三俣山

2014年11月23日


今日は3連休の中日。初日(土曜日)はいつもの休日出勤。
そこで晴れの日曜日に、久しぶりに三俣山に登ることにした。
最近どうも疲れが抜けず、週明けも忙しい日々のため無理はしたくない。
そこでお手軽に大曲からのピストンに決定。

この季節にしては気温が高く、軽装で出発。ゆっくりと登る。
すがもり越で休憩して西峰に取り付く。
西峰山頂で腰を下ろし周囲を眺める。
続いて本峰へ。ここでも草の上に腰を下ろし休憩。
さらに南峰へ向かい、いつものテラスで昼食。

南峰山頂からⅣ峰へ向かう。
珍しくⅣ峰には多くの方が休憩中だった。
Ⅳ峰からは山腹を回るルートを下る。
すがもり越で今日2杯目のコーヒーを飲み、下山した。

6:50大曲→7:45~8:00すがもり越→8:25~8:35三俣山西峰→8:55~9:10本峰
→9:25~10:55南峰(昼食)→11:10~11:20Ⅳ峰→12:05~12:30すがもり越→13:10大曲




勤労感謝の日とその振替休日を含めた3連休。
初日の午前中はいつもの休日出勤。
午後も職場に残り、週明けに提出する文書を作成した。
文書は完成しなかったが、休日はまだあと2日ある。
そこで中日である日曜日に山行することにした。
幸い天気もよいようだ。

今回は、前回ガスがかかっていたためにあきらめた三俣山に決めていた。
どこから登るかだが、最近疲れが抜けにくくなっている。
前回の山行後、どうも体が重い日が続いた。
月曜日は休みだとは言え、火曜日からも忙しい日々で無理はできない。
そこで、お手軽な大曲からのピストンに決定。



瀬の本から牧ノ戸へと向かう途中にある駐車スペースで黎明を撮影。
右下に見えるのはホテルの灯りだろうか。


6時半に大曲に到着。すでに6台ほどが駐車していた。
今日は3連休の中日で天気も良い。
もしかすると昨日から入山している人もいるのかもしれない。

気温は4℃だが風がないためそれほど寒さを感じない。
のんびりゆっくり登っていく。



硫黄山道路に上がって振り返ると、上泉水山の辺りに朝日が差していた。



だれもいないすがもり越に到着。



ベンチに腰掛け、正面に見える西峰を撮影。
写真の上に見える黒い部分はすがもり小屋の屋根である。
額縁のある一幅の絵のように見えるこの風景を見ながら休憩。



やがて青空の広がる三俣山西峰に取り付く。



西峰に到着。
周囲の風景を撮影する。



まずは久住山方面。



北西方向を撮影。
中央に黒岩山・上泉水山・下泉水山、その向こうに涌蓋山が見える。
その右に低く見えているのは万年山だ。
今日は空気の透明度がよく、遠くの山々も見える。

山頂標識付近の岩に腰を下ろし、この風景を眺めながら小休憩。
やっぱり山はいいなあと独り言。



周囲の風景を眺めているうち、遙か遠く、雲仙普賢岳が見えることに気がついた。
この写真の中央にかすかに写っているのだが、わかるだろうか。



休憩を終え、本峰へ向かう。



本峰に到着。



北峰と平治岳(右)を撮影。
中央には遠く由布岳が見える。



由布盆地が白く見えるのはきっと朝霧だろう。



いつもであればすぐに南峰へ向かうのだが、今日は時間がたっぷりある。
草の上に腰を下ろし、しばしのんびりと休憩。

普段は腕時計を見ながら分単位で忙しく行動している。
今日はその腕時計をはずしてきた。
今が一体何時なのかも気にならない。
こんなひとときを過ごせるのがうれしい。



さて、南峰へ向かおう。



南峰に到着。



テラスには誰もいなかった。



いつものようにここで昼食。
今日のメニューは親子丼だが、少々問題がある。
一番はアルファ米の白米をザックに入れ忘れたこと。
仕方がないのでいつも非常用として入れている五目ごはんで代用することにした。
ちなみにこの五目ご飯の賞味期限はとうに過ぎている(笑)。
もう一つの問題は卵が2個とも割れたこと。
これもどうせ割るのだから大した問題ではない。

五目ご飯に熱湯を注ぎ、できるまでの時間、周囲の風景の撮影をする。



大船山と平治岳。左端には由布岳が見える。
この風景を見るのは久しぶりだ。



久住山方面



やがてアルファ米ができあがり、親子丼の完成。
五目ご飯と一緒でどうかと心配したが、大丈夫だった。



食後のコーヒーを飲みながら風景を眺める。
至福のひとときを過ごしているとき、数名の方がこのテラスにやってきてにぎやかになった。
そのうち3人が私のそばにやってきて、なぜか昼食メニューの話題になった。
1組のご夫婦は昨日テント泊をされたそうで、夕食はモツうどんだったとか。
私が「?」という表情を見せると説明してくれた。
ホルモンを入れた焼きうどんだそうで、簡単でおいしかったとのこと。いつかやってみよう。


みなさんが南峰山頂に戻った後に私も片付けを済ませ、山頂へ。



南峰山頂より。正面にⅣ峰、右には本峰が見える。
たまにはいつもと違ったルートを歩きたい。
そこで、この目の前の斜面を鞍部へと下り、Ⅳ峰へ登ることにした。


ほとんど使われていないと思っていたこのルートだが、今日はなぜか人が多い。
私の目の前を3人下っているし、すれ違う人もいる。Ⅳ峰へと登っている人も見える。
このルート、意外にも多くの方が使っているのかもしれない。



Ⅳ峰山頂の端に立ち、久住山方面を撮影。
左端にはるか遠く、祖母・傾山系が見えている。
久住分かれの向こうには、かすかに阿蘇根子岳と高岳も見える。
三俣山から久住山方面を眺めるには、このⅣ峰が一番かもしれない。



いつもは静かな山頂だが、今日はこの通り、多くの方が休憩中。



私も岩に腰掛け、先ほどまでいた南峰を眺めながら小休憩。
いつもはすぐに次の山頂をめざすことも多いのだが、
今日はこれで三俣山の4つの山頂すべてで腰を下ろして休憩したことになる。
普段があまりにも忙しいため、こんなふうにのんびりと過ごせるのは幸せだ。


少しずつ、みなさんが南峰へと移動していく。さて、私はそろそろ下山しようか。
これまたいつもとは違うルートを歩きたくなり、山裾を歩くルートを選んだ。



一旦Ⅳ峰と南峰の鞍部に戻り、そこから斜面を下っていく。
今から歩くルートが中央に右へと伸びているのが見える。



斜面を下り終えると、大船山を正面から見ることができる。
この風景、なかなかいい。



今下ってきたばかりのⅣ峰(左)と南峰を見上げた。



なだらかなルートを歩いて行くと、西峰の肩が見えてくる。
あの斜面を登るのかと思うとちょっと気が重いがしかたがない。



ゆっくりと斜面を登り、歩いてきたルートを振り返った。
ここからはすがもり越へと下るのみ。



すがもり越に下るとまだ12時。西峰の上には真っ青な空が広がっている。
このまま下るのはもったいない。
そこでこの風景を見上げながら、今日2杯目のコーヒーを飲んだ。


30分ほどのんびりと過ごした。
さて、そろそろ腰を上げよう。



下っていて見つけた小さなケルン。
それにしても絶妙なバランスだ。

強風で倒れなければいいのだが。



今日もいい山だったな、と1日を振り返りながら、
いつものように三俣山を振り返りつつ大曲へと下った。


翌週末(29日・30日)、さらにその翌週末(12月6日・7日)は4日間とも所用があり、山行できない。
次の山行は12月13日か14日の予定である。
どこかで山行できればいいのだが、はたしてどうやることやら。


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