三俣山

2011年11月15日

 土日が研究会でつぶれた。2日間ともいい天気だったがしかたがない。
そこで今日は、以前日曜日に出勤した時の代休を取っての山行である。
幸い高気圧が勢力を広げ晴れの予報。この秋初めて本格的な冬型となり北海道では雪だという。
霧氷が期待できれば大船山に向かうのだが、そこまでは冷え込まないようで、お手軽な大曲からの三俣山とした。

 すばらしい晴天の広がる中、ひさしぶりの大曲から入山。
気温は2℃だが風がほとんどないため寒さはそれほど感じない。順調に歩いていく。
すがもり越に到着し小休憩ののち西峰にとりつく。
西峰に到着する頃、星生山方面にガスがかかり始めたがそれほど広がる様子はない。
続いて本峰へ。急ぐこともないので実にのんびり登る。
さらに本峰から南峰へ。すぐにいつものテラスへと向かう。 

 まだ9時前だが、することもないので食事の準備にかかる。
そのうちガスが広がり始めた。上空をガスが通り抜けていく。
まあ、ガスかかる山もいいものだ。

周囲の山々を眺めながら食事を味わう。
その後コーヒーを飲んで下山。10時を過ぎるとようやくガスも晴れたようだ。

6:35大曲→7:30すがもり越→8:05西峰→8:25本峰→8:40〜10:15南峰(昼食)→10:30〜10:40W峰→11:10すがもり越→12:05大曲





大曲から入山。今日の冷え込みで登路にはこの秋初めて見る霜柱。


迫力ある三俣山を眺めながら硫黄山道路を歩いていく。


振り返ると泉水山に三俣山の影が伸びていた。


朝日差すすがもり越に到着。
今日は平日のしかもまだ7時半、当然だれもいない。


北千里浜の向こうに大船山を望む。


小休憩ののち、西峰にとりつく。


西峰の東端より久住山方面を望む。
この晴天でまさかと思ったが、ガスがかかり始めてしまった。


西峰に到着。


ガスの上に浮かぶ星生山。


こちらはすっきりと青空の広がる本峰方面。


本峰に到着。


冬枯れの広がる北峰を見下ろす。


南峰に到着。ここまで誰にも会わなかった。
というより、見渡しても人影が見えない。
ここまで人がいないとさすがにちょっとさみしい気分になる。


まあいいか。いつもの坊がつるを見下ろすテラスに向かおう。


テラスにて。まずは大船山と平治岳、そして坊がつるを撮影。


続いて久住山方面。


草の上に腰を下ろし、しばらく風景を眺める。
自分だけの時間がゆっくりと過ぎていく。


まだ9時前。昼食というには早すぎるが、さりとてほかにすることもない。
のんびりと昼食づくりにとりかかる。


今日の味付けのポイントはこれ。
実は前夜、冷蔵庫を探してもなかったので、
今朝3時過ぎにMAX VALUEに立ち寄って購入したもの。


豆板醤で辛みをつけた、もやしニラ味噌ラーメン。豚肉も入っている。

ラーメンを作っているうちにガスがかかりはじめた。


食べていると初老の単独登山の男性が到着。少し話をする。
その方が、「三俣山に入山しないようにって看板があった」と言うのだ。
まさかそんなはずはない。きっと雨ヶ池ルートを使わないようにということだろう。
三俣山が入山禁止なんてことになったら誰でも怒るにちがいない。



ガスはとどまっているわけではなく、次々と通り過ぎていく。


頂上だけ覗かせた大船山。


ガスのかかる山々もいいものだ。
コーヒーを飲みながらガスの動きを楽しんだ。


気がつけば南峰到着後、すでに1時間半も経っている。
そろそろ下山することにしよう。



下山の途中、W峰に立ち寄り、久住山方面を撮影。
10時を過ぎてガスもほとんどなくなったようだ。



西峰の東端に到着し、振り返った。
左手前がW峰、その右が南峰。



すがもり越に到着し西峰を見上げる。


南峰で会った方が言っていたのはこの看板のことだろう。


愛の鐘越しに大船山を撮影し、下山。



何度も三俣山を振り仰ぎながら大曲へと下った。


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