彦岳

2015年1月1日

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


例年恒例の初日の出山行。
自宅に近い佐伯市の低山、彦岳に向かった。
七合目の登山口に先頭で到着。
装備を調え登り始める。
山頂にも先頭で到着し黎明を撮影。
やがて雲の上から初日の出が昇ってきた。

6:10七合目登山口→6:35~7:35山頂→7:45七合目登山口




昨年末、暮れも押し迫った25日、大分市に住む末娘がインフルエンザに罹患した。
妻が迎えに行き、娘はそのまま自宅療養。ところがその数日後、妻も罹患してしまった。
大分市から佐伯市に娘を連れて帰る途中、車内で感染したに違いない。
病気になったのはしょうがないが、困るのはお正月が近いということだ。
特におせち料理をどうしようか・・・。毎年妻が作っているのを思い出してみる。
近くのスーパーで予約しているおせちとは別に、購入した食材や手料理も並んでいたな・・・。
そこでベッドの妻に聞きながらスーパーへ向かい、なんとかおせちを調えた。
1年のしめくくりにこんな大仕事が待っているとは思わなかった。


さて、今回の山行は例年恒例になっている、佐伯市の彦岳へご来光登山。
天気予報では年末寒波がやってきて大雪になるという。
佐伯市は冬も晴れることが多いのだが、今回は無理かもしれないと思いつつ就寝した。

早朝に起床するとまず風の音に驚いた。すごい風が吹いているようだ。
雲の様子が気になりベランダから見上げると、一面に星が見える。これは行かなければ。

七合目登山口のわずかな駐車スペースに先頭で到着。
今日は風も強く寒い。そこで朝駆け用に購入したジャケットを着て登ることにした。
やがて数台の車が到着しにぎやかになった登山口を先頭で入山。
途中追い越されることもなく、そのまま先頭で山頂に到着した。



祠にお参りしてから三脚を立て、すでに始まっていた黎明を撮影。
中央やや左に(旧)鶴見町の大島が見える。
右手前に見えるのは大入島。
画面左端にわずかに灯りが見えるのは(旧)上浦町の二見ガ浦だ。


今日は例年に比べ人が少ない。天気予報で荒天が予想されたためだろうか。
それに、恒例のたき火も始まらない。これじゃ暖まれないよなあ、と思っていると、
近くの人の会話で「今年から山頂でのたき火が禁止になった」と知り納得。
たき火(と焼き芋や餅、さらには竹での燗酒)を楽しみにしていた人もいたかもしれない。
だが空気の乾燥している季節、安全には代えられないのだろう。



時刻は7時25分。日の出の時刻を過ぎたが、まだ太陽は雲の向こうだ。
雲の隙間から光芒が伸びる。



もうすぐ日の出だ。



雲の上からではあるが、今年も初日の出を拝むことができた。
帽子を脱ぎ手袋をはずして、今年1年の安全を祈って手を合わせた。


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