三俣山

2013年10月26日

先週山行できなかったため、今日は2週間ぶりの山行である。
大船山の紅葉はピークを過ぎているだろうが、三俣山ならまだ間に合うかも。
そこで大曲から三俣山へ向かうことにした。


6時に大曲から見上げる三俣山にはガス。そこでのんびり7時に入山した。
すがもり越に到着しても三俣山は深いガスの中。
強い北風を避けつつ待機すること1時間。
ようやく晴れる気配を感じ、西峰にとりつく。
登るうちに周囲のガスが晴れてきたが、再びガスに覆われてしまった。
西峰をパスして直接本峰へ。ガスは晴れず、大鍋壁も見えない。
そこで南峰へ向かい、昼食。一旦晴れたものの再びガスが広がってきた。
それでも晴れることを期待して大鍋へ。
紅葉を見上げたが、晴れていないことが残念だ。
本峰へ登り返し、ガスの中、すがもり越へと下った。

7:05大曲→7:50〜9:00すがもり越→9:45三俣山本峰→10:00〜10:50南峰(昼食)
→11:05〜11:20大鍋→11:45本峰→12:25〜12:35すがもり越→13:10大曲




先週は大船山頂付近の紅葉がピークだと予想していたのだが、
天気が思わしくなかった上に仕事が山積しており、2日間とも職場でパソコンに向かった。
今週末は日曜日に休日出勤が決まっている。
山行するなら土曜日しかないのだが、台風が通過した直後で天気は今ひとつ。

それでもこの紅葉の季節に登らないという選択肢はない。

大船山と三俣山のどちらに向かうか悩んだが、三俣山の紅葉ならまだ間に合うかもしれない。
私は例年紅葉と言えば大船山で、まだ三俣山の紅葉を見たことがない。
そこで大曲から三俣山をめざすことにした。


6時に大曲に到着。すでに狭い駐車スペースは埋まっていた。
路肩に停め、三俣山を見上げると、厚いガスに覆われている。
これでは急ぐことはない。7時半に入山することにして車中でのんびり過ごす。
ところが7時前になると登山口に向かう人が急に増えてきた。
するとなぜかこちらもあわただしくなる。装備を調え、7時に入山した。



ガスの中、ゆっくりと硫黄山道路を歩いていく。
私を追い越していった人の姿がしばらくするとガスの中に消えた。



すがもり越には数名の方が待機中だった。



三俣山は深いガスの中。これではガスが晴れるのを待つしかない。
今日は台風が過ぎた直後であり、その吹き返しの北風が吹き抜け、寒い。
壁際に座り風を避けつつ待つ。



待つこと1時間。一瞬雲間から日が射した。
晴れそうな気配に早速とりつく。



登っていくうち、周囲のガスが晴れてきた。
このまま一気に晴れるのではと期待したが、再びガスに覆われてしまった。



ケルンの向こうは西峰山頂だが、このガスなのでパスして本峰をめざす。



W峰との鞍部から本峰へ。



本峰では10人ほどがガスが晴れるのを待っていた。



大鍋と北峰を見下ろしてみたが、このガスでは見えるはずもない。


これでは長居は無用と南峰へ向かう。



南峰に到着し、すぐにいつものテラスへ。



ガスが晴れるのを待ちながら昼食づくり。
まずは食材。白菜・白ネギ・卵・鶏肉。



具だくさんのうどんとみかん。(まるで脚韻だ)



ちょうどうどんができあがったとき、ガスが晴れて目の前に大船山が姿を現してきた。



食べるのを後回しにしてまずは撮影。



うどんとみかんを食べ、コーヒーを飲む。


ふと見ると、坊がつるへと下るルートに標識がある。
「坊がつるへ」の文字は見えるのだが、その下の文字がよく見えない。
そこで近くに寄って確かめてみた。



(若者)か・・・。これは気になる。

帰宅して、最近ここを下った時のタイムをチェックした。

2013年9月16日のタイムはちょうど1時間。
私もまだ若者と名乗ってよいだろうか(笑)。


このテラスに来たときは1時間以上のんびり過ごすのが私のパターン。
だが今日は大鍋の紅葉が気になる。
そこで休憩もそこそこに、大鍋へ向かうことにした。



北峰に向かう登路の途中から大鍋に下ってきた。



ガスかかる大鍋壁を見上げる。左上方に霞んでいるのが北峰である。


晴れるのをしばらく待っていたが、ガスはますます深くなる。

今回初めて紅葉の三俣山に登ってきた。
「たかだか1回だけじゃ、絶好の風景なんて見せてあげないわよ」という九重の女神の声が聞こえたような気がした。
仕方がない、来年また来ることにしよう。


大鍋を後にして本峰へと向かう。



本峰と北峰の鞍部にて。
晴れていればすばらしい紅葉が望めるはずだが、このガスでは無理。

本峰への登りに向かう。


鞍部から本峰の間は九重連山でも一二を争う急登だ。



ゆっくり慎重に登った。



本峰に到着すると、待機していたらしき男女の中年グループに大鍋の様子を聞かれた。
カメラのプレビュー画面を見せながら説明すると、「じゃあ下ってみよう」となった。
「急坂だから気を付けて」と声をかけて見送り、私は下山する。



W峰下の紅葉を見上げる。


ガスの中、登ってくる人々とすれ違う。



見事な紅葉をカメラに納め、すがもり越へと下る。



すがもり越に下り、小休憩。
やがて西峰の上空に青空が覗いた。



ススキ越しにガスかかる三俣山を振り返り、大曲へと下った。


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