彦岳
2018年1月1日
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
毎年恒例、自宅近くの低山、彦岳へ初日の出山行。
大晦日は家族で紅白歌合戦を見た後、年越しそばを食べて就寝。
早朝5時に起床し車を走らせる。
7合目の駐車場に2番目に到着し、出発。
のんびり歩いてわずか30分ほどで山頂に到着した。
まずは祠にお参りし、三脚を建てて黎明の撮影。
東の空には低い位置に雲があり、その上に黎明が見えた。
やがて7:30に初日の出が昇ってきて、手袋をはずし帽子を脱いで手を合わせる。
今年も穏やかに初日の出を迎えることができた。
6:05七合目登山口→6:35~7:35山頂→7:50七合目登山口
前日の大晦日の夜、結婚した長女を除く家族6人が久しぶりにそろった。
長男は今、石川県に住み大学院生。4月からは埼玉県の企業に就職が決まっている。
末娘はすでに2017年の4月に就職し、大阪で生活している。
2人とも29日に帰郷したのだが、29日も30日も友達との飲み会。
大晦日になってようやく6人がそろったという次第。
夕食後は撃沈せずに紅白歌合戦を見る。
その合間にネットをチェックしていると、ゴマさんがおもしろいページをUPしているのを見つけた。
題して「2017お気に入りの風景」。それに私も便乗することにした。
2017年の32回の山行で撮影した写真を見返し、9枚の写真を選んだ。
2017年の写真のベスト9。ご覧いただければ幸いである。
2017お気に入りの風景
紅白歌合戦が終わり年越しそばを食べて就寝。
早朝5時に起床し車を走らせる。
彦岳は麓から登れば1時間以上かかる山だが、
便利なことに林道が通っている。
登山道の7合目に当たる駐車場に2番目に到着。
準備をして6時過ぎに出発した。
地元の方が中心となって作業してくださったのだろう、
よく整備された登山道を登っていく。
100mごとに山頂までの距離を表示した看板があるのがありがたい。
彦岳には3方向から登ることができる。
私は佐伯市の狩生地区から、林道を利用して。
旧上浦町からは尾根道を通って登ることができる。
山頂直下でそのルートと合流した。
なお、もう1つのルートは津久見市からだが、
このルートは未踏なので詳細は避けておく。
のんびりと登ること30分弱で山頂に到着。
さっそく祠にお参りする。
その後、三脚を立てて黎明の撮影。
東の空には低い位置に雲が広がっている。
その上に黎明が始まっていた。
佐伯市中心部の灯りが見える。
ほぼ中央に見えているのは大入島だ。
旧上浦町方面を撮影。
中央下に見える灯りは豊後二見ヶ浦の灯り。
正確に記すなら二見ヶ浦の臨時駐車場となっている東雲中学校のグラウンドの灯りだろう。
次第にいくつものグループが到着し、山頂がにぎやかになってきた。
そのうちの10人ほどの年配のグループは、到着するやいなや調理を始めた。
鍋やガスコンロ、まな板などを持ち寄ってきたようだ。
中には「餅を60個持ってきたで」という男性もいる。
さすがにそんなには食べられないだろう(笑)。
これも恒例となったたき火が始まった。
雲の向こうに朝日が昇ってきている。
もうすぐ日の出だ。
やがて雲の上から今年の初日の出が昇ってきた。
手袋と帽子を脱いで手を合わせた。
初日の出を拝み、撤収する。
たき火の横を通ると、こんな感じ。
餅もおいしそうだし、竹の中にはお酒が入っているのだろう。
こんな正月の過ごし方もいいなあ。
だが、私は家族が待つ自宅に急がなければ。
朝日を浴びた祠を撮影し、下山した。
去年今年 貫く棒の如きもの
高浜虚子
今年がまたみなさんにとって良い1年でありますように。
今年もよろしくお願いします。
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