黒岳
２０１６年１０月３１日
出張や行事の準備のため山行できず、３週間ぶりの山行。
まだ残っている紅葉を求めて男池から黒岳へ向かった。
ヘッドライトを点けて入山。風穴で小休憩ののち、高塚山をめざす。
山頂で天狗岩を振り返ると、紅葉はまだ残っていた。
天狗岩で昼食。コーヒーを飲んで風穴に下る。
風穴で２杯目のコーヒーを飲んで男池へと下った。
5:50男池→6:15かくし水→6:45ソババッケ→7:45風穴→8:45～9:00高塚山→9:10天狗分かれ
→9:35～9:45天狗岩（昼食）→11:00天狗分かれ→11:30～11:55風穴→12:40ソババッケ→13:00かくし水→13:25男池
前回（１０月１０日）の山行後、２週続けて山行できなかった。
１０月１５日（土）と１６日（日）は２日とも終日の出張。晴れた空を見上げて心の中でため息をついた。
１０月２２日（土）は午前中の出張。この日は雨だったので心置きなく出張に向かった（笑）。
２３日（日）は２９日（土）に行われた行事のため、終日パソコンに向かった。
今週はというと、１０月２９日（土）に職場の大きな行事が終わった。私はそのメイン担当。
９月から２ヶ月にわたり準備してきて、「やっと終わった」という思いである。
その間、九重連山の紅葉が進んでいるのもわかっていたのだが、毎日のように準備の活動がある。
もっともその活動計画は私が計画したものなので、どこにも文句の言いようがない（笑）。
そういうわけで有給休暇も取れず、「今年の紅葉は見られないだろうな」と思っていた。
１０月２９日（土）の夜は行事の打ち上げ。主役は一応私である。
翌日は晴れの予報で山行したかったのだが、主役が「明日登山するので飲みません」では失礼だ。
そこで１０月３１日（月）に有給休暇をとって山行することにして、気持ちよく飲んだ。
九重連山の紅葉はまだ残っているだろうか。日曜日に二日酔いの重い頭でYAMAPを検索。
だが大船山頂も三俣山も紅葉はすでにピークを過ぎてしまったようだ。
しかたがない、牧ノ戸から中岳まで歩くとするか…と思っていたら、夕方、職場のＯさんからメールが届いた。
Ｏさんは昨年８月２７日に坊がつるまで案内したのがきっかけで、最近は登山にはまっている。
日曜日もご主人と一緒に黒岳に登ってきたというメールだった。
添付された写真を見ると、まだ紅葉が残っている。そこで黒岳に決定。
私は黒岳には黒嶽荘から風穴へ縦走することが多い。
今回は初めて男池からのピストンとした。
まだ暗い５：５０にヘッドライトを点けて入山。
かくし水でライトを消した。
約１時間でソババッケに到着。
ところが、ほとんど紅葉していないことに驚いてしまった。
まさか、もうここまで紅葉が終わってしまっているのだろうか。
風穴へと歩いていくと、紅葉が周囲に現れてきた。
登路にも岩が目立つようになり、黒岳らしくなってきた。
風穴に到着。腰を下ろし小休憩。
風穴からは急登。
焦ることなくマイペースで登っていく。
地面には紅葉が散り敷かれている。
そこで一句。
山頂をめざし 散り敷く紅葉踏む
紅葉越しに山頂を見上げる。
天狗分かれに着く前に、高塚山へ向かう分岐を左折し、まず高塚山をめざす。
風穴から約１時間で高塚山に到着。
さほど疲れを感じずに着いた。
やっぱり黒嶽荘からの縦走とは違って楽ちんだ。
まずは気になる天狗岩方面の紅葉を振り返る。
よかった、まだ残っていた。
だが上空は曇っていて、日差しがない…。
次に迫力で迫ってくる大船山を望む。
こちらの紅葉も今ひとつだ。
岩に腰を下ろし、大船山を見ながら小休憩。
よし、次は天狗岩だ。
紅葉越しに天狗岩を見上げる。
徐々に天狗岩が近づいてくる。
何度も登って慣れてきたが、やはりここは慎重に登る。
初めて登ったときの緊張を思い出すなあ。
山頂に到着。
まずは高塚山方面を振り返る。
今日はこの紅葉を見るためにやってきた。
まだ十分に残っているが、これで日差しがあればもっときれいだっただろう。
荒神森を見下ろす。
遠く由布岳が見えている。
定番のアングルで。
山頂には私以外だれもいない。実にしずかな山頂だ。
いつもの岩の上で昼食づくり。
まずは食材。キャベツ、豚肉、キムチ、卵。
豚キムチラーメンの完成。
のんびりと食べ、食後のコーヒーを飲む。
その間に男性が到着し、下っていった。
すぐに雨が降る空ではないが、今日の天気予報は「夜には雨」となっている。
山の天気は早く変わるかもしれない。早めに下ることにした。
山頂から岩伝いに慎重に下っていると、すれ違った男性に声をかけられた。
豊後高田市から来たＴさん。中岳１００回目登山でお会いした方だ。
いつもＨＰを見てくださっているとのこと、ありがたい。
天狗分かれから慎重にガレ場を下っていく。
風穴まで無事に下ってきた。やれやれ…。
２回目のコーヒータイムで一息つく。
ソババッケまで下って振り返ると、山にはガスがかかり始めていた。
かくし水を通過。
次はぜひ男池周辺の紅葉を見たいものだ。
男池に下山し、おいちゃん家に立ち寄っておいちゃんに話を聞き、「フェイスブックをやらんね」と誘われた。
フェイスブックか…。さてどうしようかな。
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