猟師山・合頭山

２０１５年４月２９日

GW初日。いつもの休日出勤がなく山行したいが、天気予報があやしい。
午前中くもり、午後から雨という予報。
でも行かずに後悔するより行って後悔するほうがいい。
ただし、前回から３日空けただけ、しかも翌日は通常勤務という状況。
そこで超お手軽な猟師山・合頭山に向かうことにした。
ねらいは咲き始めているであろうシャクナゲである。

７時に森林公園スキー場の第１駐車場から出発。
乗り場の奥の登山口から入山し赤テープを頼りに歩いていく。
周囲にはシャクナゲが多いものの、花はおろかつぼみさえ見えない。
ゆっくりと探しながら歩くうち、ようやく１株だけ花の咲いているのを発見した。

撮影後は猟師山山頂をめざす。
山頂で小休憩して合頭山へ。意外にも青空が広がり始めた。
急ぐことはないのでのんびりと歩く。それでも９時には合頭山に到着。
草の上に腰を下ろし九重の山々を眺めながら昼食。コーヒーを飲んで下山した。

下山後はタデ原へ花散策に向かった。

6:50九重森林公園スキー場駐車場→8:10～8:20猟師山
→9:05～10:25合頭山（昼食）→11:00分岐→11:30駐車場→タデ原で花散策

６時半に九重森林公園スキー場の第１駐車場に到着。
そもそもスキー場なのだから当然のこととは言え、広い駐車場には私の車のみ。

第１リフトの横をのんびり歩いていく。

このルートは２年前に１度登っただけ。
その時の記憶を呼び戻しながら歩いていく。

第３リフト乗り場に到着。
確かこの辺りに登山口があったはず。
探してみると、この写真の中央付近の奥にそれはあった。

散策路の入り口から入山。

赤テープに従って歩いていく。

今日のねらいはシャクナゲだが、その前にミツバツツジを見つけた。

歩いていくうち周囲にシャクナゲの木が増えてきた。
咲いている花がないか探しながら歩く。
ところが花どころか、つぼみさえなかなか見つからない。

ようやくつぼみを見つけた。
だがもちろん今日のねらいは花。
どこかに咲いていないかとキョロキョロ。
ピンク色のものが見えたと思ったら赤テープだった。

それでもようやく１株だけ咲いているのを発見。
わずか４輪だけ咲いており、そのうち１輪だけ撮影できた。
花の状態も光線の具合もイマイチだが、それでも撮影できてよかった。

シャクナゲを撮影できて一安心しザックを背負う。
ふと足下を見ると、シキミが咲いていた。
今まで気づかなくてごめんよ。

林を抜けると猟師山の山頂が見えた。

山頂に到着。
立派な標識には「漁師岳」と表示されている。
ところが左後ろの標識には「猟師山」とある。
いったいどっちが本当なのだろう。

山頂は三方に木があるため、展望はあまりよくない。
唯一望めるのが阿蘇山方面なのだが、雲がかかっていた。

小さな岩の上に立つとムシカリ（オオカメノキ）越しに涌蓋山が見えた。
だがファインダーを見ながら撮影しようとすると、わずかに身長が足りない。
そこで手を伸ばし、カンで撮影した。

小休憩を終え、合頭山に向かう。

歩いていくうちに周囲が開け、正面に九重の山々が見えてきた。

足下の花を眺めながら歩いていく。

クサボケ

キスミレ

ムシカリ越しに涌蓋山を望む。
これはしっかりとファインダーを見て撮影した。

これから向かう合頭山を撮影。
３つのこぶのうち、左端が山頂だ。

右端のこぶに到着し、山頂方向へ向かう。
頭上には青空が広がってきた。

楽勝で山頂に到着した。

まずは周囲の撮影だ。

涌蓋山。
まだ薄雲が残るものの、きれいな青空が広がった。
「午前中くもり、午後から雨」という予報とは大違いだ。

歩いてきた猟師山方面を望む。
その向こうに見える阿蘇山にかかっていた雲も晴れてきているようだ。

九重の山々を望む草の上に腰を下ろした。
まだ９時だが、昼食準備にとりかかる。

今日の食材。

今日はカレーうどんではなく、カレーライス。
なんだかキャンプのメニューのようだ。
でもキャンプだとデザートはないかもしれないな。

コーヒーを飲みながら九重の山々を眺める。
今日、ここからこんな風景が見えるとは思わなかった。
来てよかったと思えたひととき。

コーヒーを飲み干したらすることがない。
まだ時刻は早いが、下山することにしよう。

足下に咲く花を眺めながらゆっくり下っていく。

ハルリンドウ

途中の分岐から右に進む。

雪のゲレンデを脳内合成してみたが、ちょっと無理がある。
ここをスキーで下るのはどんな気分なのだろう。

春の使者越しに猟師山を振り返った。

駐車場に到着。今日１日、１人の登山者とも会わなかった。
これは私にとって初めてである。
いつだったか、Yさんに「誰にも会わなかった時がありますか」と聞かれ、
そのときは「たぶんないと思います」と答えたのだが、
今後もし同じ質問をされたら、「１度だけあります」と答えよう。

下山後はタデ原に向かい花散策。

野焼きを終えてまだ２週間ほどで、野焼きしたところはまだ花はまったくない。
だが、木道の近くは焼かなかったようで、花が咲いていた。

リュウキンカ

サクラソウ

今年もサクラソウに出会えた。
たくさんの花に出会える季節がまたやって来た。

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