星生山・天狗が城・中岳

2013年11月24日

今日は晴れの予報の日曜日。朝駆けも考えたが、普通に牧の戸から入山することにした。
6時に牧の戸から入山し、沓掛の岩場を越えて凍った登路を歩いていく。
林の中には数日前に降った雪が残っている。
扇ケ鼻分岐から星生山をめざす。山頂で周囲の景色を楽しんでから久住分かれへ。
天狗が城山頂に着いて半分ほど凍結した御池を見下ろして中岳へ。
今日は空気の透明度がすばらしい。絶景を眺めながら昼食。
昼食後に御池に下り初氷を楽しんだのち下山。
泥濘状になった道に辟易しながら下った。

6:00牧の戸→6:20沓掛展望台→7:20扇ケ鼻分岐→8:00〜8:15星生山→8:50久住分かれ→9:20天狗が城
→9:35〜10:55中岳(昼食)→11:05〜11:20御池→11:30久住分かれ→12:00扇ケ鼻分岐→12:55沓掛展望台→13:05牧の戸




昨日(土曜日)は絶好の天気だったが、家庭の事情で山行できなかった。
もし山行できていれば大船山へ向かうつもりだった。
翌日が休日だと多少無理をしてみたくなる。。
男池→平治岳→大船山→風穴→黒岳(高塚・天狗岩)→風穴→男池なんてのはどうだろう。
「それはさすがに無理だろう」という声が聞こえてくる。


天気予報は晴れ。移動性高気圧に覆われ快晴になりそうだ。
朝駆けも考えたのだが、霧氷も山頂の雪もない状況では前回の朝駆けと同じ風景かもしれない。

そこでいつものように牧の戸から入山し、気の向くままに歩くことにした。


まだ暗い6時にヘッドライトを点けて入山。
牧の戸からコンクリート道を登っていくと周囲に雪が見える。
18日に九重連山に雪が降ったとの報道があった。
「もう雪が降る季節なんだ」と思ってニュースを見たが、
まさかその雪がまだ残っているとは思わなかった。



第1展望台より、明けゆく三俣山上空を望む。



沓掛展望台に上がると、阿蘇五岳が朝靄の上に浮かんでいた。



凍結した登路を歩いていく。
下りはこの道がどろどろになっているんだろうな・・・。



扇ケ鼻分岐が近づき、朝日を浴びた星生山が見えてきた。



周囲の林には純白の雪景色が広がる。
今季初めての雪。



せっかくなので、雪の感触を味わってみた。
ふわふわだが、つめた〜い!



扇ケ鼻分岐で小休憩しながら正面に見える星生山を眺める。
もしかすると尾根は雪が深いかもしれない。
そこで久しぶりに星生山に向かうことにした。



尾根の雪は期待したほどではなかったが、
この冬初めての雪山気分を味わった。



尾根をゆるやかに登っていく。



星生山に到着。
山頂では親子が休憩中だった。


山頂からの風景を眺めながら私も休憩。



扇ケ鼻の向こうに阿蘇五岳を望む。
今日は空気の透明度がすばらしく、右奥遥か遠くに雲仙普賢岳が見える。



北側の風景も見逃せない。
手前に黒岩山・泉水山、その奥に湧蓋山。
湧蓋山の右奥に万年山、さらにその向こうには英彦山が見える。



親子が向かったのを追うように久住分かれへと向かう。



星生の窓より阿蘇五岳を望む。



星生崎より西千里浜を見下ろす。
この高度感。高所恐怖症なのでゾクゾクしながら撮影した。



久住山の大槍と小槍を撮影して久住分かれへ下っていく。



久住分かれから一頑張りで天狗が城山頂に到着。



御池は半分以上凍結していた。



風景を眺めているうち、アイゼンの音が聞こえてきた。
目をこらすと、氷の上を歩いている人がいる。
思ったより氷はしっかりしているようだ。



次に中岳へ向かう。



ほどなく中岳山頂に到着。



まずは歩いてきた天狗が城方面を振り返る。



今日はこの風景を眺めながらの昼食。
まずは食材。チャンポン麺、ニンジン・シイタケ・シメジ・白ネギ・キャベツ・エノキ、豚肉、もやし。



具だくさんのチャンポンとリンゴ。



食べ終えてコーヒーを飲みつつ周囲の風景を眺める。



久しぶりに市房山が見えた。
写真の中央、遠くに霞んでいるのが市房山。



さらには大船山の遥か遠く、かすかに見えるのは四国だろうか。


この絶景に満足して下る。



御池を見下ろす岩の上より。




せっかくなので氷の上を歩いてみた。
しまった、やっぱりアイゼンを持ってくるんだった。



氷はかなりしっかりしているようである。


氷の上に乗っている石を撤去して御池を後にする。



避難小屋の前の広場より。
吸い込まれそうな谷の向こうに見える阿蘇五岳がいい。


ここからは泥濘と化した道に辟易しながら下っていく。



扇ケ鼻分岐まで下り、星生山を振り返りながら休憩。



沓掛展望台より、歩いてきた道を振り返る。



牧の戸へと下る途中、雪の上に凍える小さな命を見つけた。


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