三俣山

2020年9月14日


職場の一大行事を終えた翌日の振替休業を利用して平日山行。
三俣山に向かった。ねらいはもちろん咲き始めたリンドウである。

6時過ぎに大曲から入山。上空は薄曇り。
すがもり越で小休憩し、西峰に取り付く。
西峰の稜線で早速リンドウの撮影。
だが早朝ゆえほとんどが開いていない。
そこで本峰方面に向かう。
Ⅳ峰を経由して南峰へ。
南峰に着くとリンドウがあちこちに咲いている。
撮影した後はそのリンドウを眺めながら昼食。
食後のコーヒーもおいしく飲み、本峰へ。
本峰でもリンドウの撮影。
最後に再び西峰に向かい、ここでもリンドウ。
リンドウ三昧の山行で大満足。
すがもり越で2杯目のコーヒーを飲んで下山した。

6:10大曲→7:05~7:20すがもり越→7:55~8:15西峰→9:00~9:15Ⅳ峰→9:30~11:35南峰(昼食)
→11:55~12:10本峰→12:30~13:20西峰→13:35~14:15すがもり越→14:55大曲




前日の9月14日(日)に職場の一大行事が無事に終了した。
私が担当したところもみなさんに評価され、なんとか責任を果たせたようだ。
夜はその反省会という名の打ち上げ。本来なら思いっきり飲むところ。
だが今回は翌日に山行を控えているため、ビール少々で我慢。
みなさんも私の趣味を理解してくれているのでそれ以上勧められることもなく、
早々に引き上げて就寝した。


山行当日、6時過ぎに大曲から入山。
上空は曇り空。今日の予報は曇りときどき晴れ。
分布予報では9時以降は晴れるようだ。それが当たることを期待しよう。



坊原にてススキ越しに黒岩山を望む。
雲もすっかり秋の雲になった。
気温12℃。登山にはちょうどいい気温だ。



平日の早朝とあってすがもり越には誰もいない。
ベンチに腰掛け、スパッツを着け雨合羽のズボンをはく。
ここからはこの装備でないとびしょぬれになってしまう。


曇り空を見上げながら西峰に取り付く。
中腹で北千里浜を見下ろしたが誰も歩いていない。
星生にも天狗が城にも中岳にも誰もいないようだ。
つまり見える範囲に誰もいないということ。


やがて西峰の稜線、大きなケルンのあたりに登ってきた。



すると開き始めたリンドウを発見!早速撮影した。


リンドウはたくさんあるのだが、早朝のためまだ開ききっていない。
そこで西峰山頂に向かう。



西峰山頂より久住山方面の山々を望む。


山頂標識横の石に腰掛け小休憩。
甘納豆で糖分補給した。



この写真の右手前あたりがリンドウの咲いているところ。
下山時にはきれいに開いていてくれることだろう。



深い笹をかき分けながら鞍部へと下っていく。



この笹がすべてこの通り、露で濡れている。
雨合羽のズボンをはいていなければおおごとになってしまう。


今日は時間に余裕がある。
そこでザックを下ろしマクロレンズで撮影してみた。



傍らにはアキノキリンソウが咲いている。



本峰とⅣ峰の鞍部に到着。しばし思案する。
いつもであれば本峰を経由して南峰に向かうのだが、
今の時間だとまだ本峰のリンドウは開いていないだろう。
そこで、Ⅳ峰経由で南峰に向かうことにした。


鞍部からわずか数分でⅣ峰山頂に到着。



フクオウソウ



アキノキリンソウ



岩に腰を下ろして風景を眺める。
薄曇りだったが少しずつ青空が広がってきた。



Ⅳ峰山頂から南峰を望む。
今日はここから真っ直ぐに南峰に向かってみることにした。
このルート、南峰からⅣ峰になら何度か歩いたことがあるが、
Ⅳ峰から南峰へとなるとほとんど歩いた記憶がない。



鞍部から南峰を見上げる。



鞍部からわずか7分でなんともあっけなく南峰山頂に到着した。


山頂にはリンドウがあちこちで開いている。早速撮影だ。




場所によってはこれくらい密集して咲いている。





好きなリンドウなのでついつい撮影に霧中になってしまった。
そろそろ昼食にしよう。
いつもなら坊がつるを見下ろすテラスに向かうのだが、
今日はリンドウが咲いている南峰の山頂で食べることにした。



今日の食材。
今日は以前の「おうちで山ご飯」で作った「豚おろし丼」。


まずはお湯を沸かしアルファ米に注いでおく。



アルファ米ができる間に、まず大根おろしを作る。



野菜と豚肉を炒め、下味をつける。



アルファ米に炒めた具材をのせ、大根おろしをかける。



大根おろしの上にたっぷりとわさびを絞り出し、
大葉(シソ)を散らして残りのたれを回しかければ完成だ。



周囲に咲いているリンドウを眺めながら食べる豚おろし丼はおいしかった。
…のだが、わさびを豪快に入れすぎたため、
一度ならず三度か四度ほど涙目になったことを告白しておこう。
まるで飲み会の罰ゲームかと思えるほどだった。



食後のコーヒーをゆっくり味わう。
気持ちよく青空が広がってきた。
雲は秋の雲だ。



寝転がって撮影(その1)


南峰に到着して2時間経ってしまった。
そろそろ腰を上げよう。



南峰下に下り、これから向かう本峰を見上げる。



本峰には単独登山の方が2人休憩中だった。



北峰と大鍋を見下ろす。
この紅葉を今年も見られるだろうか。



本峰にもリンドウが群生している。



遠く大船山とともに。



寝転がって撮影(その2)



色の違うリンドウを見つけた。


本峰を後にして西峰へと下っていく。



今日2回目の西峰に到着。


予想通りリンドウが開いている。





寝転がって撮影(その3)



寝転がって撮影(その4)



寝転がって撮影(その5)



寝転がって撮影(その6)


思う存分リンドウを撮影した。大満足だ。
よし、すがもり越に下るとするか。



すがもり越に下ってきたが、時刻はまだ1時半。
そこで2杯目のコーヒーを味わうことにした。
青空と三俣山西峰を眺めながら飲むコーヒーは実においしかった。



ススキ越しに三俣山を振り返りつつ大曲へと下った。


山行記録にもどる

inserted by FC2 system