坊がつる

2013年3月9日

今回は長者原から坊がつるまでの超お手軽山行。
7時前に長者原から入山し、早春の樹林帯を歩く。
2週間ぶりの山はやはり気持ちがいい。
雨ヶ池を越え、坊がつるへとゆるやかに下っていく。
坊がつるに着き、ねらいのマンサクを撮影。
昼食を食べ、のんびりとコーヒーを飲む。
雨ヶ池経由で下山。
下山後は某所にて花散策。九重連山の周辺はもはや春である。

6:55長者原→8:10雨ヶ池→9:00〜10:30坊がつる(昼食)→11:10雨ヶ池→12:15長者原→花散策




先週の火曜日の朝、急に腰に痛みを感じた。いわゆるぎっくり腰である。
どうにも我慢できず、初めて整体へ行って治療してもらった。
もう若くはなく、すぐに良くなるものではない。日常の生活さえ不自由する始末。
特に長時間の車の運転がよくない。下車時の激痛に苦悶する日々が続いた。
これでは登山できるはずがない。やむなく週末の山行は見送った。
週明けも痛みは続いたが、少しずつ回復に向かい、この週末はなんとか山行できそうな状態にまで回復した。

回復を待っている間にメールが届いた。
2月3日の三俣山山行でお会いしたYさんからである。
佐渡窪のマンサクが咲き始めているとの情報。
おまけにマンサクの写真まで貼付してくれている。
これではマンサクを見に行かざるを得ない。

とは言ってもまだ無理の利かない身。
そこで長者原から坊がつるまでの超お手軽山歩きとなった次第。
いわば「リハビリ山行」である。


長者原に到着しザックを背負う。試しに車の周囲を歩いてみると何ともない。よし、山行決定。



今日は超のつくお手軽山行。そこでいつもより遅い7時前に長者原を出発。
よく晴れているが、黄砂でわずかに霞んでいるようだ。



心配していた腰には痛みもなく妙な違和感もない。
順調に歩いていく。



雨ヶ池が近づき、朝日を浴びた三俣山を振り返る。



雨ヶ池で小休憩。



ゆるやかに坊がつるへと下っていく。



坊がつるが見えてきた。



雲一つない青空をバックに三俣山を撮影。



野営場に向かう途中、マンサクが咲いているのを見つけた。
平治岳とのコラボ。



野営場に到着したが、まだ早朝のためだろう、テントは一つもなかった。


さあ、マンサクの撮影だ。見回すとマンサクの咲き具合は木によって違うようだ。



満開のマンサク



九重連山に春が訪れたのを感じる。



マクロレンズで撮影。
腰に不安を抱えながら、重いレンズを持ってきた甲斐があった。


大船山をバックに撮影したかったのだが、まだ早朝のため逆光ぎみ。
そこであとで撮影することにして、昼食作りにとりかかる。



まずは野菜炒めを作る。
豚肉・長ネギ・もやし・エノキ。
豆板醤を入れたのがポイント。



味噌ラーメンを作り、その上にピリ辛の野菜炒めをのせて完成。
なお、味噌ラーメンはザックの底に非常用として入れておいたもの。
在庫処分である。



デザートのポンカンを食べ(うっかり写真を撮り忘れた)、コーヒーを飲む。


坊がつるに到着してすでに1時間以上経った。



大船山をバックにマンサクを撮影。
今日はこの写真を撮りたくてやってきたので満足だ。



野営場の周囲のあちこちに咲くマンサクを撮影し、下ることにした。



雨ヶ池に向かう途中、坊がつるを振り返る。
大船山は黄砂で霞んでいた。



雨ヶ池で木道越しに三俣山を見上げる。



なぜだろう、何の変哲もないこんな風景に心惹かれた。



ヤドリキを見上げる。



長者原に無事到着し三俣山を振り返った。


下山後は某所に向かい花散策。



ユキワリイチゲ



ナナホシテントウもひなたぼっこ。



アマナ



咲き乱れるフクジュソウ




アズマイチゲ



可憐なアズマイチゲを撮影でき、満足して帰宅の途に着いた。


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