三俣山

2015年9月19日


5連休の初日が幸いにも完全休日となった。
天気予報も晴れ。絶好の山行日よりである。
そこで、長者原から三俣山を周回することにした。

秋空を見上げながら順調にすがもり越に到着。
小休憩ののち西峰に取り付く。さわやかな風が心地よい。
西峰山頂で風景とリンドウを撮影し、本峰へ。
本峰でもリンドウの撮影。どの山頂にもリンドウがあってうれしい限り。
南峰のいつものテラスで昼食。コーヒーを飲んで坊がつるに下る。
坊がつるで2杯目のコーヒーを飲みながら休憩。
雨が池でマツムシソウを撮影し、長者原へ下る。
テント泊をする方々とすれ違いながらの下山となった。

6:15長者原→7:50~8:10すがもり越→8:45~8:55三俣山西峰→9:20~9:50本峰→10:05~11:30南峰(昼食)
→12:35~13:20坊がつる→14:05~14:20雨が池→15:20~15:45タデ原花散策→15:50長者原





秋の5連休、シルバーウィークである。
その初日は休日出勤のない完全フリーの1日。
天気予報もまずまずで、山行日より。
そこで、長者原から三俣山を周回することにした。
ねらいは今真っ盛りのリンドウである。



平治号にあいさつして入山。
気温11℃。風はさわやかというより肌寒い。
しまった、ウインドブレーカーを持ってくるんだった。
まあいい、歩いていれば暖まるさ。


すがもり越をめざし順調に歩いていく。



硫黄山道路との合流地点で振り返ると、
上空には秋空が広がっていた。



誰もいないすがもり越に到着。
こんな天気のいい連休初日なのに、なぜ人がいないのだろう。
観光地は行楽で人が溢れているはずなのに.。
私はそんなに妙なことをしているのだろうか。
そんなことを考えていると、単独登山の男性が到着。
佐賀県からという男性と話をする。
「人が少ないですねえ」とは男性の第一声。同感だ。
あちこちの山の話で盛り上がった。



すがもり越に遅れて到着した男性が先に出発した。
私も後を追うように西峰に取り付く。



山頂に到着。



すがもり越を見下ろす場所で久住山方面の山々を撮影。
この風景は何度見てもいい。



北側には雲海が広がっていた。
中央付近、雲からわずかに覗いているのは涌蓋山だ。



予想通り、山頂にはリンドウが咲いていた。



アキノキリンソウ



次いで本峰へ。



登路脇のあちこちにリンドウが咲いている。
リンドウは私の好きな花。
これだけ咲いていればカメラを向けないわけにはいかない。



本峰に到着。
すがもり越で話した男性が休憩中。



大鍋を見下ろすアングルで大船山と平治岳を撮影。
由布岳が雲海から頭を出していた。



由布岳を拡大して撮影。
そう言えば由布岳には一度登っただけ。
登りの連続できつかった記憶がある。



ススキ越しに久住山方面を望む。



本峰にもあちこちにリンドウが咲いている。



さらに南峰へ向かう。



鞍部にて。



南峰山頂に到着。



ここでも久住山方面を撮影。
阿蘇根子岳が雲の上にわずかに見える。



山頂にはリンドウが乱れ咲いている。
場所によっては歩くにもリンドウを踏んでしまわないかと慎重になる、



その中に白いリンドウを見つけた。


いつものテラスに向かう。
すがもり越で話をした男性が食事中だった。
私も昼食準備にとりかかる。



今日の食材。
牛肉・タマネギ・シメジ・卵2個・ネギ。
今日は忘れずにガスボンベと卵を持ってきた(笑)。


アルファ米にお湯を注ぎ、できあがるまでに花を撮影する。






牛丼の完成。
すぐそばに咲くリンドウと一緒にカメラに収めた。



食事の後は景色を眺めながらのコーヒータイム。



この風景、何度見ても飽きないのはなぜだろう。



休憩中のグループの楽しげな声が聞こえてくる。



ここでもリンドウを十分に楽しんだ。
この1枚を撮影し坊がつるに下る。



途中のテラス状の場所で坊がつるを見下ろす。
30張りほどのテントが見えた。
この季節、テント泊は最高だろうな。


毎度のことだが、南峰から坊がつるへ下るルートは緊張を強いられる。
「慎重に、慎重に」と自分に言い聞かせて下っていく。



無事、坊がつるに下ってきた。



オタカラコウ



木道より大船山を見上げる。



木道脇にはアケボノソウが咲いていた。



野営場に向かい、木陰で今日2回目のコーヒータイム。
ゆっくりと時間が過ぎていく。
このひとときがうれしい。



コーヒーを飲み干し、腰を上げる。
テントの並ぶ野営場から大船山を見上げた。



長者原へと向かうルートの分岐点にて。
小学生の兄妹を連れたご夫婦が座り込んで荷物の確認中。
かたわらでは兄が虫を探している。
「ほら、見てみて!」と妹に訴えるものの、
妹は土いじりに夢中で振り向きもしない(笑)。
幼い2人にはこの風景はどう写っているのだろう。
成長してもこの広大な風景が心のどこかに残っていることを願いたい。



木々の間から坊がつるを振り返る。
雨が池はもうすぐだ。



マツムシソウはそろそろ花期の終わり。
間に合ってよかった。





木道より三俣山を見上げる。


淡々と長者原へと下っていく。



タデ原が近づいてきたところにツリフネソウが咲いていた。



タデ原でもアケボノソウを撮影。
この花を見るとカメラを向けたくなる。



タムラソウ



ススキ越しに三俣山を撮影し、満足のうちに山行を終えた。


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