三俣山

2016年9月24日


予定のない土曜日。天気予報は晴れ、午後は曇り。
すっきり晴れることを期待して三俣山へ。ねらいはリンドウ。
いつもより遅く6時半過ぎに大曲から入山。
すがもり越に到着し小休憩の後、西峰に取り付く。
ケルンのそばにリンドウの群落を見つけ、早速撮影。
西峰山頂にもリンドウが乱れ咲いている。
ところが晴れていたのにガスが広がってきた。
本峰に向かう途中にもリンドウが至る所に咲いている。
本峰に到着したがガスのため北峰はわずかに見えるのみ。すぐに南峰へ。
いつものテラスで昼食。コーヒーを飲み、下る。
下りながらもリンドウを撮影し、すがもり越に到着。
2回目のコーヒータイムとしたが、これが大失敗だった。

6:50大曲→7:50~8:00すがもり越→8:35~8:55三俣山西峰→9:30本峰
→9:55~11:30南峰(昼食)→12:30~12:50すがもり越→13:30大曲





何も予定のない土曜日。しかも天気予報は「晴れ午後はくもり」。
さてどうしようか。もちろん山行しようかどうしようか、という意味ではない。
どこからどの山に登ろうか、という意味である。
職場の同僚が私の影響で登山にはまり、先日三俣山に登ったとのこと。
聞けばリンドウがきれいに咲いていたそうだ。
リンドウは私の好きな花。これはぜひとも三俣山のリンドウに会いたい。
そこで三俣山に登ることにした。
土曜日であれば多少無理なルートを考えるのだが、
ゆっくりとリンドウを愛でるため、今回はあえて大曲からのピストンとした。


大曲のスペースには駐車できないため、国土交通省管理事務所前に駐車して歩く。



地震のため崩れた路面を修復する工事が進められている。



大曲の駐車スペースは工事用の資材置き場になっている。


6時50分に入山。
私にしてはずいぶん遅いが、今日は三俣山までのピストンなので、これでも十分だろう。



硫黄山を前に見ながらマイペースで歩く。



誰もいないすがもり越で小休憩。



休憩して汗も引いた頃、青空の広がる西峰に取り付く。



登る途中で立ち止まり息を継ぐ。
やれやれ…と風景を眺めると、うってつけのススキがあった。


西峰の肩に上がってきた。
大きなケルンからは山頂標識が見える。
するとすぐそばにリンドウの群落を見つけた。



これは幸先がいい。早速ザックを下ろし、撮影する。




いきなり10分ほど座り込んでしまった。
なお、今日はリンドウが唯一のねらい。
そのため山行記録もリンドウばかりになることをお許し願いたい(笑)。



再び歩き始めてすぐ、西峰に到着。
いつものように久住山方面の山々を望む。
硫黄山の噴煙が垂直に上がっていることからも、今日は風がほとんどないことがわかる。



リンドウ越しに久住山方面を望む。
完全に草の上に寝転んで撮影した。



そしてここでもリンドウの撮影。



ところが撮影を終えて顔を上げると、ガスがやってきていた。
午前中は晴れの予報だったのに…。
それでも当然前に進む。



三俣山の登山道は草に覆われていてわかりにくい。
しかも露で濡れている。



きれいなリンドウを見つけては立ち止まり撮影する。


登路脇に咲いているのはリンドウだけではない。
そんな花にもカメラを向けなければ。



花期を終えつつあるアキノキリンソウ。



フクオウソウ



本峰には単独男性が風景を眺めていた。



私も男性の横に立ち風景を眺める。
だがガスのため北峰はわずかに見えただけ。


今日は晴れるはずだったんですけどね。と、どちらともなく話す。
男性はお鉢巡りも考えていたそうだが、結局私と同じく南峰をめざすようだ。



ガスに煙る南峰を見上げる。


一息で南峰に到着。



山頂はまさにリンドウのお花畑。



もう言葉にならない。



白いリンドウ。
去年に続いて今年も会えた。


リンドウの撮影を終え、いつものテラスへ。


早速昼食準備に取りかかる。



今日の食材をパッケージした状態で撮影。
牛肉、タマネギ、ネギ、シメジ。



牛丼の完成。




昼食を食べながらも「晴れないかな~」と思っていた。
その思いが通じたのか、わずかに大船山が見えた。
だが今日はこれが精一杯のようだ。


いつものようにのんびりと過ごした。
さて、そろそろ下るとするか。


下山しながらもリンドウを眺める。



やはりカメラを向けざるを得ない。



こんなに多くのリンドウに会えたのは初めてかもしれない。



今日、山行して良かった…。



すがもり越へと下っていく。



無事にすがもり越に到着。
今日2回目のコーヒータイム。

ところがここで思わぬ事態に遭遇した。
今朝コンビニで「彼岸だからな」、とおはぎを衝動買いして持ってきた。
そのおはぎを一口食べて激しく後悔してしまった。

私は基本的に辛口である。
時々行くカレーの「CoCo壱」では3辛が好み。
そんな私にとって、甘いものとご飯を一緒に食べるのはあり得ない。
おはぎ(ぼたもち)なんて、たぶん20年以上食べていないはず。

だから、一口食べて中にご飯が入っていることに驚愕した。
買うときに「中にご飯がある」ということに思い至らなかった自分が悔しい。
それでも自分が買ったものだ。仕方がない。
コーヒーで流し込むようにして食べ終えた。


さて、下るとするか。



ススキ越しに三俣山を振り返り、大曲へと下った。


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