天狗が城・中岳・稲星山・白口岳

2017年4月30日


GWの真っ最中。休日出勤があるのだが、先輩に甘えて山行。感謝。
天気は快晴。開放感を感じながら歩こうと、大曲から山々を巡ることにした。

大曲から入山し順調にすがもり越に到着。小休憩し、北千里浜に降りる。
久住分かれから天狗が城へ。山頂で緑色の御池を見下ろし、中岳へ。
中岳に到着。昼食はいつもと違うところで食べようと考え、稲星山へ向かう。
山頂の岩陰で風を避けて昼食。コーヒーを飲み干して白口岳へ。
鉾立峠を経由して法華院に向かう。
法華院のベンチでアイスを食べ、北千里浜に上がる。
周回を終え、ようやくすがもり越に戻ってきた。

1日中風が強かったものの、雲一つない快晴で気持ちよく歩くことができた。
大曲帰着後はタデ原で花散策。

6:00大曲→6:50~7:05すがもり越→北千里浜→7:50久住分かれ→8:25~8:35天狗が城→8:50~9:10中岳
→9:35~10:50稲星山(昼食)→11:20白口岳→12:05鉾立峠→12:40~13:00法華院山荘→北千里浜→13:45~14:00すがもり越→14:30大曲





世の中はGW真っ盛り。天気も晴れの日が続くようだ。
私の勤務状況はというと、次のようになっている。

4月29日(土) 休日出勤(半日)
4月30日(日) 休日出勤(半日)
5月 1日(月) 出勤日      
5月 2日(火) 出勤日      
5月 3日(水) 休日出勤(終日)
5月 4日(木) 休日出勤(終日)
5月 5日(金) 完全休養日   
5月 6日(土) 完全休養日   
5月 7日(日) 完全休養日   

ところが29日(土)の夕刻、一緒に休日出勤を担当しているT先輩から、
「明日は山に行ってきたら」という電話をもらった。
いつものことで気が引けるが、ありがたくお受けすることにした。
まったく、感謝感謝である。


そういうわけで山行できることになった。さてどこをどう歩こうか。
当初は、長者原→すがもり越→三俣山→坊がつる→雨が池→長者原と周回するつもりだった。
ところが、車を運転しながら、すっきり晴れそうな空を見ているうちに気が変わった。
もっと青空を楽しめるようなルートを歩こう。
そこで、大曲から入山し、山々を巡ることにした。



大曲から入山し、硫黄山道路を歩いていると、単独男性に追い抜かれた。
私のほぼ2倍のスピードだ。あっという間に過ぎ去っていった。



大曲から50分ですがもり越に到着。
さきほど私を追い越した男性の姿はすでになかった。



朝日射す三俣山を見上げる。
だが今日は三俣山ではない。


小休憩を終え、北千里浜に下る。



北千里浜を歩くのは久しぶりだ。
一体いつ以来かと調べてみると、
2016年4月2日以来、1年ぶりだった。



遭難慰霊碑に手を合わせた。



久住分かれへとマイペースで登っていく。
まだ先は長い。こんなところでへばってはいけない。



久住分かれにて三俣山を望む。



久住山と阿蘇五岳を望む。



天狗が城を見上げる。
御池方面に向かう人と下ってくる人とがすれ違う。
早くも下ってくる人は、きっと朝駆けなのだろうな。



天狗が城山頂に到着。



まずは御池と空池と久住山。



星生山を望む。
1ヶ月前はこの風景は雪で真っ白だったのだが。



三俣山と遠く由布岳を望む。
この冬、この斜面の霧氷はほとんど見られなかったな…。



続いて中岳に向かう。



鞍部より中岳を見上げる。



山頂に到着。



久住山方面の山々を望む。



大船山と平治岳、三俣山を望む。


しばらく山頂に佇みこの風景を眺める。
さて、昼食をどうしようか。時刻はまだ9時。ちょっと早すぎる。
それに、強い南風が吹いており、風を避けなければ調理できそうにない。
そこで、稲星山の岩陰で風を避けながら昼食をとることにした。



というわけで、稲星山に向かう。



中岳を振り仰ぐ。



稲星山へとゆるやかに登っていく。



山頂に到着。


まずは風景の撮影だ。



左から久住山、星生山、天狗が城、中岳。
なお、久住山の山頂は手前の(名前のない)山の上にわずかに覗いている。



阿蘇五岳。



中岳、三俣山南峰、平治岳、大船山。その手前に白口岳。
平治岳のはるか遠くに由布岳も見えている。
ここ稲星山からの展望は久住山に引けを取らない。



山頂は強い南風が吹き抜けているため、この岩陰で昼食にする。



今日は超具だくさんのうどん。
白菜・白ネギ・しめじ・シイタケ、豚肉、卵、揚げ、あげ玉
揚げとあげ玉は、早朝出発時に佐伯市のMax Valuで追加購入して持ってきたもの。



だがこの追加購入は失敗。
コッヘルに入りきらないことが判明(笑)。
揚げとあげ玉は入れずに持って帰ることにした。



やっぱり風景を眺めながらの昼食はうまい。


さらに、風景を眺めつつコーヒーを飲む。至福の時間だ。


さて、そろそろ腰を上げよう。今日はまだ先が長い。



白口岳との鞍部へと下っていく。



鞍部に下ると、標識が倒れていた。
ここは強風が吹き抜けるところ。
以前、板の標識が折れていたのは見たことがある。
その後この柱状のものに代わり、これなら大丈夫だろうと思ったのだが、
それほど風が強いということだろうか。



倒れてはいても正しい方向を指し示しているのが頼もしい(笑)。



本山登山道(沢水展望台へのルート)には黄色テープがまだ残っている。



非常に見づらいが、「「落石により危険ですので入山を禁止します」と書いてある。
後で通過した法華院山荘にも、赤川登山道とともに通行禁止と書かれてあった。
昨年の地震の影響がまだ続いているということだろう。



鞍部から白口岳まではゆるやかな登り。一頑張りだ。



山頂に到着。



中岳と稲星山を振り返る。
その間に見えるのは久住山。



山頂の東端に立って大船山と平治岳を望む。


ここから鉾立峠までは急な下り。慎重に下っていく。

その途中に職場の同僚、Oさん(ゴマさん)からメールが届いた。
ここまでのルートを書いて返信すると、「豪華なルートですね」と返ってきた。
確かに豪華。豪華すぎてそろそろ疲れてきた(笑)。
しかも大曲に帰り着くまでにはまだまだある…。



ようやく鉾立峠に下ってきた。
さっき立っていた白口岳を振り仰ぐ。
ちょうど単独男性が取り付いたところ。
ここを登るのはけっこうきついよな~。


ベンチに腰掛けて小休憩。

さて、法華院に向かうとするか。



登路脇には至る所にアセビが咲いている。
そのアセビ越しに三俣山を撮影した。


ザックにはマクロレンズが入っている。
きれいなアセビの花があれば使おうと思って探すのだが、
アセビはすでに花期を終えようとしており、きれいな花がなかなか見つからない。



それでもなんとかきれいに咲いている花を見つけた。



法華院山荘に到着。



ベンチに腰掛け、大船山を眺めながらアイスを食べる。
これはいい!

実のところ、アイスを買うときに生ビールが運ばれていったのを見て、
「やっぱりそっちの方がいいなあ」と思ったのを白状しておく。


アイスを食べ終えた。さあ、もう一頑張り、すがもり越にもどろう。



新緑が美しい。



北千里浜を歩いていく。



すがもり越に戻ってきた。
三俣山西峰と大船山を望む。



登路脇の新芽を眺めながら下っていく。


淡々地と下り、大曲に到着。


下山後は長者原に向かい、タデ原で花散策。



キスミレ



サクラソウ


GW後半は5連休だが、上にも記したとおり、3日と4日は休日出勤。
週間天気予報によると5日と6日は雨模様。
そこで、7日に黒岳に向かう予定。
ただし、前岳で折り返すか、風穴まで行って縦走するかはその日の気分次第である。


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