久住山・天狗が城・中岳・稲星山・白口岳

2015年4月25日


土曜日、天気は快晴。大曲から大きく周回するルートを歩くことにした。

6時に大曲から入山。すがもり越から北千里浜に下り、まずは久住山をめざす。
次に天狗が城を経由して中岳へ。ちょっと早いがここで昼食。
コーヒーを飲みほして稲星山へ。ここでうれしい出会いがあった。
さらに白口岳へ。坊がつるを見下ろすテラス状の場所で小休憩。
鉾立峠まで下り、坊がつるへ。坊がつるで2杯目のコーヒーを飲み、春の花をさがす。
徐々に疲れを感じながら法華院から北千里浜へ上がる。
さらにすがもり越まで最後のひと頑張り。
疲れたが快晴の空の下、気持ちよい山行を楽しんだ。

6:00大曲→6:50~7:00すがもり越→北千里浜→7:45久住分かれ→8:10~8:25久住山
→8:45御池→9:00~9:15天狗が城→9:30~10:40中岳(昼食)→11:10~11:20稲星山
→11:45~12:00白口岳→12:35鉾立峠→13:00法華院→13:10~14:00坊がつる
→14:10法華院→北千里浜→14:50~15:00すがもり越→15:40大曲




相変わらず職場では多忙な日々が続いている。
ニュースでは「GWが始まりました」と言っていたが、この週末は土日とも休日出勤。
毎年のことであきらめていたが、天気予報を見ると快晴。そうなると腰が落ち着かない。
休日出勤を一緒に担当しているT先輩にお願いして山行できることになった。感謝。


6時に大曲から入山。
ほぼ無風だが空気が冷たく、薄手のウインドブレーカーを着て出発。
順調にすがもり越をめざす。



坊原付近より黒岩山・泉水山を振り返る。
写真ではわかりづらいが、右下には野焼きを終えたタデ原が見える。
上空は多少霞んではいるが、雲一つない晴天が広がっている。



だれもいないすがもり越に到着し小休憩。

やがて初めて三俣山に登るという単独男性が到着。
頼まれて愛の鐘をバックに記念撮影のシャッターを押した。
その後、「中岳はどれですか?」との質問。
天狗が城はすぐにわかったのだが、中岳がどれかわからない。
2人で「あれかな?」「いや、その左でしょう」などと話したが、結局わからなかった。


その会話の後に撮った写真がこれ。右端が天狗が城。では中岳は?
後でわかったのだが、中岳は奥にあり、ここからは見えないのだ。


いつもであればここから三俣山に取り付くのだが、今日は違う。



北千里浜に下ってきた。
久住分かれの上にわずかに見える久住山をめざす。

北千里浜をこの向きに歩くのは実に久しぶりだ。



久住分かれまで登り、三俣山を振り返った。
今歩いてきたルートが見える。



これから向かう久住山を望む。



久住山に到着。


山頂には10人ほどが思い思いに休憩中。
私も休憩しながら風景を眺める。



今日の空気は水平線近くが濁っている感じだ。
黄砂の影響かもしれない。
残念ながら阿蘇山は見えなかった。



短い休憩を終え、天狗が城・中岳方面へ向かう。



御池のほとりに到着し、湖面越しに中岳を望む。



御池のほとりからこれから向かう天狗が城を見上げる。



山頂では単独男性2人がそれぞれ腰を下ろし風景を眺めていた。
わたしはカメラを構えて山頂をうろうろしながら周囲を撮影する。



まずは御池と空池、久住山。左端に見えるのは稲星山だ。



次に反対側を撮影。
三俣山と平治岳の間には由布岳が見えている・・・のだが、
霞んでいて写真で確認するのは難しいかもしれない。



続いて中岳へ向かう。



中岳に到着。
山頂では数名の方が休憩中「だった。


時刻はまだ9時半。昼食にはまだ早いが、朝食が早いためすでに小腹がすいた状態。
そこで少し早めに昼食準備にとりかかることにした。



今日は春メニュー。まずはその食材。
パーポー(八宝菜の味付け)、アルファ米、白菜・人参・椎茸。
シーフードミックス、豚肉。



フライパンで八宝菜を作り、アルファ米にのせて中華丼の完成。
デザートは甘夏。



食べ終えて周囲の撮影をする。



まずは大船山。右手前に白口岳、左には平治岳。
平治岳の左奥にうっすらと由布岳が見える(はず)。



久住山方面。
久住山にいたときには見えていなかった阿蘇五岳が見えている。



この後行く予定の稲星山(右)と白口岳。


風景を眺めながらコーヒーを飲み干し、腰を上げることにする。



稲星山との鞍部に下り、中岳を振り仰ぐ。



この場所は中岳へのルート、稲星山へのルート、池の小屋(御池)へのルート、
そして坊がつるへと下る白口谷のルートが合流する地点。
だが数年前から白口谷のルートは土石流のため通行できないようになっている。



この場所から稲星山まではなだらかな登りだ。
ちょうど中腹を単独男性が登っているところだ。



山頂に到着すると、先行していた男性も山頂標識のそばで撮影中。
場所を譲ってくれた。



山頂より久住山(右に山頂がわずかに見える)と阿蘇五岳を望む。


男性は鹿児島からいらしたTさん。
地元の霧島連山にも登られるそうだが、九重連山にはまってしまい、
月に1度ほど高速を走って通ってきているそうである。
高速代とガソリン代がばかにならないのではと心配になってしまった。

やがて犬を連れた男性が到着。犬を標識のそばに座らせて記念写真を撮り始めた。
このわんちゃん、なかなか聞き分けがいい。じっとしているばかりか、時折カメラ目線まで!
感心していると、飼い主の男性と一緒にTさんまで撮影を始めた。


わんちゃんを撮影する飼い主の男性と一緒に撮影をするTさんを撮影した。
(ちょっとややこしい)


Tさんと分かれ、白口岳へ向かう。



尾根伝いになだらかに下っていく。
左手前に見えるのが白口岳だ。



白口岳との鞍部を通過。
以前は大きな板状の表示でよく風で壊れていたが、
この小さい表示になってからはさすがに風で飛ばされることはないようだ。



山頂に到着。
6名ほどのグループが談笑中だった。



草の上に腰を下ろし、歩いてきた山々を振り返る。
右が中岳、左が先ほどまでいた稲星山。
その間にわずかに頂上を覗かせているのが久住山だ。



すぐに腰を上げ、坊がつるを見下ろす場所に移動した。
これからあそこまで下っていくのか・・・。



最初の下りは急。高所恐怖症なので自然と慎重になる。


半分ほど下ったあたりで小学生の男の子を連れた家族とすれ違ったが、
男の子はなにやら「しんどい」というようなことをブツブツ言っていた。
そんなことではこの厳しい登りはクリアできないぞ。



鉾立峠に下ってきた。
このルートは下りも手強いが、登りは当然もっと手強い。



ベンチに腰掛け白口岳を見上げる。
さっきの男の子は今どのあたりだろう・・・。
ガンバレ!


さて、坊がつるに向かおう。


法華院温泉の看板を通過し坊がつるの野営場へ。



坊がつるにはテントが10張り以上。
この気候にこの天気、テント泊は最高に気持ちいいだろうな。



草の上に腰を下ろし、今日2回目のコーヒータイム。
疲れた体に甘いドーナツがおいしかった。


コーヒータイムを終えた後はカメラを首に提げて春を探す。



あちこちに咲いていたハルリンドウ。



坊がつるでずいぶん長く休憩してしまった。
そろそろ腰を上げるとするか。


通常であれば、下山は下るのが普通であるが、今日のルートはそうではない。
ここから大曲に下るためには、法華院から北千里浜に登らなければならない。
登る前からわかっていたことだが、疲れを感じ始めたこの状況ではやはりつらい。
でも、「しんどい」というようなことをブツブツ言ってはいけない。
そんなことでは大曲にたどりつけないぞ。
よし、がんばろう。



ようやく北千里浜に上がってきた。やれやれ・・・。



この上がすがもり越。
今日の最後の登りだ。



すがもり越に到着し、朝座ったベンチに再び腰掛け三俣山を見上げる。
上の黒い帯は小屋の天井の岩、下の帯は影。


しばらく休憩した後、下ることにする。



鮮やかな新緑越しに三俣山を振り返った。
九重連山が新緑に染まるのが待ち遠しい。


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