中岳・天狗が城・久住山・星生山

2009年11月23日

 前回の山行(11月3日)の後、2週連続して山行できなかった。というのも11月7日(土)、インフルエンザにかかってしまい、土日は完全に寝込んでしまった。熱も久しぶりに39度を越え、水曜まで出勤できない始末。その週末も大事をとって休養をとり、そんなわけで3週間ぶりの山行となった。
 この1週間は山行に備えて筋トレ(片足でのスクワット)をしてはいたのだが、それでも体力的に不安がある。そこでお手軽な三俣山と決め、大曲から入山。雲一つないすばらしい青空のもと、のんびりとすがもり越まで歩く。ところが雪の残るすがもりで休憩しているうち、御池に氷が張っているかもと思って気が変わり、急遽目的地を変更。北千里浜へと歩き始めた。
 3週間ぶりとは思えないほど順調に歩いて御池に着くと、中岳側の一部に氷が残っていた。予想よりも氷が小さかったが、青空の下で撮影できて満足。中岳・天狗が城を経て星生山へ向かおうと考えたのだが、今日は昨日の雨の後で空気の透明度がすばらしく、雲仙普賢岳まで見えている。こんな日にすぐに下山するのはもったいない。そこで久住山まで足を伸ばすことにした。
 久住山で昼食。のんびりと休憩して下山。星生山を経由して大曲へと下ったが、さすがに足が疲れている状況での星生新道はつらかった。

6:45大曲→7:40すがもり越→北千里浜→8:40久住分かれ→8:55〜9:15御池→9:30〜9:50中岳→10:00天狗が城→10:30〜11:50久住山(昼食)→12:05久住分かれ→12:45〜13:00星生山→星生新道→13:50大曲


瀬の本から牧の戸から向かう途中の展望所より阿蘇五岳を望む。
上空には雲がわずかに広がる。絶好の登山日よりである。


今日は3週間ぶりの山行。ここ1週間、片足でのスクワット(左右とも40回×2セット)を毎晩こなし、備えてきた。
しかし体力的には不安がある。そこでお手軽な大曲から三俣山への往復と決定。夜が明けた6:45分に入山した。



硫黄山道路を歩く。玖珠盆地は朝霧に沈んでいた。
左端に朝日を浴びた万年山が見える。


すがもり越直前、朝日差す三俣山を見上げた。


すがもりの奥にはいつ降ったものか、雪が残っていた。


休憩しながらこれから登るつもりの三俣山と、足下に残る雪を眺めていた。
そのうち、「これだけ雪が残っているのなら、御池は氷が張っているかも」と思い立ち、見たくなってきた。
しかし今日は三俣山の予定で、牧の戸には自転車を置いていない。
ここから御池へ向かうとなると、星生山から大曲へと下るしかない。
かつて一度だけ星生新道を下ったことがあるが、できれば下りには使いたくないルートである。
だがわがままは言っていられない。急遽目的地を変更し、北千里浜へと下ることにした。



氷張る北千里浜を歩く。


青空に映える硫黄山の噴煙を見上げる。


自分の足跡の残る北千里浜。
三俣山を振り返る。


久住分かれが近づくと、登路脇に雨氷が残っていた。


久住分かれより三俣山を望む。
この青空は堪えられない。


御池には予想通り氷が張っていた。


わずかに氷の張った御池を見下ろす。


わずかに残る雪を踏みながら中岳に向かう。


中岳山頂より久住山と阿蘇五岳を望む。
久住山の右には遥か遠く雲仙普賢岳が見える。


雲仙普賢岳を望遠でとらえた。
ここまで透明度が高いのは久しぶりだ。


大船山と平治岳を望む。
今日は由布岳もくっきりと見える。


中岳を下り、天狗が城へ向かう。



天狗が城山頂より御池を見下ろす。
右には空池、そして久住山。


久住山に向かうか、それともこのまま星生山を経由して下山するか悩んだが、今日のこの透明度はすばらしい。
こんな日に久住山からの展望を見のがす手はない。



久住山頂に到着。


阿蘇五岳と、遥か右奥に雲仙普賢岳を望む。
阿蘇五岳(500KB)


雲に浮かぶ祖母傾山系。


今日はこの絶景を見ながら昼食である。
鶏肉に白菜・長ネギを入れたきつねうどん。
ちなみに2玉。ただしコッヘルが小さくて1度には入れられず、
まるで替え玉風になってしまった。
デザートは柿。


ゆっくりうどんと柿を食べ、コーヒーを飲んだ。そろそろ下山するとしよう。


久住分かれから星生崎へ上がり、星生山へ向かう。



星生の窓越しに阿蘇を覗く。


星生山頂より三俣山・平治岳・大船山を望む。
今日は雲一つない青空が広がるすばらしい天気だった。
満足して下ることにする。


星生新道を大曲へと下る。
疲れた足にはこの長い下りはこたえる。
特に最後の急坂は膝が笑ってしまった。


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