三俣山

2017年9月9日

日曜日は出勤日。そこで土曜日に山行。
ねらいは三俣山に咲き始めていると聞いたリンドウだ。

早朝5時40分に入山。順調にすがもり越に到着。
雨具のズボンを装着し、西峰に取り付く。
西峰山頂に到着しリンドウを探すと、開き始めた1輪のみ。
登路脇の花を撮影しながら本峰へ。さらに南峰へ向かう。
南峰との鞍部には10輪ほどのリンドウが咲いていた。
山頂に到着し、いつものテラスへ向かう。
昼食を食べ、コーヒーを飲んで腰を上げる。
雲が広がってきたためⅣ峰には行かず、すがもり越へと下っていく。
すがもり越で小休憩し、淡々と大曲に下った。

5:40大曲→6:35~6:50すがもり越→7:20~7:40三俣山西峰→8:20~8:40本峰→9:10~10:40南峰→11:35~11:45すがもり越→12:25大曲





前回の山行(8月31日)の3日後の9月3日、同じ職場のゴマさんが三俣山に登った。
週明けにその報告を聞くと、「リンドウが咲き始めていましたよ」とのこと。
リンドウは私の大好きな花。なのに、この秋初めてのリンドウの先を越されてしまった!
ゴマさんの4コマ漫画には「私に先を越されて内心くやしかったはずである」と書いてある。
ゴマさん、そこまでお見通しでしたか(笑)。
ならば、せめてこの週末はリンドウに会いたい。
だが土曜日はいつもの休日出勤。日曜日は翌週に迫った研修旅行の準備のため出勤日。
そこで、毎度のことで恐縮しながら、T先輩にお願いして土曜日に山行することにした。


ゴマさんもブログの4コマ漫画に描いているが、今週は実に忙しかった。
特に8日(金)は早朝6時20分に出勤し(正規の勤務開始は8時5分)、
いつもより早い6時30分に退勤するまで(正規の勤務終了は4時35分)、
休憩する暇はほとんどなく、とにかく忙しい1日を過ごした。

退勤して帰宅する前に、ふと思い立ち靴屋に立ち寄った。
入店してすぐ、若い女性が入店し、私に駆け寄ってきた。
見ると、この3月に職場から送り出したMさんだ。
Mさんとは3年間一緒に過ごしてきた。
心配して相談に乗ったことも一度や二度ではない。
そんなMさんが、実に穏やかな笑顔で佇んでいる。
突然のことで多くの話はできなかったが、
穏やかな笑顔を見て安心した。


さて、山行当日。
早朝5時40分、明るくなるのを待って入山。



大曲より三俣山のシルエットを見上げる。
今日は移動性高気圧に覆われて晴れるという。
その予報通り、すっきりと青空が広がっている。



油断してスパッツも雨具のズボンも装着せずに入山してしまった。
そのため露に濡れた葉をかき分けて進んでいるうちにズボンはぐっしょりと濡れてしまった。



雨具を着なかったことを後悔しながら硫黄山道路に合流。
ススキ越しに黒岩山を振り返る。



朝日注ぐすがもり越に到着。
早朝ゆえ誰もいなかった。



小休憩の後、西峰に取り付く。


今週の激務のためか、どうも体が重い。
2度立ち止まり、息を継ぐ。



稜線に上がってきた。
西峰山頂はすぐそこだ。



誰もいない西峰に到着。



久住山方面の山々を望む。



黒岩山方面には三俣山の巨大な影が伸びている。



山頂にはリンドウが1輪だけ開き始めていた。
そのリンドウの横顔を撮影。

みーさん、「横顔」、使わせてもらいましたよ。
みーさんは最近私の掲示板に何度もコメントを書き込んでくれている方。
ブログでは山野草をマクロレンズで紹介されている。
私の知らない花がほとんどだ。



リンドウの撮影を終え、本峰に向かう。

ここからは登路に草が覆い被さっている。
その葉は露でびっしり濡れているため、雨具を着ていないとえらいことになる(笑)。


登路脇の花を撮影しながら歩いていく。



アキノキリンソウ



イタドリ



フクオウソウ



本峰に到着すると、単独男性が休憩中だった。
私が到着した後に単独男性が到着。

私が雨具のズボンをはいているのを見て、後で到着した男性が
「雨具をはけばよかったですね。もうこれだけ濡れたらこの後濡れても一緒です」と言う。
もう1人の方は「この前も雨具を着らんと、と思ったけど、学習せんのよな…」という。
私だって大曲から入山したときははいておらず、一度は濡れた身。似たようなものだ。



北峰と大鍋を見下ろす。
曇ってきてしまい、由布岳は見えなかった。



山頂脇で開こうとしているリンドウ。
これはたぶんゴマさんが見つけたリンドウだろう。


南峰に向かう男性を追うようにして私も南峰へ。



ママコナ



私の先を歩いていた男性が、南峰との鞍部で
「ここにリンドウが咲いとるよ~」と教えてくれた。



ようやくしっかり開いたリンドウを撮影できた。



よし、これで今日のねらいは達成したぞ。



南峰に到着し、久住山方面を望む。
雲が増えてきたが、山々の山頂にガスはかかっていないようだ。


すぐにいつものテラスに向かう。



大船山の山頂には雲がわずかにかかっている。


風景を眺めていると、久住山方面からヘリコプターの音が聞こえてくる。
そのうち、なんだか同じ場所から聞こえてくるなあ…と気づき、目をこらしてみると…



星生崎の左側でホバリングしている。
きっと救助中に違いない。
そのうち誰かをつり上げた(つり下ろした?)のが見えた。
大きな事故でなければいいのだが。


ヘリが見えなくなった。
さて、私はいつものようにここで昼食としよう。



今日の食材。
今日のメイン食材は、秋なのでさんまの蒲焼缶。



サンマの蒲焼丼の完成。
旬の桃とともに季節感たっぷりだ。

「缶詰なのに?」という声も聞こえて来そうだが…まあご容赦いただきたい。



目の前のススキを見ながら秋を感じつつ…と言いたいところなのだが、
腰を下ろして食べていると、風が通らず暑くてたまらない。
そこで、行儀は悪いが立ち上がって食べることにした。
そうすると坊がつるから吹き上げてくる涼しい風を受けながら食べることができる。
まあ、誰もいないんだからよしとするか。

だが私の子どもたちがこれを知ったら怒るかもしれないな。
我が家では、いつでもどんな場合でも、立って食べることは厳禁だったから。
商店街の祭りでソフトクリームを買った時は、「座るところがない~」と言って泣きそうになっていたっけ…。


食後のコーヒーを飲み、時計を見ることなく過ごした。
さて、そろそろ腰を上げることにしようか。



南峰の山頂にもどると、先ほどは気づかなかったリンドウを2輪見つけた。
だが三俣山のリンドウはまだようやく咲き始めたばかり。
南峰の山頂が満開になるのはまだ2週間くらい先ではないだろうか。



ススキ越しに本峰を眺め、下っていく。



ススキの間を抜けて歩く。


登ってくる人たちとすれ違いながら、すがもり越へと下っていく。



すがもり越に下り、小休憩。
今から三俣山に登る人、下って来た人。
大きなザックを背負ってテント泊に向かう人。
みんなこの九重に魅せられた人たちだ。
当然私もその中の1人である。


さて、下山しようか。



ねらいのリンドウに会えたし、今日もいい山だったな。


さて、佐伯市に戻ったときのこと。
前日に立ち寄った靴屋で月曜日からの研修旅行用の靴を購入。
店を出ようとすると、佐川急便の制服を着た若い男性に名前を呼ばれた。
「わかりますか?」と男性。見ると、前の職場で送り出したMくんだ。
その当時とは見違えるように立派になった姿を見て本当に驚いた。

前日のMさんといい、今日のMくんといい、実にうれしい出会いだった。
温かな気持ちで帰宅の途についた。


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