久住山・天狗が城・中岳・稲星山

2013年11月5日

日曜日に職場の大きな行事が終わり、今日はその繰替休業。
山頂や山腹の紅葉はとっくに見頃を過ぎているはずだが、山麓にはまだ残っているかもしれない。
そこで去年と同じように、赤川から久住山をめざすことにした。
6時半に入山。分岐で迷わず久住山直登ルートを選ぶ。
周囲の紅葉を眺めながらゆっくりと登っていく。
中腹の紅葉はやはり終わっており、山麓でも散っている方がきれいなくらいだ。
順調に高度をかせぎ、2時間20分で山頂に到着。
周囲の風景を眺めながら小休憩。その後、天狗が城、中岳へと向かう。
いつものように中岳で昼食。すばらしい青空の下、山々を眺めながら飲むコーヒーは最高だった。
稲星山を経由して神明水へ向かい、紅葉の終わった南登山道を淡々と下っていく。
猪鹿狼寺跡を過ぎ、赤川へと向かう分岐から林道に出るまでの杉林がずいぶん長く感じられた。

6:30赤川→6:40分岐→7:55見晴らし台→8:50〜9:10久住山→9:40〜9:50天狗が城→10:00〜11:10中岳(昼食)
→11:35〜11:40稲星山→11:50神明水→13:10猪鹿狼寺跡→13:15分岐→13:30林道に合流→13:40赤川




3日(日曜日)に職場の大きな行事が終わった。
私は一応その行事の担当で、なんとか終わったことでホッとした。
今日(火曜日)はその繰替休業である。

そういうわけで月曜日と火曜日は連休。
世の中は3連休のようだが、私にはどちらか1日あればいい。
結局1日中晴れの予報となった5日(火曜日)に山行することにした。


九重連山の紅葉は、山頂付近はもちろん山腹も終わっているはず。
山麓であればまだいくらかは残っているかもしれない。
私のHPの「山行記録」を見てみると(私は時折自分のこのページを参考にしている)、
去年も11月3日に赤川から入山している。
そこで今年も赤川から久住山をめざすことにした。



6時半に赤川から入山。



すぐに分岐にさしかかった。
ここで散々迷ったこともあったが、今日は迷わず直進。
久住山への直登ルートを選ぶ。



やがて橋を渡る。



川を渡り、川向こうの紅葉を眺める。
なんとか黄葉は残っていた。



だが登路の周囲に紅葉はない。
やはり遅かったようだ。



やがて私の好きなポイントに到着した。
もう少し早ければすばらしい紅葉が広がっていたことだろう。



今日は頭上よりも足下の紅葉がきれいた。



山腹はこの通り。紅葉は完全に終わっている。
まあこれは予想したこと。
それより山頂付近のガスの方が気になった。



このあたりから本格的な登りとなる。
よく整備された登路を焦らずゆっくり登っていく。



やがて周囲を見晴らせるポイントに到着した。
朝日を浴びた肥前が城を眺めながらしばし休憩。



勾配は徐々にきつくなる。



なんとか残っていた紅葉を撮影。



ここを登れば山頂が見える。もう一頑張りだ。



やれやれ、やっと山頂が見えた。



誰もいない山頂に到着。


到着したときには誰もいなかったが、すぐに数名が登ってきた。
今日は平日だが、さすがは盟主。



肥前が城とその向こうの扇ケ鼻を見下ろす。
残念ながら阿蘇山は見えなかった。


休憩しながら、これからどう歩こうかと思案する。
スマホで去年の山行記録をチェックすると、扇ケ鼻から下山している。
それと同じではおもしろくない。そこで南登山道を下山することに決定。



久住山を下り、空池のほとりを天狗が城へ向かう。



天狗が城に到着。



御池の緑色と空の青がうれしい。



三俣山を望む。


さて、次は中岳へ。



中岳を見上げる。大船山には次々と雲が通り過ぎていた。



中岳に到着。ここにも誰もいなかった。



早速昼食づくりにとりかかる。
今日はうどんと五目ごはん。
ちなみに五目ごはんはザックの底に入れてあったもの。
賞味期限が切れているための、言わば「在庫処分」である。


五目ごはんに熱湯を注ぎ、できるまでの待ち時間に周囲の景色を撮影する。



まずは大船山。
さずがに今日は坊がつるにもテントは見えない。



鶏だんごうどんの完成。
偶然にも、1年前も同じメニューだった。



何人かが山頂に到着し、下山していく。



食べ終えて、この風景を眺めながらコーヒーを飲む。
下界の雑事をすべて忘れられるひととき。
この時間が何より幸せだ。



中岳山頂を後にして稲星山へ向かう。



中岳を下って稲星山へ登り返す。
「楽勝だ」と思っていたからだろうか、思いの外しんどい。



稲星山に到着。ここにも誰もいなかった。



神明水へと向かう。
ここからは下るのみだ。



神明水から南登山道を下る。


多少は紅葉が残っているかと思っていたが、赤みのほとんどない道を淡々と下っていく。



ずいぶんと下り、久住山頂を振り返った。



落ち葉で登山道がわかりにくい。
赤テープを確認しながらの下りだ。



猪鹿狼寺跡を通過。



猪鹿狼寺跡より5分ほど下ると、かわいい案内表示が現れる。
右に進めば赤川だ。


ここからは15分ほど杉林の中を歩く。
稲星山頂で「ここからは下るばかりだ」と思ったのは間違いだった。
何度もアップダウンを繰り返す。疲れた体にこれがけっこうこたえた。



ようやく林道に出た。ここを左側に下っていけば赤川だ。



やっぱり赤川からのルートはきついと実感しながら林道を下った。


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