彦岳

２０１３年１月１日

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

毎年恒例の初日の出山行である。
ただし九重連山ではなく、地元の低山、彦岳へ。

６時半に山頂に到着。東の空は雲の上がわずかに染まり始めていた。
やがて７時過ぎに雲の上から初日の出が登ってきた。穏やかな日の出である。
例年のようにたき火を囲む人々を横目に下山した。

6:05林道（７合目登山口）→6:30〜7:30彦岳山頂→7:40林道（７合目登山口）

毎年恒例の初日の出山行。前日は深酒を控え、年越しそばを食べて就寝した。

５時前に起床して自宅を出発。見上げる空には星が見える。
５時４０頃に林道の駐車スペースに先頭で到着した。
だが東の空には一面に雲がかかっており、これでは初日の出は難しいと思われる。
よっぽどやめて帰ろうかと思ったのだが、とりあえず６時まで待つことにした。
６時頃、上空の雲は先ほどと比べて東へと動き、青空が真上まで広がっている。
これならなんとかなるかもと登り始めた。

およそ３０分で山頂に到着し、まずは祠にお参り。今年１年の安全を祈願した。

東の空は雲の上がわずかに染まり始めていた。
左下の明るい所は初日の出の撮影スポットとして有名な佐伯市上浦の「二見浦」である。

三脚にカメラをセットし日の出を待つ。

佐伯市方面の夜景を撮影してみた。

そのうちたき火が始まった。毎年の光景だ。

日の出が近い。
太陽の上がってくるところに火柱が立った。

７時１９分、雲の上から初日の出が上がってきた。

２０１３年の穏やかな日の出を拝み、帽子と手袋をはずし、合掌した。

しばらくすると、すぐそばから「ハッピーバースデー」の歌が聞こえてきた。
こんなときになぜ、と振り向くと、歌っていた女性が「彼女、元日が誕生日なんです」と言う。
見るとろうそくがたくさん立ったケーキを持ってきていた。こんな誕生日のお祝いはうれしいだろう。

たき火を囲む人々を横目に、家族の待つ自宅へと急ぎ足で下山した。
下山しながら、ふと、「元日の朝晴れて風無し」という句の切れ端が頭に浮かんできた。
だが前半が出てこない。誰の句かもわからないまま帰宅した。

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