平治岳・大船山

2012年5月27日

前回の山行から5日しか経っていないが、快晴の予報とあって山行を決めた。
どこをめざすか決めかねていたが、起床して週間天気予報を見ると来週末はくもりとなっている。
そこで快晴の今日、平治岳に登ることに急遽決定。
5日前三俣山から見た限りではまだほとんど咲いていなかったが、もしかすると株によっては咲いているかもしれない。

吉部到着5時半。急ぐことなくいつものペースで登る。
はしご場と急登を越えて大窓で小休憩。その後も順調に高度を上げ、平治岳北峰に到着。
だが花は開花が始まったばかりの状況。南峰も同様で、見頃はまだまだ先である。
南峰の南斜面は色づいた株があちこちに見られた。

 続いて大船山へ向かう。北大船山付近はまだ開花さえしていない状況である。
大船山頂でいつものように食事を取り、坊がつるへと下る。
坊がつるにはハルリンドウが咲き乱れていた。

5:40吉部→6:40平治岳北登山道入口→7:05〜7:15大窓→7:25平治の尾→8:00〜8:45平治岳北峰→9:05〜9:15大戸越
→10:15段原→10:40〜12:05大船山(昼食)→12:20段原→13:20〜13:45坊がつる→14:15暮雨の滝ルート分岐→15:05吉部




前日(26日)はいつもの休日出勤の後、職場に残り29日が期限の文書を3つ作成。
山行できるかどうかはこの文書が仕上がることにかかっている。この状況では頑張らざるを得ない。
日頃の勤務よりも集中し(笑)、夕方には原案完成。よし、山行準備だ。食材を購入して帰宅した。


5時半に吉部到着。初めて300円の駐車場に車を停めた。
だが500円硬貨しかなく料金300円が払えない。下山時に払うことにして入山した。



朝日を浴び明るくなった大船林道を歩く。
広くなったこの場所から左側に「4号集材路」が分岐しておりそちらに向かう。



緑に包まれた4号集材路を歩いていく。
この突き当たり、右に曲がる手前が平治岳北登山道の入口だ。


本格的な登りが始まる。急ぐことなくマイペースで登る。



はしご場とその直後の急登を慎重に通過。



急登を登ったところからほんの少し寄り道して大窓で小休憩。
雲一つない快晴の空の下に遠く由布岳が見える。



今日の行動食は塩けんぴ。
原材料を見ると「サツマイモ・食用油・食塩」といたってシンプル。
景色を眺めながらポリポリと食べる。



足下にはミヤマキリシマが咲いていた。



ほどなく平治の尾に到着。
咲き始めたミヤマキリシマ越しに平治岳を望む。



徐々に急な登りとなる。
ぬかるんでいれば難儀するが今日は大丈夫だった。



平治岳北峰に到着。



山頂のミヤマキリシマはまだわずかに咲き始めたばかり。



そのわずかなミヤマキリシマ越しに九重連山を撮影。
よかった、やはり咲いている株があった。


この開花状況では長居しても仕方がない。すぐに南峰へ向かう。



黒岳を背景に撮影。



南峰に到着したものの、山頂付近には咲いている株がほとんどない。
それでも右端の男性がいる岩まで行ってみることにした。



ほんのわずか咲き始めた花と九重連山。



岩に腰を下ろし塩けんぴを食べる。
ふと足下を見ると、マイヅルソウが咲いていた。


さて、そろそろ大戸越に下ろうか。



ミヤマキリシマが見頃になれば最高の写真になるはずの1枚。



大戸越を見下ろす。
南峰の南斜面が見頃になるにはまだ時間がかかりそうである。



大戸越に下り、きれいに咲いたミヤマキリシマ越しに三俣山を望む。


小休憩の後、大船山へと登っていく。
今日の山行は長丁場。焦ってはいけない。



スミレは同定が難しい。これはフモトスミレだろうか?



イワカガミ



ミツバツチグリ



尾根に上がり大船山頂が見えた。だが周囲のミヤマキリシマはまだつぼみ。
ようやく咲き始めた株を見つけて撮影。



北大船山を通過。



北大船山周辺はまだほころび始めたばかり。



段原に到着し、緑濃い大船山頂を望む。



一頑張りで山頂に到着。
早速周囲の景色を撮影する。



まずはこの1枚。
深緑と青空のコラボがすばらしい。



続いて段原方面。
右奥に由布岳が見える。



段原から坊がつるまでの斜面を切り取ってみた。



ふと足下を見るとイワカガミが咲いていた。



御池周辺の緑色もなんともいえない。



撮影を終え、昼食作りにとりかかる。
まずは食材から。
右上から、もやし・ちくわ・キャベツ・ニンジン・ピーマン・しめじ・豚肉。



塩味をひかえた野菜炒めを作る。



具たっぷりのチャンポンにデザートはデコポン。



チャンポンとデコポンを食べ、風景を眺めながらコーヒーを飲む。
いつものようにのんびりと過ごした。

さて、下山するか。



深緑の中を登山者が登ってくる。


段原を経て、淡々と坊がつるに下る。ずいぶん疲れてきた。



1時間で坊がつるに下ると、咲き乱れるハルリンドウが迎えてくれた。




岩に咲くミヤマキリシマを見つけた。




大船山を振り返りながら吉部へと下った。


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