三俣山

2013年9月16日

雨や休日出勤で山行できない週末が続き、今日はほぼ1ヶ月ぶりの山行。
1ヶ月も山行できなかったのは久しぶり。今年は順調にほぼ毎週登っていたのに・・・。
今頃、九重連山には秋の花が咲いているはず。そこで、長者原から三俣山をめざすことにした。

この3連休も土曜日はいつもの休日出勤。日曜日は台風で山行できる状況ではなかった。
今日も台風の風が強く吹いているが、天気予報は晴れである。期待を込めて自宅を出発した。
5時半に長者原を出発。上空には一面に雲が広がり三俣山もガスの中だが、予報を信じゆっくりと歩いていく。
すがもり越に到着し、ガスの三俣山を眺めながらコーヒーをいれて飲む。
一旦はあきらめて北千里浜へと下ったのだが、どうやらガスは晴れるようだと登り返す。
再びのすがもり越から、ガスの晴れた三俣山に取りつく。

強い風が吹き抜ける中、西峰を経由して本峰へ。さらに南峰へと向かう。
南峰のいつものテラスに着き、昼食。すっきりと晴れた大船山を眺めながらコーヒーを飲んで坊がつるへと下る。
今日もまたようやくの思いで坊がつるに到着し、ベンチで小休憩。

雨ヶ池でねらいの花を撮影し、長者原へと下った。

5:30長者原→7:00〜7:55すがもり越→8:20三俣山西峰→8:45本峰→9:00〜10:25南峰(昼食)→11:25坊がつる→12:10雨ヶ池→13:20長者原→タデ原で花散策




前回の山行後、週末になると雨が降ったり休日出勤だったりして山行できなかった。
気がつけばほぼ1ヶ月ぶりの山行である。

9月の半ばともなれば九重連山のあちこちに秋の花が咲いているはず。
そこで、体力的に多少不安はあるが、長者原から三俣山をめざすことにした。

ねらいは三俣山南峰、雨ヶ池、タデ原の3つ。
なお、今日は職場でいつも一緒に休日出勤をしている先輩とその奥さんが
牧の戸から中岳をめざすとのことである。


今日は昨日通過した台風18号の余波でまだ強い風が吹いている。
しかも長者原を出発した5時半、見上げる上空は一面の厚い雲で覆われていた。
三俣山もすっぽりとガスの中である。



硫黄山道路を歩く。
正面に見える三俣山は完全にガスの中。
これでは急ぐ必要はない。のんびりと歩く。



黄色いペンキのマークをたどりながら、足下だけを見つめてすがもり越をめざす。



だれもいないすがもり越に到着した。


しばらくガスの晴れるのを期待して待つことにした。
強い北風が吹き抜けて寒さを感じるためウインドブレーカーを着込む。
することもないのでコーヒーを入れて飲むことにした。


10人ほどの若者のグループが到着しにぎやかになったのも束の間、彼らは法華院へと下っていった。
ガスが晴れたら、そのときにどの山に登るか考えるのだそうだ。
私も後を追うように北千里浜に下った。



ところが、北千里浜まで下ったとき、正面にある中岳の上空にわずかながら青空が覗いた。
これは意外と早く晴れるかもしれない。
そこですがもり越に登り返し、予定通り三俣山に登ることにした。


すがもり越へと登り返しながら何度も振り返る。
中岳方面のガスが急激に晴れていく。





「もしかすると意外と早く晴れるかも」と感じてから、わずか7分間のできごとであった。



すがもり越に戻って三俣山西峰を見上げる。
上空には青空が広がっている。


周囲の景色を眺めながら登っていく。実にいい気分だ。



まだガスの残る久住山・中岳方面を望む。
先輩ご夫妻は今どのあたりだろうか。



西峰に到着。
周囲の草むらにはあちこちにリンドウの花があるのだが、この花は日差しがないと開いてくれない。



続いて本峰に向かう。



本峰に到着。



北峰と大鍋を見下ろす。
今年はぜひここが紅葉で染まるのを見てみたい。



今はススキが九重連山の主役だ。


さらに南峰へ向かう。



南峰に到着し、いつものテラスへ。


テラスに到着し、まずはアルファ米に熱湯を注ぐ。できあがるのを待つ間に花の撮影。



今日の1つめのねらいのリンドウ。



アキノキリンソウを前ボケに。



さて、昼食作りにとりかかろう。
まずは今日の食材。
メインはさんまの蒲焼きの缶詰。



少量のお湯に「ちょっとどんぶり」を入れ、タマネギを煮る。
次にさんまの蒲焼きを投入。



卵2個を溶き入れて完成。実に簡単だ。



さんまの蒲焼き丼と即席の豚汁。デザートは秋らしく梨。



食べ終えて今日2杯目のコーヒーを飲みつつ周囲の景色を眺める。



まずは正面に見える大船山と平治岳。



右に目を転じれば、久住山・中岳方面。
ここでも主役はススキだ。



風景を眺めた後は再びリンドウ。
リンドウは私の大好きな花なのでこれは仕方がない。



この写真で撮影終了。坊がつるに下ることにした。


南峰から坊がつるへのルートは数カ所緊張を強いられる場所がある。
今回も「慎重に、慎重に」と言い聞かせながらの下山となった。
そのうちの1カ所では危険を感じ、思案した末、ザックを先に放り落とし身軽になってようやくクリアできた。


ちょうど1時間で坊がつるまで下ってきた。



ススキ越しに大船山を見上げる。



ベンチで小休憩しながら三俣山を振り仰ぐ。
今日、来て良かったと感じたひととき。


さて、雨ヶ池へ向かおう。



次回は大船山に登りたいなあ。



雨ヶ池に到着し、ワレモコウを撮影。
背景は三俣山である。



今日の2つめのねらい、マツムシソウ。



木道越しに三俣山を見上げる。


後はゆるやかに長者原へと下るのみ。



タデ原が近づいた頃、まるで茹で上がったウインナーのようなツチアケビを見つけた。


タデ原に到着し3つめのねらいへと向かうはずだったのだが・・・。
木道の一部が改修のため工事中。なんてことだ・・・。



ようやく見つけたアケボノソウは木道から離れており、これが精一杯。
残念だが仕方がない。来年会えることを楽しみにすることにしよう。


帰宅する前、先輩宅に立ち寄り情報交換。
すると久住山方面はものすごい強風が吹き荒れており、
久住分かれまで行ったもののとても登山できる状況になく、
断念して扇ケ鼻に変更したそうである。


来週末は職場の大きな行事のため土日とも出勤。
23日(月)か24日(火)のどちらかに登る予定である。


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