三俣山

2020年4月11日


休日出勤のない土曜日。天気はくもり。
大曲から三俣山に向かい、のんびり歩くことにした。

6時過ぎに入山。マイペースで登っていく。
すがもり越で小休憩し、西峰へ。
西峰からⅣ峰に立ち寄り風景を眺める。
さらに本峰を経由して南峰へ。
いつものテラスに向かい、昼食タイム。
その後、南峰山頂にもどると私に向かって手を振る人がいる。
しばらくして修さんが到着。再びテラスに戻る。
今日2杯目のコーヒーを飲んで南峰から下る。
これまた2回目の本峰を経由してすがもり越へ下っていく。
ところがその途中、不穏な煙を見つけた。

大曲に下山した後は、まずタデ原で花を探す。
次に黒嶽荘に向かう。その途中、偶然の出会いにびっくり。
最後は黒嶽荘で花散策。楽しい1日の締めくくりとなった。

6:10大曲→7:10~7:25すがもり越→7:55~8:05三俣山西峰→8:30~8:45Ⅳ峰→8:50~9:00本峰
→9:10~12:00南峰(昼食)→12:20本峰→13:10~13:25すがもり越→14:00大曲
→タデ原→黒嶽荘で花散策




今、日本中が新型コロナウイルスのせいで大変なことになりつつある。
私の住む佐伯市では幸いにもまだ感染者が報告されていない。
そのためなんとか通常業務が続いている。
だが、それもいつまで続けられるか全く先が読めない状況である。
感染の広がりは自分一人ではどうしようもないが、
今は自分たちにできる範囲で頑張るだけだ。


そんな状況だが、職場の休憩時間、ふーみんが声をかけてきた。
「やってしまいました~」と言うから何かと思えば、ちょっとしたミスをしたらしい。
聞いてみると笑って済ませられる小さなミス。ふーみんも笑っている。
そうそう、多少のミスなんて笑って流せば大丈夫。
私からは「土曜日に山なんてどう?」と誘ってみたのだが、
翌週の準備やらで忙しそう…ということで「今回は見送ります」とのこと。
そこで今回はソロ(単独)での山行となった。

となるとどこからどう歩こうか。
ふーみんが一緒なら、男池から風穴経由で黒岳に案内しようと思っていた。
男池周辺の花を見せたいし、天狗岩もふーみんなら楽しめるに違いない。
だがソロとなると話が違ってくる。男池は前回も花散策したしなあ…
しかも天気予報はくもり。すっきりと晴れないのではテンションが上がらない。
そこで、大曲からお手軽な三俣山に向かうことにした。
早めに下山してどこかに花散策に向かおう。
言うなれば三俣山はついでで、メインは花散策ということになる(笑)。


早朝6時前に牧ノ戸駐車場を通過したが、わずか数台しか車がないのに驚いた。
福岡県は非常事態宣言が出ているので、みなさん自粛しているのかもしれない。
先頭で大曲に到着し、準備を整えて6時過ぎに入山した。



登り始めてすぐにアセビの花に出会い足を止めた。

アセビは私の好きな花の1つ。
前回の坊がつるでも撮影したばかりだが、見るとどうしてもカメラを構えてしまう。


この直後、若い単独男性がすごい勢いで私を追い越していった。
誇張でなく私の2倍以上のスピードだ。
もちろん私は急ぐ必要はないのでいつものマイペース。



坊原付近より野焼きを終えたばかりの長者原を見下ろす。


ちょうど1時間で誰もいないすがもり越に到着した。



小休憩の後、西峰に取り付く。
上空には薄雲が広がるものの、青空だ。


のんびりゆっくり登っていく。



西峰の稜線に上がり、北千里浜と久住山方面の山々を振り返る。
北千里浜を誰かが歩いていないかと目をこらしたが、一人も見えなかった。


この直後、下ってくる男性とすれ違った。
大曲を登り始めたときに私を追い越した男性だ。
「早いですね」と声を掛けると「山頂まで行ってきたので」という返事。
今日はいったいいくつの山頂を踏む予定なのだろう。



西峰山頂に到着し、黒岩山・泉水山方面を望む。
泉水山の向こうに涌蓋山。その右奥に万年山。
霞んでいるので英彦山はほとんど見えない。
薄雲が広がってきたが、これは天気予報で織り込み済みだ。

山頂標識の横にある岩に腰を下ろして小休憩。
毎度のことなので休憩する岩もいつも同じ。



小休憩を終え、次は本峰だ。
この写真を撮り、本峰に足を向けたちょうどその時、若い単独女性が西峰に到着した。
「こんにちは」とだけごあいさつ。今日会った2人目の登山者だ。



本峰とⅣ峰の鞍部まで来て気が変わり、Ⅳ峰に立ち寄ることにした。
こんなときソロだと誰にも気兼ねすることがなくていい。
もちろん複数で話しながら歩く楽しさもいいけれど。



Ⅳ峰の南端にある岩に腰を下ろして風景を眺める。
霞んでいるが、久住分かれの向こうに阿蘇五岳の根子岳が見える。


風景を眺めていると、先ほど西峰でごあいさつした女性が登ってくるのが見える。
何も追跡しているわけではないが、何しろ見える範囲に登山者がほかにいないからすぐにわかる。



次は本峰へ。
先ほどの女性も本峰へ向かったようだ。



本峰に到着し北峰と大鍋を見下ろす。
先ほどの女性がいないところをみると、どうやらお鉢巡りに向かったのだろう。



もちろん私はお鉢巡りではなく、いつものように南峰に向かう。



南峰山頂に到着。しばらく風景を眺める。


休憩していると、LINEの着信。修さんからだ。
大曲に着いて私の車を見つけたらしい。
「今から登ります」とのことだ。どこかの山頂で会えるかもしれない。


いつものようにテラスに向かう。



坊がつるを見下ろすお気に入りのテラスに到着。
ここにもだれもいない。今日は本当に静かな山だ。



まずは大船山と平治岳を撮影。
見下ろす坊がつるは先週野焼きを終えたばかり。


今日もここで昼食とする。



食材。キャベツ・人参・白ネギ、もやし、豚肉。



冬用の大きなコッヘルを持ってくるのを忘れてしまった。
冬用でないコッヘルもそれなりの大きさなのだが、まさにてんこ盛り状態だ。



食べ終えてコーヒーの準備をしていると、なにやら白いものがふわふわ飛んできた。
最初は綿毛か、もしかすると野焼きの灰かもと思っていた。
正体を突き止めようと、地面に落ちた白いものを見て驚いた。融けていく。これは雪だ!
まさか今日雪が降るとは思わなかった。



雪が舞うのを眺めながらコーヒーを飲む。


山頂到着後すでに1時間半近くが経っている。
修さんはまだ到着しないが、そろそろ腰を上げよう。


南峰山頂に戻ると、Ⅳ峰山頂で両手を振る男性がいる。顔は見えないが修さんに違いない!
修さんは健脚なので南峰までは5分ほどだろう。そこで山頂で待つことにした。
やがて修さんが到着。あいさつもそこそこに修さんが私に言ったのは、
「九歩さん(私はこう呼ばれている)、コーヒーをいれてくれませんか?」
ほかならぬ修さんの頼みとあっては断ることなどできない。
それに、私も修さんに聞いてみたいことがある。
そこで、2人でテラスに向かうことになった。


修さんが昼食を作りながら「なぜコーヒーなのか」を教えてくれた。
コーヒーを入れるためのグッズを最近購入したのだそうだ。
その初日が今日。なのに、肝心のコーヒー豆を忘れてきたという。
山行の締めはやはりコーヒー。なるほどそれは私も同様なのでよ~くわかる。



やがて修さんの昼食、ビビンバが完成。
味見をさせてもらったが、おいしかった。
私もビビンバの素を買って作ってみよう。


コーヒーを入れていると、再び雪が降り始めた。
しかも今度はかなりの本降りだ。



とても4月のくじゅうの風景には見えない…



私の帽子や肩にも雪。(修さん撮影)


幸いにも雪はすぐにやみ、しばらくすると再び青空が広がった。


修さんと一緒に南峰を下り、本峰へ向かう。



本峰へ向かう途中、修さんが見つけた。
わかりにくいかもしれないが、直線状の虹のようなものが空に見えている。
「環水平アーク」だ。私は初めて見た。



今日2度目の本峰に到着。


修さんといろんな話をしながらすがもり越へと下っていく。


その途中、本峰と西峰の鞍部付近で、今度も修さんが見つけた。



立中山の向こうから煙が上がっている。

場所としては佐渡窪の一番奥かも…と修さんと話したが、
このときは遠すぎて結論は出なかった。

帰宅して事実が判明した。
立中山の南側で山火事が発生していたのだ。
夫婦の使っていたガスの火が枯れ草に燃え移ったそうだ。
テレビ報道によると、100m×100mほどが焼けたという。
そこはちょうど昨年のミヤマキリシマのシーズンに
修さんと2人で見た辺りに違いない。
あのミヤマキリシマが燃えてしまったのか…(泣)
かつて三俣山南峰の山頂付近が同じように山火事で燃え、
未だにミヤマキリシマは復活していない。

私もガスを使う身。十分に気をつけなければ。



すがもり越で三俣山を見上げながらたわいもない話で盛り上がった。
そろそろ下山しましょうか。


大曲に到着すると、西峰であいさつした女性がすでに到着していた。
話を聞くと最近山に登り始めたそうだ。
どちらからいらしたどなたなのかを聞きそびれてしまったが(笑)、
またどこかでお会いできるといいですね。


修さんと分かれ、花散策へ向かう。


まずは長者原駐車場に車を停め、タデ原へ。



タデ原は野焼きを終えたばかり。
さすがにこれでは花は咲いていないだろう。


それでも何か咲いていないかと目をこらしていると…



焼け残ったハルリンドウを見つけた。


次は黒嶽荘へ。
この季節、黒嶽荘付近にはいろんな花が咲いているのではないかと思ってのこと。


その途中、男池駐車場を通過したときのことである。
トイレ付近から道を横切る男性登山客。
遠目にもザックが異様に大きいのが見て取れた。もしや…いやまさか…
車で近づいていくと、その男性が私の車に気づき手を上げるではないか。
なんと黒岳山行を終えたばかりのマルワイさんだった。りこさんも一緒だ。
まさかこんな絶妙なタイミングで遭遇するとは!(笑)
くじゅうって狭いんだなあ…

マルワイさんとりこさんは黒嶽荘から黒岳を周回し、風穴経由で男池に下ってきたのだそうだ。
そこで黒嶽荘で落ち合うことにして車を走らせる。


黒嶽荘の下に車を停め、花を探す。



すぐにヒトリシズカを見つけた。
一人ではなく3人だ。


よく見るとあちこちにヒトリシズカが咲いている。



大勢で賑やかに咲くヒトリシズカ。



あちこちにスミレも咲いているのだが、
スミレは同定が難しい。



黒嶽荘の敷地ではシャクナゲが咲き始めていた。



明日にも咲きそう。



こちらはまだ1週間ほど先かな?



こちらはまだまだ準備中。


準備中のつぼみを含め、今年の花付きは良さそうだ。


庭には黒嶽荘のご主人がいて、いろんな花の情報を教えてくれた。



ツクシジョウショウバカマ。
ご主人に「ほら」と教えてもらった。



これはピンク色のツクシショウジョウバカマ。



つむきがちに咲くシュンランを撮影し、満足して山行を終えた。


みなさんの山行日記もぜひ。

修さん
マルワイさん
りこさん




さて、山行翌日のこと。amazonから荷物が届いた。
先日注文した靴だ。



見た目は何も変哲のない普通の靴だが、ただの靴ではない。
普通の靴と違うのはその重さ。なんと片方で1.4㎏。
これを普段履きにしてトレーニングしようというわけ。
妻に見せるとさすがに引いていた(笑)。
ふーみんに見せるのが楽しみだなあ。


amazonと言えば、長女の勤めている大分市のケーキ屋シュクルの一番人気である「塩サブレ」が
amazonで購入できるようになったそうだ。



写真をクリックすればamazonが開きます。
amazonで「塩サブレ」を検索してもOKです。
佐伯市の私の職場でも(私が紹介する前に)ファンの人がいるほど。
ぜひお試しあれ。


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