三俣山

2012年12月16日

前日の土曜日は12月とは思えない暖かい雨が降った。山でも雨だったと思われ、雪もほとんど溶けたはず。
明けて日曜日の天気予報は晴れ。そこで久しぶりに三俣山に登ることにした。

6時過ぎに大曲到着。薄明るくなった6時半過ぎに入山した。
気温は0℃だが風がなくずいぶん暖かく感じる。登路には雪どころか霜さえない。
昨日の雨でぬかるんだ足下に気を付けながら登っていく。
硫黄山道路に合流し、見えてきた三俣山は予想通り黒々としている。
やがて誰もいないすがもり越に到着し、朝日差す三俣山を見上げ、とりつく。
西峰に上がると周囲には雲海が広がっていた。
本峰を経由して南峰へ。すぐにいつものテラスに向かい、まだ早いが昼食とする。
周囲の山々を眺めつつのんびりと食事をし、コーヒーを飲み干して下山。
天気がよく暖かいため徐々に上着を脱いでいきながらすがもり越に到着。
下山後には両親とともに投票所に向かう予定のため早めに下山した。

6:40大曲→7:40すがもり越→8:10三俣山西峰→8:40本峰→8:55〜10:10南峰(昼食)→10:25W峰→11:00すがもり越→11:50大曲




前日の土曜日は雨で山行は無理。いつもの休日出勤もなく、午前中はのんびりと自宅で過ごした。
午後、たまった仕事をしておこうと職場に向かうと、いつもの先輩が一人でデスクに向かっていた。
午前中から休日出勤していた先輩が帰った後、仕事をこなす。
もちろん、日曜日に気持ちよく山行するためである。

明けて日曜日の天気予報は晴れ。それも朝から晴れそうである。
土曜日が雨だったため、もしかすると雲海が見られるかもしれない。
雪があれば文句なく大船山に向かうのだが、前日の雨で多分雪はほとんど消えているはず。
さらに気温も高いようで、霧氷もない可能性が高い。
そういうわけで、久しぶりに三俣山に登ることにした。


6時過ぎに大曲に到着。すでに3台が先着していた。
薄明るくなった6時半過ぎに入山。

駐車場から三俣山を見上げるとくっきり見える。
雨の名残でガスがまとわりついているのではと心配していたので、
これはうれしい誤算である。


雨でぬかるんだ登路を慎重に登っていく。
風はなく暖かい。登るにつれて汗ばんできた。
硫黄山道路との合流地点で厚手のウインドブレーカーを脱いだ。



やがて正面にどっしりとした三俣山が見えてきた。
予想通り雪は溶けてしまっている。



日陰の雪がわずかに融け残っていた。



すがもり越に到着し、朝日を浴びた三俣山を見上げる。
雲一つない青空。最高だ。
「これで雪がもっとあれば」などとは言うまい。それはわがままというものだ。



ベンチの奥には雪が融け残っていた。


一休憩し、西峰に取りつく。



西峰に到着。



北側には予想通り雲海が広がっていた。



東側にも雲海が広がっている。
太陽が邪魔(?)だが、無理矢理撮影してみた。



続いて本峰へ向かう。


W峰と本峰との鞍部に到着したとき、W峰から男性が下ってきた。
見ると、「ようこそ九重連山へ」のN氏である。
6時に大曲から入山し、山頂で夜明けを迎えたそうだ。

「日本の明るい夜明けのために投票に行く」といいつつ下山していった。



本峰に到着。



本峰より北峰を見下ろす。
遠く由布岳が雲海から顔を覗かせている。



さらに南峰へ。



南峰へ向かう登路にはまだ雪が残っていた。



南峰に到着。
すぐにいつものテラスに向かう。



テラスにて、まずは大船山を撮影する。
大船山にも、もちろん坊がつるにも雪はない。



久住山方面を撮影。



鉾立峠の向こうには、祖母傾山系が雲海に浮かんでいた。


まだ9時だが食事とする。



今日の食材は手抜き。
スーパーで買ったおでんとアルファ米の山菜おこわ。

なお、この山菜おこわは毎回非常食としてザックの底に入れてあるもの。
気がつけば賞味期限をとうに過ぎていた。いわば在庫処分である。




風景を眺めながらの昼食はおいしい。たとえそれが手抜きであっても。
満足のうちに食べ終え、コーヒーを飲む。目の前には青空の下に広がる山々。最高の気分である。


コーヒーを味わっているとき、2人組がテラスに到着。
「お久しぶりです」と言われてよく見ると、「くじゅう連山のひよっこ」のNさん親子であった。

しばらく談笑し楽しい時間を過ごした。

驚いたのは、今年4月15日の山行記録はUPしていないのだが、UPしなかった理由を見事看破していたこと。
そういえばこのNさん親子、私が車を買い換えたときもなぜか気づいていた。


ここで休憩する2人と別れ、下山する。


南峰を下り、W峰へ登り返す。



W峰に到着し南峰を振り返る。



W峰より九重連山を一望する。
真ん中には阿蘇根子岳が見える。
星生山の右、遥か遠くに雲仙普賢岳も見えている。



雲仙はあまりに遠いので、拡大してみた。
普賢岳を見るのは久しぶりだ。それだけ今日の空気の透明度はすばらしい。


W峰からすがもり越へと下っていく。



西峰の肩まで下り、大船山を望む。



わずかに雪の残る北千里浜と久住山方面を撮影。
この風景が雪で真っ白になったときにまた登りたい。



すがもり越では数名が休憩中だった。



すっきりとした青空に映える大船山を撮影し、大曲へと下った。


山行記録にもどる

inserted by FC2 system