久住山

2012年7月15日

この3連休はいつもの休日出勤のない3日間。晴れればぜひとも山行したい。
そこで週間天気予報とにらめっこの日々。
土日とも雨マークだったのが急に日曜だけ晴れの予報となった。

牧の戸駐車場に到着すると車はわずか3台。装備を調えて入山する。
 上空は曇り空、おまけにガスがかかっているが、花を撮影しながらのんびりと歩いていく。
ガスで展望がきかない北千里浜を歩き、御池をめざす。
 満々と水を湛えた御池を周回し池の小屋へ。誰もいない小屋の中で昼食を食べる。
食べ終わっても周囲のガスは晴れず、下山。

ところが久住分かれまで下ってきたとき、見上げる久住山上空に青空が広がり、予定変更。
久住山頂でしばらく待つうち、ようやく一瞬だけガスが晴れた。

 下山は久住山頂にいた親子と抜きつ抜かれつ。
「げんちゃん」と呼ばれていた男の子はその名の通り元気だった。

6:40牧の戸→7:05沓掛展望台→8:10扇ケ鼻分岐→8:45久住分かれ→9:00御池→9:10〜10:15池の小屋(昼食)
→10:20御池→10:40久住分かれ→11:05〜11:15久住山→11:35久住分かれ→12:15扇ケ鼻分岐→12:55沓掛展望台→13:15牧の戸




いきなり登山とは関係ない話で恐縮だが、私の娘(長女21才)がBlogを作っている。
と言っても個人のではなく、勤めているケーキ屋のBlogである。
シュクルな日々
勤務日はほぼ毎日更新しているので私もなるべくチェックしているのだが
最近(7月14日)の「クラウンのケーキ」なる記事はちょっと複雑な気分であった・・・。

それはともかく、大分市にお住まいの方はぜひ一度。
中でも「塩サブレ」はオススメである。


さて、この数日、九州北部地方を梅雨末期の豪雨が襲っており、道路も寸断されているようだ。
「竹田方面は迂回」という看板を見たもののうっかりそのまま車を走らせてしまった。
緒方を過ぎたところでとうとう通行止めの標識に行く手をはばまれ、しかたなく57号線へと迂回した。

牧の戸駐車場に到着した6時半、車はわずか3台のみ。


装備を調えて入山。久しぶりのコンクリート道を登っていく。
ほんとに久しぶりの牧の戸、いったいいつ以来かと山行記録を見て驚いた。
なんと牧の戸から入山した直近の山行は3月25日。実に3ヶ月以上が経っている。



久しぶりのコンクリート道。
大雨の名残か、落ち葉があちこちに散っていた。



ウツボグサ


イブキトラノオ


頭カクシテ羽カクサズ



沓掛展望台に上がり、久住山方面を眺めると完全にガスの中。
まあ、梅雨なんだからこんなものだろう。


ガスの中、周囲の展望はない。登路脇に咲く花々を撮影しながらのんびりと歩いていく。



ヤマアジサイ


ノリウツギが咲き始めていた。


シライトソウ


ヤマブキショウマ



いつもの岩場で小休憩。
今日の行動食はどんど揚げ。



扇ケ鼻分岐を通過。
星生山どころか、これから向かう登路さえ見えない。



西千里浜を歩く。
ここを歩くときはこんなガスの日が多いように思えるのは気のせいだろうか。



久住分かれを通過。とりあえず御池へ向かう。



御池は満々と水を湛えていた。


御池を周回し池の小屋へ向かう。



誰もいない池の小屋に転がり込んだ。


まだ9時過ぎだが、することがないので昼食準備にとりかかる。



まずは食材右手前はネギ。



今日は新メニュー。
さんまの蒲焼き(缶詰)丼である。

超簡単だがなかなかいける。
作り方はコチラ。 晴れときどき九重連山


デザートを食べ、コーヒーを飲んだが、ガスはなかなか晴れない。
しかたない、今日はあきらめて下山することにしよう。



池の小屋を出て歩き始めたとき、前方の御池が一瞬姿を現した。



御池を周回し空池の横を通過。のぞき込むと底にわずかながら水がたまっていた。



久住分かれまで下ってくると、三俣山方面の視界がわずかに開けた。


久住山を振り返るとその上空には青空が広がっている!
これでは登らないわけにいかない。予定変更である。


今下ってきた道を、久住山めざして登り返す。
だが、登り始めるとまたすぐに周囲はガスに包まれてしまった。
山頂に着いてもはたして展望があるかどうか・・・。
登る意欲が急速にしぼなえていくが、なんとか自分を励ましながら登る。



山頂に到着。
ちょうど男性4人のグループが記念撮影をするところ。
シャッターを押してあげた。


他には2人連れの親子がいるだけ。静かな山頂である。
その親子のそばでガスが晴れるのを待つ。
するとわずかにガスが切れて眼下の風景が見えた。



一瞬だが風景が見えたことに満足したのか、親子は下っていった。
男の子は小学校4年生くらいだろうか。
げんちゃんと呼ばれていたが、その通り元気な子であった。

私はもうしばらく待つことにした。



ようやくわずかにガスが晴れて周囲が見えた。
今日はこれでよしとしよう。

先ほど下っていった親子の後を追うように下る。



下っていくうちにまた視界が開け、星生崎が見えた。



星生崎を登る途中、ガスかかる久住山を振り返った。


先ほどの親子と抜きつ抜かれつしながら下っていく。



扇ケ鼻分岐にて星生山を振り返る。
そういえば星生山には今年はまだ1度しか登っていない。
大曲からのルートを使えなくなったことが大きい。
好きな山なので近いうちに登ってみよう。


その星生山の西壁。



沓掛の岩場から、歩いてきたルートを振り返る。



コンクリート道の脇に咲くウツボグサを眺めつつ牧の戸へと下った。


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