天狗が城・中岳

2012年10月27日

先週の土日は2日間ともすばらしい天気で絶好の登山日より。
さらには九重連山の紅葉真っ盛りというのに、大分市の体育館でじっと過ごした。
業務を終え佐伯市に戻った後も先輩と一緒に職場で仕事。疲れの残る2日間だった。

今週末はその代わりにいつもの休日出勤はなし。
紅葉はすでにピークを越えているが、まだいくらかは残っているかもしれない。

前線が近づいてきており、天気予報は「くもり夕方から雨」。
そこでお手軽な牧の戸から御池方面に向かうことにした。

上空には薄雲が広がるものの青空も見えるまずまずの天気。
沓掛の岩場を越え、周囲の紅葉を見ながら歩いていく。
ところが西千里浜にさしかかると周囲はガスに覆われてしまった。晴れることを祈りつつ歩く。
久住分かれでは三俣山がなんとか見えたものの、天狗が城山頂に着いたときには展望はなかった。
次に中岳へ。こちらも展望はなく、しかたなく昼食作り。
食べ終わりコーヒーを飲んでいる頃にようやく周囲を見通すことができた。

御池を経て下る。グループと次々にすれ違う。どうやら家族連れが多いようだ。
沓掛展望台から下る途中、予報よりもずいぶん早く雨が降り始め、急ぎ足で牧の戸へと下った。

6:05牧の戸→6:25沓掛展望台→7:25扇ケ鼻分岐→8:00久住分かれ→8:30天狗が城→
8:50〜9:50中岳(昼食)→10:00御池→10:20久住分かれ→10:40扇ケ鼻分岐→11:30沓掛展望台→11:40牧の戸




先週の土日は山行できず、残念な思いをした。
翌月曜日の新聞の第1面には大船山の紅葉の写真が載っており、なおさら悔しかった。
だが仕事なので仕方がない。今回は2日分の振休をもらえるので、いずれその2日を有効に使うことにしよう。

この週末は天気が今ひとつ。数日前は山行できそうにないとあきらめていた。
前日の金曜日の夕刻、職場で天気予報をチェックすると雨は夕方からとなっている。
天気図を見ると前線が近づいてきており、もっと早く雨になる可能性もあると判断。
昼頃までに下山できるルートを選ぶことにした。
ということでお手軽な牧の戸からに決定。


まだ暗い5時半に牧の戸駐車場に到着。車中で待機し、明るくなった6時過ぎに入山した。



第1展望台より三俣山を望む。
上空には青空が広がっている。雲はあるが、まずまずの天気だ。



沓掛の岩場より尾根道を見おろす。
紅葉はまだ色づきが残っていた。



周囲の紅葉を眺めながら歩いていく。



上空に秋の雲が広がってきた。



いつもの岩で小休憩。
このチョコカルシュー、さっくりとした食感が実においしかった。



やがて星生山の西壁が見えて驚いた。まだ十分にきれいな紅葉が残っている。
これで日差しがあればもっと色鮮やかになるのだが。
しかし天気はどうにもならない。



この星生山西壁の紅葉のピークを私はまだ見ていない。
いつの日か見る日がくるのだろうか。
もしかすると、その日は退職後だったりするかもしれない。
それはまだ10年も先。果たしてどうなることやら・・・。



扇ケ鼻分岐を通過。
登路脇に新しいロープが張られていた。



ドウダンツツジの紅葉に目を奪われた。
この鮮やかさはどうだろう。



ところが西千里浜を歩くうち、周囲はガスで覆われてしまった。
ま、今日はくもりの予報でしかも下り坂、これは予想の範囲内である。



久住山にもガスがかかる。



久住分かれにて。三俣山はなんとか見えていた。



やがて天狗が城に到着したときには周囲の展望はなかった。
頭上には青空が広がっているのだが。


しばらく山頂で待機したものの、すぐに晴れる気配はない。
そこで中岳へ向かう。



ガスの流れる中岳山頂を見上げる。
この分だと中岳でも展望は望めそうにない。



中岳に到着したが、やはり展望はなし。


まだ9時前だが、食事(昼食?)づくりにとりかかることにした。



今日の食材。



具だくさんのワンタンメンが完成。
残念ながら周囲の展望がない。


食べていると、時折わずかにガスの晴れる気配がある。
そのたびにカメラを構えるのだが、なかなか晴れてくれない。



それでもここまで晴れた。


ラーメンを食べ終え柿も食べた。コーヒーを飲みながら周囲を眺める。



ようやく晴れて御池と久住山、天狗が城を撮影。


今日はこれが精一杯だろう。下山することにした。



御池を見おろすポイントにて。



御池のほとりの岩の上より。


池のほとりを半周したときである。
若い男性に「中岳へはどう行けばいいですか」と尋ねられた。
その中岳はちょうどガスで見えない。
そこで「御池を回ってから天狗が城との鞍部まで行けばすぐですよ」と教え、
「この方向に(中岳が)あります」と指さしたそのとき、



ご覧のようにガスが晴れ、中岳が見えた。


男性と別れ、さらに下る。



久住分かれを通過。
多くの人々が久住山をめざしていた。



西千里浜を下っていく。
多くの人とすれ違う。なるべくあいさつをしないで済むよう、端っこを歩くことにした。
「あいさつを避けるとは何事だ!」と言わないでほしい。
なにしろ次から次へと登ってくるのだから。


すれ違いながら観察すると、どうも家族連れが多いようだ。それも小さな子どもが多い。
明日の朝は雨という予報だから、雨の降らないうちに紅葉の久住山を登ろうということなのだろう。



沓掛山直前、鮮やかな紅葉に出会った。



沓掛の岩場よりルートを振り返った。


沓掛展望台からコンクリート道を下っていくうち、予報よりも早く雨が降ってきた。
急いで牧の戸へと下ったが、すれ違った家族連れは雨具を持っていただろうか。


なお、来週末は日曜日に職場の行事があるため、翌日の月曜日に山行の予定である。


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