三俣山

2013年12月8日

ここのところ天気のよい日が続いている。土日はともに穏やかな晴れの予報。
先週降った雪はもうすっかり融けているはずだし、霧氷もなさそうだ。
特にねらいもないのであえて無理をすることもない。
というわけでお手軽な大曲からの三俣山となった。

大曲に着き出発準備。明るくなった6時半過ぎに入山。空は雲一つない快晴である。
霜柱を踏んで登っていく。硫黄山道路わきにはわずかに雪が残っていた。
だれもいないすがもり越に到着し一休憩。朝日を浴びた西峰にとりつく。
周囲のクマザサの葉には霜がついているが、陽が当たるにつれて融けていく。
西峰に到着し周囲を眺めてから本峰へ。本峰を経て南峰へ。
結局すがもりを出てから誰にも会わずに南峰に着いた。すぐにいつものテラスへ向かう。
昼食後、初メニューのデザートを食べ、コーヒーを飲んで下山。
すがもり越で再び休憩したのち、大曲へと下った。

6:40大曲→7:30〜7:40すがもり越→8:15三俣山西峰→8:45本峰→9:05〜10:30南峰(昼食)→10:45W峰→11:25〜11:35すがもり越→12:20大曲




前回の山行以来、天気のよい日が続いている。
普通に過ごすにはそれで全く問題ないのだが、登山するとなると事情が異なる。
この季節は寒波がやってきて雪が降ったり霧氷がついたり…ということをつい期待してしまうのだ。


この土日も晴れの予報。土曜日はいつもの休日出勤で山行できなかった。
日曜日は移動性高気圧にすっぽり覆われ快晴の予報。
前回は雪と霧氷を青空の下で楽しむという最高のシチュエーションだった。
今回は青空は約束されているものの雪も霧氷もない。
しらばく大船山に行っていないのでそろそろとは思うものの、
霧氷さえないのでは二の足を踏んでしまう。しかも翌日は勤務日。
というわけで、結局お手軽な大曲からの三俣山となってしまった。


6時過ぎに大曲の駐車スペースに到着し準備しながら明るくなるのを待つ。
ようやく明るくなった6時40分に入山した。
見上げる三俣山上空には雲一つない青空が広がっている。



硫黄山道路に上がると、わずかに雪が残っていた。



黒岩山・泉水山を振り返る。きれいな裏焼けに目覚めたところ。



だれもいないすがもり越に到着。
ここにはやはり雪がまだ残っていた。



中央の木のベンチに腰掛け三俣山西峰を見上げる。
上下に見える黒い枠がまるで額縁のようだ。



休憩を終え、西峰にとりつく。



周囲のクマザサにはびっしりと霜がついている。
これが霧氷ならうれしいのだが、今日はそれは望めない。



だれもいない西峰に到着。



北側を見下ろすと、巨大な三俣山の影が伸びていた。
左は星生山の影。



西峰山頂より、一面の霜の向こうに三俣山本峰と遠く大船山を望む。



西峰から本峰へと向かう登路にはわずかに雪が残っていた。



本峰に到着。ここにもだれもいない。



と思いきや、山頂標識のそばに小さな雪だるまが佇んでいた。



わずかに雪の残る大鍋を見下ろす。
遠くかすかに由布岳が見える。


それにしても地平線近くの空気の濁りはいかがなものか。
かつての写真と比較してみた。



これは昨年(2012年)12月16日に撮影したもの。
あまりの違いに驚いてしまった。

今の空気の濁りはやはり中国の大気汚染のせいなのだろうか。



気を取り直し、久住山方面を撮影。
久住分かれの向こう、ちょうど写真の中央に阿蘇根子岳が見える。
その上には祖母傾山系が浮かんでいる。



次に南峰へ向かう。
もしかしたらYさんが山頂に立っていないかと目をこらしたが、だれもいないようだ。



さすがに南峰登路にはしっかりと雪が残っていた。



南峰に到着。すぐにいつものテラスへ。


さっそく昼食づくりにとりかかる。



今日の食材。
人参・白菜・椎茸・シメジ・長ネギに豚肉。



具だくさんのカレーうどんが完成。



さらに今日は冬のデザートの新メニューを準備してきた。



これが食材。
昨夜レンジで火を通したサツマイモに、バターとクリームチーズ。



まずは油を引いてサツマイモを焦げ目がつくまで炒める。



バターを加えてからめ、火を止めてからクリームチーズを割り入れて完成。
バターのコクとクリームチーズのさっぱりとした感じがうまくマッチしてなかなかいい。


食後のコーヒーを飲みながら周囲の風景を眺める。



この風景を何度見たことだろうか。



そしてこの風景も。


南峰に到着してすでに1時間20分が経った。
そろそろ下山することにしよう。



W峰に立ち寄ってからすがもり越へと下る。



西峰の肩まで下り、久住山方面を望む。
この冬、この山々が真っ白になった絶景を見ることができるだろうか。



西峰の肩から下っていく。
下にすがもり越が見える。
霜が融けてぬかるんだ道で転ばないようにしなければ。


慎重にルートを選んだおかげでなんとか滑らずにすがもり越へと下ってきた。
再びベンチに腰を下ろして小休憩。



すっきりと姿を現した大船山を愛の鐘越しに撮影し、大曲へと下った。


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