯市の方であった。

こちらも偶然の出合いを喜んだ。



昨夜(10月3日)は中秋の名月。その名残の月が明るい。
西千里浜ではヘッドライトを消して歩いたほどだ。
上から照らすヘッドライトよりも、斜めから照らす月明かりの方が歩きやすかった。

天狗が城山頂よりその名月を撮影。左が久住山、右は星生山である。


山頂に到着した4時40分、まだ黎明は始まっていなかった。
中岳と大船山の間、手前に天狗が城の影が伸びているのが見えるだろうか。
月明かりによる「影天狗が城」である。

ISOを最高感度に設定して撮影。


5時20分頃、東の空がオレンジ色に染まってきた。
紺碧の上空につながるグラディエーションがたまらない。
この色を見るために夜道をここまで歩いてきた。

おまけに今日は雲一つない超快晴。最高だ。


夜明けが近づくと太陽から光芒が伸びてきた。


かすかに、おぼろげに伸びる光の帯に感動。
今日来てよかったと思うひととき。


やがて中岳の左から太陽が昇ってきた。
荘厳な朝の儀式の始まりである。


九重の夜明け。もう言葉にならない。


陽が登ってきた。
中岳山頂の歓声が聞こえるようだ。


こちらでも歓声が上がる。周囲を眺めるグループ登山の方々。


こちらは単独登山の方々。撮影に集中している。


負けずに私も周囲の撮影。まずは盟主久住山。


星生山と硫黄山。噴煙がほんのりと色づいている。


三俣山と、右遥か遠くに由布岳を望む。


天狗が城山頂からの夜明けを十分に味わった。
次に中岳に向かうことにする。



中岳との鞍部より朝日を浴びた天狗が城を振り返る。
下の影は中岳の影だろうか?


中岳に到着し、黒々とした大船山と平治岳を撮影。
この迫力が好きだ。


遠くに見える由布岳の双耳峰もいい。


中岳山頂より久住山・天狗が城を振り返る。
天狗が城に伸びる「影中岳」がおもしろい。


中岳山頂ではご夫婦と若い男性が食事中だった。
当初の予定では御池に下って朝食をとるつもりだったが、
見ているうちにお腹がすいてきて気が変わった。



今日は朝食メニュー。鮭雑炊である。
白菜・ネギ・鮭そぼろ・ウインナー・卵を入れた。
なかなかの美味。
デザートは秋らしく柿。


つい先日のこと。職場の先輩から
「うちの女房があんたのHPを見ていて、食事のところが気に入っていてね・・・」
と聞かされた。
今回の食事はどうだっただろう?


中岳山頂にて。背景は稲星山。
ここからはリンドウを撮影しながらのんびり歩くことにした。


稲星越を通過。
それにしてもこの標識は見るたびに悲惨な状況になっているようだ。


白口岳に到着。すっかり日を浴びた大船山を撮影した。


白口岳山頂にて。背景は中岳(右)と久住山。


続いて稲星山に到着。


今日はすばらしい透明度。
阿蘇五岳もくっきり見える。


祖母傾山系が薄もやの上に浮かんでいる。


久住山にも行こうと思ったが、そうなると御池に行くことなく下山することになる。
こんな絶好の青空の日に御池に行かないなんてもったいない。そこで久住山はやめ、御池に向かう。



中岳直下にて。


池の小屋の横から撮影。
この風景はどうだ。


御池を半周し振り返る。
しばらくこの風景を見ながら立ちすくんだ。
この天気だ、下山するのがもったいない。

それでも下山するしかない。


北千里浜でリンドウと久住山を撮影。


リンドウと星生山。
あるHPで「山で花を撮影するときには、その花がどこに咲いていたか、撮影する者には説明する責任がある」と書いてあった。
今日のリンドウはそれを意識して撮影したのだが、いかがであろうか?


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