彦岳

2019年1月1日

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


例年恒例、私の地元佐伯市にある低山、彦岳への初日の出山行。
5時半に自宅を出発し、7合目まで車で登る。
7合目登山口から山頂まではゆっくり登っても30分とかからない。
山頂に到着し、まずは祠にお参りを済ませる。
その後、三脚を据え黎明を撮影。きれいな黎明を眺めながら日の出を待つ。
やがて初日の出が昇ってきた。手を合わせ今年1年の無事を祈った。
登山者のみなさんによる「一月一日」の歌を背中で聞きながら下山した。

6:007合目登山口→6:25~7:20山頂→7:357合目登山口





大晦日には家族にちょっとしたできごとがあった。
末娘が帰省したのだが、30日の夜に40℃の高熱が出た。
31日に休日当番医を受診すると、インフルエンザとの診断。
なんとも悪いタイミングで罹患してしまったものだ。
家族(特に高齢の祖父母)にうつしてはいけないと、家庭内隔離を言い渡した(笑)。
夕食も1階の居間で食べる家族とは別に、2階の自室での食事。
それでも抗ウイルス薬のおかげで夜には熱が下がったようだ。
この1年は私の骨折があり、最後は娘のインフルエンザで幕を閉じたというわけだ(笑)。

さて、そんな大晦日を過ごした翌日。早朝5時半に自宅を出発。
狩生駅近くから彦岳に向かって車を走らせる。
以前は権現神社(地図にマークがある)に駐車して登っていたのだが、
7合目まで林道が開通してからはずいぶん楽になった。
というより、登山とは言えないほどのお手軽な山になった。


7合目には5台ほどの駐車スペースしかない。
そのスペースに2番手で到着。
すぐに準備をすませ、隣の先頭車よりも先に入山した。
7合目から頂上までは約900m。
焦ることはないのでのんびり登っていく。



登り始めて10分。残り500m。
「あと15分」と書いてあるが、これは人さまざまではないだろうか。
ちなみに私は16分だった。まあ人並みということかな?



6:25山頂に到着。
人の気配はなく、どうやら一番に到着したようだ。


まずは祠にお参りし、手を合わせる。
その後、海を見晴らせるいつものポイントに三脚を据え、カメラをセット。
すでに黎明が始まっている。



すばらしい黎明が広がっている。このグラデーションがたまらない。
右上にはほぼ半月の下弦の月、その左下に明けの明星、金星が見える。



佐伯市の市街地を撮影。
我が家もこの方向だ。



旧上浦町方面を撮影。
中央下に見える灯りは豊後二見ヶ浦の臨時駐車場となっている東雲中学校のグラウンド。
残念ながらここからはライトアップされた二見ヶ浦は見えない。
今日は晴れて穏やかなので、きっと多くの人が訪れていることだろう。



夜明けが近づいてきた。



7時13分、雲の上から初日の出が登ってきた。



手を合わせてこの1年の無事を祈った。


山頂には4~50人ほどの登山者が思い思いに過ごしている。



中にはこんなにたくさんの餅を焼く人もいる。


そのうちハーモニカの音色が聞こえてきた。
その前奏に続き、みなさんの合唱が始まった。

年の始めの 例とて
終わりなき世の めでたさを
松竹たてて 門ごとに
祝う今日こそ 楽しけれ


この合唱を背中で聞きながら、家族の待つ自宅へと下山した。




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