三俣山

2012年11月12日

土日は所用で山行できなかったが、今日(月曜日)は以前の休日出勤の振休。
天気予報を見ると、低気圧が通り過ぎた後で晴天となる予報。
そこで久しぶりの三俣山へ登ることにした。

大曲に到着してみると山はすっぽりと厚いガスに覆われている。
しばらく時間調整し、いつもより遅い7時に入山した。
昨日の雨で滑りやすい登路を慎重に登り硫黄山道路へ。
三俣山はガスで見えず、ゆっくりとすがもり越へ向かう。
風が強く、山にかかるガスが時折吹き飛ばされるように見えるが、すぐにまた見えなくなる。

すがもり越に到着しても三俣山はガスの中。強風も吹き、寒い。
どうしようかと思案しながら1時間以上待機していたが、意を決して取りつく。
西峰の山頂が近づくと霧氷が見えてきた。今年初めての霧氷を撮影して西峰山頂へ。
ここでも下山しようかと悩んだのだが、南峰まで行くことにした。
本峰を経由して南峰へ到着。何も見えないテラスで昼食を食べる。
そのうち徐々に薄日が差すようになり、コーヒーを飲み干してからようやく大船山が望めるようになった。
霧氷越しに大船山を撮影し、下ることにした。

W峰を経由してすがもり越へ。すっかり晴れ渡った山々を眺めつつ、いい気分で大曲へと下った。

7:00大曲→7:50〜9:00すがもり越→9:25三俣山西峰→9:50本峰→10:05〜11:30南峰(昼食)→11:45W峰→12:30すがもり越→13:15大曲




先日の7日・8日に、1泊2日で50才節目の人間ドックに行ってきた。
やはりこの年ともなるとあちこちが心配である。
毎晩欠かさずアルコールを飲み続けているが、肝機能は大丈夫か。
心肺機能はまだ登山に耐えられるか。
結果はすべて異常なしでほっとした。
山も酒もOKである(笑)。

この土日(10日・11日)は大分市で行われた集会にお世話係として参加。
雨の中駐車場係を済ませてから受付に立っていると、知人に声を掛けられた。
時々私のHPを見てくれているとのこと。ありがたい。
聞くと、大曲からすがもり越に行った折、靴底が取れてさんざんだったそうだ。


明けた月曜日は、以前の休日出勤の振休をあらかじめ取ってあった。
土日が山行できないので、もし晴れれば山行しようと思ってのこと。
幸い日曜日に低気圧が過ぎ、晴れの予報となった。
本格的な寒気はまだのようだが、そろそろ寒くなるはず。
霧氷が確実であれば大船山に登るつもりでいたが、そこまで寒くはないようだ。
そこで、1ヶ月半ぶりに三俣山に登ることにした。


6時過ぎに大曲に到着。見上げる三俣山はすっぽりとガスの中。これでは急ぐこともない。
明るくなり、少しばかりのボランティアをして、7時に入山。



硫黄山道路を歩く。
正面に見えるはずの三俣山はガスの中。


天気予報通り、強めの風が吹き抜ける。時折風でガスが吹き飛ばされるものの、すぐにまたガスに包まれる。
そんな風景を眺めながらすがもり越に到着した。



ガスの三俣山に登る気にならず、しばし休憩。


三俣山を見上げながら待機していると男性2人が上がってきた。
1人はふもとに山小屋を持っているという。うらやましい。
連れの方は茨城県土浦市からという消防士。
ガスの中、三俣山に取りついた2人を見送る。



ガスは時折薄くなるものの、すぐにまた見えなくなる。


さらに待機していると、北千里浜から2人の男性が到着。そのうちの1人はあきらめて下るという。
自分もあきらめて下ろうかと悩んでいた頃、先ほど見送った2人が下ってきた。
「山頂は」と聞くと「霧氷がついている」という。これは行かなければ!



ガスの中、三俣山に取りつくことにした。



西峰山頂が近づくと、確かに霧氷が着いていた。
この冬初めての霧氷。



ケルンを越えて西峰山頂へ向かう。



誰もいない山頂に到着。

当然周囲の展望はない。晴れそうな気配もない。
よほどここで下山しようかと思ったが、気を取り直して南峰まで行くことにした。



登路脇には霧氷が乱立している。
風も強く寒いが、極寒期ほどではない。



W峰下で霧氷を見上げる。



本峰に到着。
当然ここにも誰もいない。


ここまで来たからには南峰まで行かなければ。



南峰方面を眺めたがガスで全く見えない。
三俣山は目印となるものが乏しい。
不案内な人であれば確実に方向を見失ってしまうだろう。



やがて南峰山頂に到着。
そこには寒々とした風景が待っていた。


すぐにいつものテラスへ向かう。


テラスに到着したものの、当然のことながら大船山も久住山方面もガスで全く見えない。
そこで昼食を作ることにした。



湯が沸くのを待っていると、一瞬だけガスが切れて坊がつるを見下ろせた。



今日のメニューは豚キムチラーメンにコンビニおにぎり。



展望がないのが残念だ。


ところが食べているうちに薄日が差し、ガスが晴れる気配が漂ってきた。
コーヒーを飲みながらガスが晴れるのを待つ。



ようやく晴れて大船山が見えてきた。



霧氷越しに大船山を望む。



大船山頂付近も霧氷で白くなっている。



もう一度大船山と坊がつるを眺めて下ることにした。



すっかり晴れて青空が広がってきた。実にいい気分だ。



W峰へ向かう途中、霧氷で覆われた南峰を振り仰ぐ。



W峰山頂より南峰越しに大船山を望む。


朝は見えなかった周囲の景色を眺めつつ西峰下を下っていく。



西峰の肩まで下り、W峰・南峰を振り返る。
この青空では下るのがもったいない。
この風景を眺めながらしばらく休憩することにした。



すっきりと晴れた九重連山を見ながら下っていく。



すがもり越に下り、青空の広がる三俣山を見上げる。


しばらく見上げていたが、そろそろ下山することにしよう。



硫黄山道路を下りながら何度も三俣山を振り返り、大曲へと下った。


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