大船山

2015年10月12日


3連休の最終日。だがどうも天気が怪しい。
気象庁の天気分布予報を見ると、昼前後は雨雲に覆われそうだ。
今週末は大船山頂の御池が紅葉のピークを迎えているはず。
雨ではガスって見えないかもしれない。
そこで、少しでも晴れる可能性を信じて早朝に入山。

5時に今水を出発。ヘッドライトを頼りに登る。
東尾根ルート入口でようやくヘッドライトを消した。
登りながら見上げると青空が広がっている。
ほとんど休憩することなく、約2時間半で山頂に到着。
やはり御池の紅葉はほぼピークを迎えていた。

御池に下って紅葉を眺め、カメラに収める。
やがてガスで紅葉が見えなくなった。その後もガスは晴れたりガスったり。
食事を終えコーヒーを飲み終える頃、霧雨が降り始めたのを機に下る。
多くの方とすれ違いながら下山した。

4:55今水駐車場→5:05今水登山口→5:50岳麓寺ルート合流→5:55東尾根ルート分岐
→6:25ポールのある台地→7:35~8:05大船山頂→8:15~9:20御池(昼食)→9:50展望岩
→10:10~10:30鳥居窪→11:10岳麓寺ルート分岐→ショートカット道
→11:45風穴ルート合流→12:05今水登山口→12:15今水駐車場




体育の日(月曜日)のおかげで3連休。
連休前は日曜日に山行するつもりだった。
その方が翌日も休みなので無理が利くと考えたからである。
ところが天気図を見ているうち、月曜日の方が天気がいいような気がしてきた。
それに日曜日は多くの人が大船山に押し寄せるに違いない。
そこで月曜日に山行することに変更し、日曜日は休日出勤。
午前中から職場のパソコンに向かい、翌週に締切の迫った文書づくりに励んだ。
山行を翌日に控えているおかげで仕事がはかどり、無事文書が完成。
「よし、これで心置きなく山行できる」と天気予報を見ると、どうも月曜日が怪しい。
スーパーで食材を購入し、自宅でテレビを見ていると、天気予報が
「明日の九州地方は、くもり、ところによって昼頃は雨が降るでしょう」と言うではないか。
慌てて気象庁のサイトを開き、天気分布予報をチェックしてみた。
すると、9時以降九重連山に雨雲がやってくる予報になっている。
今週は大船山頂直下の御池の紅葉がピークを迎えている。
雨雲がやってくるとガスって何も見えないかもしれない。
日曜日に山行しなかったことが悔やまれてならない。後悔先に立たず・・・。

だが、なんとか雨を回避することはできないか、考えてみた。
予報では6時から9時までは雨雲はない。ということは悪くても曇。
もしかしてと思い、「くじゅうの空」をチェックしてみると、晴れている。(日曜の夜8時)
早朝に入山し、9時までに山頂に立てば、もしかすると晴れているかもしれない。
自宅から一番近い今水から、最も速く登れる最短ルートの東尾根ルートで登れば可能。
私が登るのが早いか、それともガスってしまうのが早いか。
だめでもともと、でも行かなければ絶対後悔するに決まっている。


というわけで、深夜に起床し、今水駐車場に4時40分到着。
すでに車が5台。朝駆けの方々だろうか。
装備を調え、ヘッドライトを点けて入山。

何度かヘッドライトを点けて今水から入山しているが、
今回が一番早い時刻の出発である。
なかなか明るくならない。



岳麓寺からのルートが合流する三叉路の手前でようやく朝日が見えた。


やがて東尾根ルートの入口に到着。ここでヘッドライトを消灯。



ポールのある台地で朝日を浴びた木々の向こうに山頂を見上げる。
上空は青空ではないが、山頂にガスはない。



背中から朝日を浴びて登っていく。



木々の向こうに斜光を浴びた黒岳が見える。
黒岳山腹の紅葉はまだピーク前のように見えた。



毎年紅葉を撮影するポイント。



米窪を望むポイント。手前の紅葉がいい。
それよりも、青空が広がっているのがうれしい。



山頂方向を見上げてみると、青空!雲が速いスピードで流れていく。
この状態なら大丈夫。だがまだ山頂まではずいぶんある。
はたしてこのまま晴れていてくれるだろうか。


東尾根ルートは徐々に勾配がきつくなる。
だが今日は順調だ。時折立ち止まって息を継ぎながら登っていく。
急登を意外なほどすんなりと登り終えた。



山頂が近づき、見事な紅葉が目に飛び込んできた。
しかも背景はすばらしい青空だ。



山頂が見えた。もう少しだ。



山頂直前、御池を見下ろすと、やはり紅葉している。
だが光線の向きがよくないため写真に収めるのは無理だ。



山頂に到着。今水登山口からちょうど2時間30分。
これは私の最高記録。53才、まだまだいけるかも(笑)。


まずは風景の撮影。



ガスかかる九重連山。
坊がつるに大船山の巨大な影が伸びている。



段原方面。


山頂には10人ほどが佇んでいる。
そのうちの5人ほどが三脚にカメラを据え、御池方面をにらんでいる。
私は三脚を持ってこなかったが、同じように御池方面を眺める。



やがて8時頃、九重連山にかかっていたガスが大船山頂にやってきた。



ガスで太陽光線が遮られ、ようやく御池の紅葉が撮影できた。


そのうち周囲はガスで真っ白になってしまった。
いつまでも山頂にいると、御池の紅葉がガスで見えなくなるかもしれない。
今のうちに御池に下ろう。



御池のほとりでは数人が紅葉を眺めて佇んでいた。
私も一緒に紅葉を眺める。
ガスで見えなくなる前にこの風景を見ることができた。
早朝に入山し急いで登ってきてよかった。
背景が青空でないのが残念だが、それはわがままというものだろう。


だが寒い。ダウンの入った厚手のウインドブレーカーを着ているのだが、指先がかじかんでしまう。
そこで、暖まるためもあって昼食を作ることにした。



今日の食材をかじかむ指で並べた。
まずはベーコンともやし、ニラをフライパンで炒める。味付けはコチュジャンだ。
続いて味噌ラーメンを作り、もやし炒めをトッピング。



ピリ辛のもやしラーメンの完成。



作っているうち、紅葉はガスで完全に見えなくなってしまった。


食後のデザートのミカンの皮を凍える手でむいていると、
(我ながら何もそんな寒い思いをしてまでミカンを食べなくてもと思った)
急にガスが晴れ、紅葉がスッキリ見えてきた。





御池のほとりには私を含め数人。
みな思い思いに撮影している。


コーヒーを飲みながら紅葉を眺める。
今度この紅葉を見られるのはまた1年後だ。



わずか数分風がやみ、池に映り込む紅葉を撮影。
今日はこの1枚を撮影できて満足だ。



わずかに霧雨が降ってきた。
まだ9時20分だが、これを機に下山することにした。



ガラン台ルートを下る。
今日も石仏に手を合わせた。


いくつものグループとすれ違いながら下っていく。



展望岩を通過。



鳥居窪まで下り、山頂を見上げる。
腰を下ろし、今日2杯目のコーヒーを飲む。
腰を上げる時には山頂にはガスがかかっていた。



入山公墓入口付近には、真新しい標識が立てられていた。



板切登山口へと下る分岐点を示す標識だ。
登山バスを利用する方々にはこの標識はありがたいだろう。
だが、板切登山口へは登山バスで下るのみ。
徒歩での下山は(もちろん入山も)許可されていないので注意が必要だ。



マツムシソウ
今日マクロレンズを持ってこようか迷ったが、持ってきてよかった。



岳麓寺ルートの分岐に到着。
直進すればガラン台へと下る。
今日はここを左折し今水へと下る。



ヤマラッキョウ



コンクリート道のショートカットが近づくと、林道に出会った。
とりあえず道沿いに歩く。



カーブを曲がるとすぐ、右に分岐を下る。



ほんのわずかでショートカット道であるコンクリート道に出会った。



コンクリート道の終点。
ここからはテープ沿いに下っていく。



やがて、朝暗いうちに歩いたルートに合流した。


淡々と下り、今日も無事今水登山口に到着。



登山口の周囲にはハガクレツリフネソウがまだ咲き残っていた。


来週末は土日とも終日休日出勤。
19日(月)に以前の休日出勤の振休を取っている。
雨でなければ山行する予定である。


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