天狗が城

2015年6月13日


土曜日の山行なので長い距離を歩きたい。そこで長者原から入山することにした。
6時半に長者原を出発。上空は曇り空。雨が池には予想通り池ができていた。
坊がつる野営場で休憩。その後、北千里浜から久住分かれを経由して中岳方面へ。
その途中に空を見上げると、どうも雲行きがあやしい。
御池を過ぎ中岳へ向かっているとき、なんと雨が降り始めた。
急遽天狗が城へ向かい、本格的な雨になるまでに昼食を済ませた。

雨の中、久住分かれから北千里浜に下る。
すがもり越で休憩し淡々と大曲に下山。
自転車で長者原に下った。

6:25長者原→7:45~8:10雨が池→8:50~9:15坊がつる→9:25法華院温泉→北千里浜
→10:40久住分かれ→11:05御池→11:25~11:55天狗が城(昼食)→12:10久住分かれ
→北千里浜→12:50~13:05すがもり越→13:40大曲→自転車で長者原に下る




週末は土曜日がいつもの休日出勤、日曜日は予定がない。
山行するとすれば日曜日だが、天気予報は雨模様。
そんな状況を知って、いつものT先輩が「土曜日に行けば」と言ってくれた。
またも先輩に甘えて山行することにした。感謝。

その土曜日の天気予報を前日金曜日の夕方にチェック。
午前中晴れ、午後くもりという予報。降水確率は午前0%、午後10%。
そこで、土曜日ということもあり長い距離を歩くことにした。


6時過ぎの長者原。タデ原側の駐車場はほぼ満車。
登山者が次々に入山していく。
私はのんびり準備を調え出発した。



平治号にあいさつ。長者原から入山するのは久しぶりだ。



新しくなった木道を歩く。
上空には薄雲が広がっているが青空も見える。
気持ちの良い朝だ。



樹林帯に入ると、すぐにイブキトラノオが迎えてくれた。



深緑の中をゆっくり歩いていく。
周囲からはひっきりなしに鳥のさえずりが降ってくる。



雨が池が近づいてきた。
木々の間から三俣山を見上げる。



雨が池に着く直前、わずかに咲く名残のミヤマキリシマを撮影。
すでに花期は終わりに近いが、この花はまだきれいに咲いていた。
きっとこの辺りは虫害を免れたのだろう。



雨が池に到着。



雨が池には予想通り池ができていた。
案内看板のそばでこの風景を眺めながら小休憩。
行動食の「羽衣あられ」をポリポリ食べる。



池に映った三俣山。



コケモモ


雨が池で長居しすぎてしまった。
そろそろ坊がつるへと歩を進めよう。



木々の向こうに坊がつるが見えた。
ここからゆるやかに下っていく。



もうすぐ坊がつるだ。




テントが並ぶ野営場に到着。



石に腰を下ろし、三俣山と中岳を見上げながら小休憩。


さて、この後どのルートを歩こうか。
当初の予定はここから鉾立峠に向かい、白口岳から中岳へというつもりだった。
だが今日は出発が遅れた上にのんびり歩いてきたため、すでに時刻は9時。
そこで無理をせず、法華院から北千里浜経由で中岳へ向かうことにした。
単独登山は予定などないも同然。気楽なものである。



木道を歩き法華院へ向かう。
湿原にはニガナが咲いていた。



ニガナ



法華院山荘を通過。
いつかまた宿泊してみたいなあ。
でもその前に、もう何年も実現していないテント泊をしたい。


北千里浜へ登っていく。
一歩一歩、ゆっくりマイペースだ。
それでも汗が流れる。



北千里浜に上がる直前、坊がつるを振り返った。



ようやく北千里浜に上がってきた。



すがもり越から下ったところまで歩いていくと、普段はない水の流れができていた。



久住分かれまでもう少し。
だがずいぶん疲れを感じてきた。
日頃の忙しい勤務のせいか、それとも単なる運動不足か。
きっと後者に違いない。



立ち止まって息を継ぐ。



ようやく久住分かれまで登ってきた。
歩いてきた北千里浜の向こうに三俣山を望む。



久住山を見上げながらわずかな休憩。


ここからはいつものように御池へ向かう。



空池の縁にはわずかにミヤマキリシマが咲き残っていた。



大量の水を湛えた御池に到着。
湖畔の道は一部が水没していた。



狭い場所ではすれ違うのも大変なようだ。


ところがすれ違うために立ち止まって空を見上げてみると、雲行きがあやしくなっている。
上層の白い雲だけだと思っていたが、その下に黒っぽい雲がある。
まさか雨なんてことはないだろうな。



御池から中岳を見上げたその時。なんと雨が降り始めた。
天気予報を信じて雨なんて降らないと思っていただけにショックだった。
もうすぐ山頂だが、慣れない雨に遭って動転してしまった。
すぐそこの中岳山頂をあきらめ、天狗が城に変更。
その方が下山が早いととっさに考えたのだが・・・。

後でゆっくり考えると、すぐそこの中岳には行ってもよかったな。



だれもいない天狗が城に到着。


到着してまずネットで雨雲をチェックしてみると、どうやら雨は止みそうにない。
天気予報は完全にハズレ。というより、どうも朝の時点で予報が変わっていたようだ。
気象庁は5時に予報を更新する。それをチェックしておかなければいけなかった。

さてどうしようか。小雨の中、思案する。
すでに時刻は11時半。とりあえずお腹がすいている。
非常食を兼ねた行動食としてドーナツがある。あれを食べてすがもり越まで下ろうか。
でもせっかくの昼食をすがもり越で食べるのもくやしい気がする。
そこで、小雨のうちに昼食を食べることにした。

これも後で考えると、中岳に行かずにすぐ下山するつもりで天狗が城に来たはずなのに、
行動に一貫性がまるでなかったな。



今日は長い距離を歩くからという理由付けで焼肉丼。




雨の中なので超特急で作り、かき込む。

これもよく考えると、すがもり越で雨を避けながら食べていればゆっくり味わえたのに・・・。
やることが完全にちぐはぐである。
それもこれも、雨の日に登ることがほとんどなく、雨に慣れていないせいだろう。



食べ終えたがコーヒーを飲む気持ちにならない。
ザックの中に必ず入れている雨ガッパ・ザックカバー・雨天用の手袋を取り出し、
しっかりと雨対策をして下山開始。
最後にこの1枚を撮影した。



久住分かれを通過。
雨は相変わらず降り続いている。
多くの方が下山する中、登ってくるグループもある。
きっと「小雨決行」という条件で参加した方々なのだろう。



北千里浜を淡々と、というよりとぼとぼと歩いていく。



すがもり越では数グループが雨を避けて休憩中だった。



長者原まで雨の中を下るのはしんどい。
そこで大曲へ下ることにした。



朝、長者原へ向かう途中、念のためにと大曲に自転車を置いておいた。
疲れて長者原に下る元気がないかも、と考えたのだが、
まさか雨のために使うとは思わなかった。


今回の教訓。
天気予報は前日だけでなく、出発前(当日の朝)にもう一度確認すべし。


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