天狗が城・中岳【朝駆け】

2017年8月12日


お盆休みに入った土曜日。いつもの日帰り登山に向かう。
今回も暑さが予想される。前回の大船山の反省を生かし、朝駆けだ。

予定通り牧ノ戸を2時半に出発。登りはじめはガスだったが、歩くうちに晴れた。
4時半に天狗が城山頂に到着。まもなく黎明が始まった。
大船山の裾野には巨大な雲海が広がっている。
ところが夜明け直前、ガスが移動して真っ白に。
それでも朝日を撮影できて満足した。
夜明け後はガスが立ちこめ展望なし。
仕方なく中岳に向かう。
中岳でも展望はなく、ガスを眺めながら朝食。
しばらく待ってみたがガスが晴れる気配はない。あきらめて下山。
展望がないので花を撮影しながら下る。
多くの花を撮影しながら牧ノ戸へと下った。

2:30牧ノ戸→2:50沓掛展望台→3:35扇ガ鼻分岐→4:00久住分かれ→4:25~5:55天狗が城
→6:10~8:00中岳(朝食)→8:10御池→8:30久住分かれ→9:30扇ガ鼻分岐→10:25沓掛展望台→10:40牧ノ戸






お盆前、週間天気予報とにらめっこの日々。
できればもう5年も遠ざかっているテント泊をしたい。
11日~12日をねらっていたのだが、どうも11日の天気がよくない。
そこで11日は休日出勤し、お盆前の最後の一仕事を済ませた。
これで気持ちよくお盆休みを過ごせる。よし、12日~13日はテント泊だ。
食材を購入して帰宅。妻に「明日からテント泊してくるけん」と宣言。
ところが「13日は大分市(妻の実家がある)に墓参りよ。毎年13日やん」との返事。
「あちゃ~そうやったっけ…。すっかり忘れとったわ…」と私。
妻は「いいよ行っといで。『山に行ってます』って言えば済む話やけん」と言ってくれた。
だが熟考5分。やっぱりやめておくことにした。
県外にいる息子と末娘も帰省することだし、家族との時間は大事にしよう。

というわけでテント泊はまたもお預け。いつもの日帰り登山である。
となると、前回の反省を生かさなければならない。
この季節、日中を歩くのは暑くてやりきれない。
となれば朝駆けに限る。


深夜12時に起床。すると、大阪に就職した末娘がちょうど電車で帰省したところだった。
迎えに行った妻と2人、「もう起きたん?」という反応。
「今から行かんと夜明けに間に合わんのよ」と言うとあきれた表情が返ってきた。
まあそうだろうなあ。


予定通り牧ノ戸を2時半に出発。
コンクリート道を上がると沓掛山周辺はガス。
だが歩いて行くうちにすっきりと晴れ、星が見えてきた。
2つのグループを追い越し、単独登山の2人には追い越された。
それでも1時間55分で天狗が城山頂に到着。
すでに2人が三脚を立てていた。
黎明はまだ始まったばかりだ。



黎明の始まりを撮影。
暗闇の中に中岳と大船山が見えている。
今日はどんな夜明けになるのだろう。



徐々に明るくなってくると、大船山の周囲に巨大な雲海が広がっているのが見えてきた。



大船山が雲海の上に浮かんでいる。



雲海は刻々と姿を変える。



荒々しい海そのもののようだ。



光芒が見えてきた。夜明けが近い。



ガスに煙る中岳と稲星山。


ところが、もう少しで朝日が昇ってくるというタイミングでガスが立ちこめ、ホワイトアウト。
ここまできて撃沈かよ、と思ったが、最後にガスが晴れてくれた。



そのわずかなタイミングで大船山の左から朝日が昇ってきた。


まるで朝日を待ってくれていたかのように、この後、山頂はすっぽりとガスに覆われてしまった。
しばらく山頂でガスが晴れるのを待ってみたが、ガスは深く、すぐには晴れそうにない。
そこで、中岳に移動することにした。



中岳山頂に到着。当然ここも一面のガス。
山頂にはOさんご一行が休憩中(ガス晴れを待ち中)。
Oさんには「お久しぶりです」と声を掛けた。
Oさんは相変わらず朝駆けなのだろう。
久しぶりなのは、私がめったに朝駆けをしないせいだ。


予定通り、ここで朝食。



今日は朝駆けなので、ぞうすい。
鮭ほぐし身、白菜・しめじ、大根・人参、卵。
乾燥ネギがないかと探しているときに見つけたみつばのフリーズドライ。



鮭ぞうすいの完成。



風景が見えないのは仕方がない。


デザートのブルーベリージュレを食べ、食後のコーヒーを飲む。
ずいぶんのんびりと過ごした。だがガスは全く晴れそうにない。
時刻はまだ8時。待てば晴れるかもしれないが、私はじっと待つのが苦手だ。
すこで今日はあきらめて下山することにした。



山頂標識を見上げて下山開始。
Oさんたちはまだまだ粘るようだ。



御池に下り、岩の上に立つ。
ガスの御池を撮影してみたが、わずかに池の輪郭が見える程度。
右の天狗が城はほとんど見えない。



久住分かれを通過。
正面には星生崎があるのだが、全く見えない。



一瞬ガスが薄れ、久住山が見えた。
もしかすると晴れるかも、と期待したのだが、その後はまた深いガスで見えなくなった。


やはりこのガスはなかなか晴れそうにない。
花を撮影しながら下ることにしよう。



ガスに煙る西千里浜を下る。
右に見えるはずの星生山もガスの中だ。



オトギリソウ




ガスの西千里浜を歩く。



ワレモコウ



シモツケソウ



咲き始めたばかりのホクチアザミ



ママコナ



イヨフウロ



扇ガ鼻分岐で星生山を振り返ったが、やはり全く見えなかった。
こんな日もあるさ、と自分で自分を慰める。
それにしても、今日の天気予報は晴れじゃなかったっけ?


天気予報を信じたのか、それとも単にお盆休みだからか、多くの家族連れが登ってくる。
挨拶するのも大変だ。一体何人と挨拶しただろう。



コバギボウシ



サイヨウシャジン



沓掛の岩場まで下ってきた。
いつものように尾根道を振り返ったが、濃いガスの中だ。



ヤクシマホツツジ


沓掛展望台まで下ると、単独女性から声を掛けられた。熊本からというSさん。
いつもは長者原からの入山で、牧ノ戸は今回が初めてだそうだ。
星生山に登ったもののガスで何も見えなかったという。
短い時間だったが楽しくお話をした。
今日はこんなガスだったけれど、これに懲りずにまた登って下さい。
Sさん、晴れた日の御池(みいけ)はお薦めですよ。


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