彦岳

2020年1月1日

新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。


毎年恒例、地元佐伯市の低山・彦岳へ、初日の出山行に向かった。
早朝5時過ぎに自宅を出発し、7合目登山口に到着。
すぐに出発しマイペースで登る。
順調に30分で山頂に到着した。
黎明を撮影し、待機するうち、雲間から初日の出が昇ってきた。
今年1年の無事を祈って手を合わせ、下山した。

5:50七合目登山口→6:15上浦ルート合流→6:20~7:25山頂→7:40七合目登山口




昨年末、12月25日に風邪を引いてしまった。
職場にインフルエンザが蔓延し始めたタイミングとほぼ重なり、
「もしかしてインフルエンザでは」と心配になり病院を受診。
幸いインフルエンザではなかったものの、微熱が2日続いた。
28日にはゴマさんたちが今年の締めの山行に行くという。
当然私も同行するつもりでいたのだが、この体調では無理と判断した。
結局締めの山行はできないまま、年を越してしまった…。
まあ、インフルエンザでなかっただけよしとしよう。


大晦日の夜は毎年のように紅白歌合戦を眺めながら過ごした。
一番良かったのは竹内まりやの「いのちの歌」(YouTubeが開きます)。
もう10年も前の歌だが、この歌には思い出がある。
前任の職場で企画したイベントのBGMとして使ったのがこの曲だった。


” 本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある
 ”


イベントを演じる仲間たちにわかってもらえたらいいな、と思ってのことだった。
もっとも、若い彼らには難しいテーマだったかもしれないな…。
その頃のことを思い出しながらじっくりと聞かせてもらった。


さて、明けて2020年元旦。
早朝5時に起床。すぐに自宅を出発する。
彦岳の七合目登山口に到着するとすでに2台の車が先着していた。
準備して登り始める。山頂までは800m。一頑張りの距離だ。
時間には余裕がある。急ぐ必要はないのでマイペースで登る。
ほぼ30分で山頂に到着。まずは祠に手を合わせる。
山頂に人影はない。どうやら先頭で到着したようだ。


まずはいつもの場所に三脚を据え、カメラをセットする。



東の空には黎明が広がり始めていた。



まだ暗闇に沈む佐伯市街地を撮影。



徐々に明るくなってくる。



ずいぶん明るくなり、島影も見えるようになってきた。


今年も東の水平線を覆うように雲があるため、初日の出は遅れるだろうと思っていた。
そこで風を避けて草の上に腰を下ろしてのんびり待っていたのだが…
ほぼ前触れのないまま、突然雲間から朝日が覗いた。
あわててカメラを構える。



7時13分。雲間からわずかに覗いた初日の出を撮影。


今日は珍しく望遠レンズを持ってきた。
だが突然なので心の準備がないまま、慌ててレンズを交換する。



2020年の初日の出。
帽子を脱ぎ、手を合わせた。




雲間から昇ってくる初日の出。




太陽はすぐに雲に隠れてしまった。
その光が雲の下に漏れてきている。
その下にある島影は旧鶴見町の大島だ。



すぐに雲の上に再び太陽が昇ってきた。
上空には雲一つない青空が広がっている。
この1年、こんな澄み切った気持ちで過ごしたいものである。


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