三俣山

2015年10月19日


以前の休日出勤の振休を取っての平日山行。
大曲から紅葉のピークを迎えている三俣山をめざした。
上空は快晴。気持ちよく歩いていく。すがもり越で小休憩。
西峰を経て本峰へ。山頂から大鍋の紅葉を見下ろす。
紅葉を眺めつつ北峰へ向かう。撮影が忙しくなかなか進まない。
北峰山頂で紅葉を見下ろしながら休憩。
大鍋に下り、今度は紅葉を見上げる。
今日はここで昼食。コーヒーを飲み干し、南峰へ。
南峰から望む大船山は遠目でも紅葉しているのがわかる。
Ⅳ峰を経由してすがもり越に下る。
大満足の中、大曲へと下った。

6:25大曲→7:20~7:30すがもり越→8:00~8:10三俣山西峰→8:30~8:55本峰→9:30~9:55北峰
→10:40~12:00大鍋(昼食)→12:20~12:50南峰→13:05Ⅳ峰→13:35~13:45すがもり越→14:25大曲





九重連山はこの週末、紅葉のピークを迎えた。
ところが私は土日とも休日出勤。これは毎年のことだ。
毎週のように大船山に紅葉の状況を見に登ったのに、
ピークの週末に休日出勤で紅葉が見られない・・・ということもあった。
今年はそうならないよう、週明けの月曜に休みをとった。
もちろん周囲の同僚にも山行の計画を伝えてのこと。

さて、どこをどう歩くかが悩ましい。
三俣山ははずせない。だが大船山にも行きたい。
星生山の西壁も、扇ガ鼻から見る肥前ガ城も魅力的だ。
土日とも使えるなら、このすべてに行きたい。
だが私に許されたのは月曜日の1日のみ。
しかも翌日は出勤なので無理はできない。
そこで、大曲から入山し、三俣山のお鉢巡りをすることにした。


早朝5時過ぎに大曲に到着。空いたスペースに滑り込んだ。
平日だというのに、5時半には駐車場は満車。早く来てよかった。
だが入山するには早すぎる。時間調整をして、6時半に出発した。
上空にはここ数日と同じすばらしい青空が広がっている。



硫黄山道路に合流して振り返ると、、黒岩山と泉水山に三俣山の影が黒々と伸びていた。



見慣れた三俣山を見ながら歩く。
並んで歩いたご夫婦の方は初めて三俣山に登るという。
職場の同僚が「紅葉がきれいだから」と薦めてくれたそうだ。
今日はこんな方々が多いに違いない。



すがもり越で小休憩。



朝日を浴びた西峰に取り付く。



西峰山頂



久住山方面の山々を望む。
青空がいい。



黒岩山と泉水山。その向こうに涌蓋山。
左端には遠く雲仙普賢岳が見える。



続いて本峰へ。



紅葉越しにⅣ峰を見上げる。



本峰山頂では数人の方が大鍋を見下ろして佇んでいた。


私もその傍らに立ち、のぞき込む。



大鍋は見事に染まっていた。



もしかするとわずかにピークを過ぎているかもしれないが、
これだけ赤く染まっていれば満足だ。



紅葉を望遠で拡大。この鮮やかさはどうだろう。
今日は紅葉を撮影するため、重い望遠レンズをザックに入れてきた。



斜光を浴びた紅葉もいい。


今日はここから北峰経由で南峰へとお鉢巡り。


本峰から下っていくと、周囲の紅葉が迫ってくる。
これは撮影しないわけにはいかない。




岩の上によじ登って撮影。



朝日を浴びて紅葉が輝いている。



この鮮やかさ・・・。



先ほどまで私がいた岩の上に青年が立って撮影している。



北峰へと登っていく。
今度は紅葉と大船山のコラボがうれしい。



これでは進まない、というか進めない。



北峰山頂では岩の上に腰を下ろした男性が撮影中だった。


ザックを下ろし、私もカメラを構える。



まずは北峰山頂から見える紅葉を俯瞰。



大鍋の紅葉。



望遠で拡大した。


絶景とはまさにこのこと。
この風景を眺めるのに言葉はいらない。
ただただこの紅葉を眺めるひととき。


いつまでもここに座っているわけにもいかない。
そろそろ腰を上げよう。



だがまたすぐに足が止まり、カメラを構える。





小鍋を見下ろすところまで下ってきた。



大鍋へと下る分岐にはリンドウが咲き残っていた。



大鍋の底から北峰を見上げる。



本峰本峰方面の紅葉はまだ斜光を浴びている。


今日はこの紅葉を見上げながら昼食。
普段であれば南峰のテラスで食べるのだが、
今日はせっかくなのでここでゆっくり過ごすことにする。



今日の食材。
牛肉、卵、タマネギ、シメジ、白ネギ。



牛丼とわかめスープの完成。
デザートは柿を買っておいたのだが、ザックに入れるのを忘れてしまった。



紅葉を眺めながら食べ、コーヒーを飲む。至福のひとときだ。


さて、腰を上げるとするか。



お鉢巡りの再開。
今度は南峰に向けて登っていく。



南峰山頂に到着。



山頂より久住山方面を望む。



テラスには1組が休憩中。



大船山と平治岳を撮影。
遠目でも大船山の山頂付近が染まっているのがわかる。



望遠で拡大した。
登山者の歓声が聞こえてくるようだ。


大船山をしばらく眺め、腰を上げる。
Ⅳ峰に立ち寄っておこう。



Ⅳ峰には小さな山頂標識ができていた。



ここでも久住山方面を撮影。
阿蘇根子岳が久住分かれから顔を覗かせている。


Ⅳ峰山頂から登山道を見下ろすと、いくつものグループが下山しているのが見える。
私もその中に混じって下ることにする。





すがもり越に到着し、西峰を見上げる。
登山者が次々に下ってくる。



愛の鐘越しに大船山を振り返り、山を下る。



紅葉の絶景を心の中で何度も振り返りつつ、大曲へと下った。


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