天狗が城・中岳・久住山

2019年11月17日


穏やかに晴れた日曜日。牧ノ戸から気ままに歩くことにした。

7時に牧ノ戸から入山。上空は晴れ。
紅葉が終わり、雪も霧氷もない登山道を歩いていく。
久住山避難小屋前で小休憩。天狗が城をめざす。
天狗が城山頂で風景を眺め、中岳へ。
中岳山頂で昼食。コーヒーを飲み、御池に下る。
御池のほとりでしばらくお昼寝。
目が覚め、久住山に向かう。
山頂で2杯目のコーヒーを飲んで下山した。

7:05牧ノ戸→7:25沓掛展望台→8:35扇ガ鼻分岐→9:10久住山避難小屋前→9:45~10:00天狗が城→10:15~11:25中岳(昼食)
→11:40~12:30御池(昼寝)→12:55~13:35久住山→13:50久住分かれ→14:15扇ガ鼻分岐→15:00沓掛展望台→15:15牧ノ戸




前日(11月16日)、職場の行事が終わった。
担当者である私はみなさんが分担した複数の部門をとりまとめるコーディネート役。
早朝から夕方まで行われた行事を取り仕切り、多少のミスはあったものの無事に終了した。
その中では、ふーみんと2人で企画したオブジェもお披露目され、大きな拍手で迎えられた。
これで1ヶ月半にわたる準備にかけてきた努力が報われた思いである。
夜はその打ち上げと称する飲み会。みなさんよく飲み、よく食べる。
私は一応打ち上げの主役ではあるが、翌日の山行があるため、ビール少々で我慢。
隣に座ったふーみんと今日の行事についてあれこれと振り返り、楽しい時間を過ごした。


さて翌日。いつもの山行日より少し遅めに起床し、くじゅうに向かう。
すっかり明るくなった7時に牧ノ戸から入山した。


コンクリート道をゆっくりマイペースで登っていく。

そう言えば前夜の飲み会で登山の話になり、
同僚が「牧ノ戸のコンクリート道はきついよね~。死にそうになった」と話していた。
だがそれは急いで登ってしまったためだ。
登山で急ぐ必要などない。自分のペースで歩くのが一番だ。



第1展望台より三俣山を望む。
上空には薄雲が広がっているが、気持ちよく晴れている。
遠く由布岳の双耳峰も見える。いい登山になりそうだ。



沓掛展望台より阿蘇五岳を望む。
中岳の噴煙がたなびいている。
ここのところまた阿蘇の噴火活動が活発になっているのだろうか。



朝日射す尾根道を望む。



朝日を受けて輝くススキを撮影。



扇ガ鼻分岐より星生山を望む。



山は紅葉が完全に終わり、まだ雪も霧氷もない。
せめて霜柱でもあればいいのだが…



久住山避難小屋前で岩に腰を下ろして小休憩。
さてここからどう歩こうか。
今日はルートや行き先は全く予定がない。
まさに気の向くままに歩くつもり。
久住山も考えたのだが、やはりいつものように中岳に向かうことにした。



久住分かれより三俣山を望む。


御池の手前でまたも思案する。
直進して御池経由で中岳に行くか、それとも天狗が城を経由するか。
思案の末、久しぶりに天狗が城を経由することにした。



天狗が城山頂より御池を見下ろす。



星生山を望む。



三俣山を望む。
手前の天狗が城の北斜面が霧氷で覆われる季節が待ち遠しい。



中岳に向かう。



鞍部より中岳山頂を見上げる。



中岳山頂より大船山と平治岳を望む。
遠く由布岳も見える。



久住山方面の山々を振り返る。


この風景を眺めながらの昼食。



今日はうどん。冬メニューの初日だ。
白菜・長ネギ、卵、油揚げ、天かす。



今日はまだ寒くないが、これから寒くなると温かいうどんが一番のごちそうだ。



作っているときにも食べているときも、次々とグループが山頂に到着。
賑やかな話し声を聞きながら食べる。


ようやく静かになった山頂で食後のコーヒーを味わう。


では山頂を後にしよう。



御池に下り、畔の岩の上から湖面を見下ろす。


ところが岩に腰を下ろしてただぼんやりと湖面を眺めているうち、
ここのところの忙しさのためか、眠気が襲ってきた。



そこで、畔の草の上に横になってみる。
カメラバッグを枕代わりにすると、これがいい具合。
風もほとんどなく、日射しがあって温かい。
のんびり昼寝することにした。
こんなとき、単独登山はいい。
単独登山には、仲間と一緒に歩く楽しさとはまた違った楽しみがある。


目が覚めると30分ほど経っていた。
さて、久住山に向かうとしようか。



久住山頂に到着。



残念ながら久住高原側は霞んでしまい、阿蘇五岳は見えなくなっていた。



反対側には先ほどまでいた天狗が城と中岳が見える。
風を避け、北側に腰を下ろして今日2杯目のコーヒーを飲むことにした。



時間を気にせず過ごすひとときがうれしい。


さて、そろそろ腰を上げよう。



星生崎を見上げる。
というより、その上の青空を見上げる。



下山も急ぐことはない。のんびりと下っていく。



紅葉の終わった星生山西壁を眺め、牧ノ戸へと下った。


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