親父山【番外編】

2023年1月28日


深い雪を踏みたくて山仲間のみなさんと祖母山系の親父山へ。

登山口に行くまでのアプローチが大変。
いくつものトラブルを経てようやく登山口に到着。
雪を踏んで山頂をめざす。
山頂を過ぎ、稜線を歩きながら昼食場所を探す。
やがて風を避けられる平らな場所に腰を下ろし昼食。
なんとここでようやく今日の全員が集合。
昼食後、腰を上げて下山。だがやっぱり曇り空。
それでも深い雪を堪能し満足して下山。

雪道を慎重に下って無事帰宅した。

8:50登山口→11:20親父山山頂→12:15~13:30稜線(昼食)→13:45親父山山頂→15:30登山口




日本列島に強烈な寒波が襲ってきた。
平地でも雪が舞う状況なので、山はもっと積雪しているはず。
そこで、山仲間のみなさんと相談し、雪深い親父山に向かうことにした。


雪深い山に向かうためにまずクリアすべきは登山口までのアプローチ。
いつもなら早朝の暗いうちに登山口集合となるのだが、今回それはあまりにも不安。
そこで6時に道の駅はゆまに集合し、車を連ねて向かうことになった。
6時前に道の駅はゆまに到着すると、ごまさんから「うっかり通り過ぎた」とLINE。
仕方なくミッチさんkujusanさんと、ゴマさんが新たに指定した道の駅よっちみろやへ。
ところがその途中、まさかの展開。先頭の私が道に不案内(笑)。
なんとかよっちみろやに到着し、みなさんと一緒に笑い合う(これも楽しい)。

だがここからがさらに大変だった。
登山口に向かう道は徐々に雪道となる。
最後尾を走っていたkujusanさんの車がいつの間にか見えなくなった。
LINEすると「スタックしたので下ります」とのこと。
車で迎えに行こうかと提案したのだが。

四季見キャンプ場で久しぶりのチェーンを巻き、
(3年前にスタッドレスタイヤにしてからは巻いていない)
なんとか四季見登山口に到着した。



8:50、四季見登山口を4人で出発。



20分ほど車道を歩くと、ここからは山道。



まだそれほど深くない雪を踏んで登っていく。
幸い単独の先行者がいてトレースがある。



登っていく私(ミッチさん撮影)



ここは最初のロープ場。
みなさんが息を切らせて登ってくる。



上空は曇り空。
「そのうち晴れるよね」



ミッチさん撮影



少し明るくなったような…



見上げるとわずかに青空が!
だがまさに一瞬だけの青空だった。



開けた場所に到着し小休憩。




ミッチさん撮影



深い雪を踏んで歩いていく。(ミッチさん撮影)



さらに雪が深くなってきた。
先行者のトレースがなかったら大変だっただろうな。



山頂はもうすぐだ。



親父山山頂に到着。
だがここ、全然山頂らしくない。
標識がなければ通り過ぎてしまうような場所だ。



晴れていればこの右に障子岳が見えているはずなのだが…


稜線を障子岳方面へ進む。



ここは戦時中、米軍のB29が墜落したという場所。
風を避け、斜面を少し下って小休憩。



休憩を終えて歩いていくと青空が!



貴重な晴れ間、急いでシャッターを切る。
ミッチさんも撮影中だ。
だがこの青空もほんのわずかの時間だった。



どこまで行っても同じ風景が続いている。


今日は深い雪を踏むのが目的。
障子岳にもスズコヤの滝にも行く予定は最初からない。
そこで風がない場所を選んで昼食とした。


場所が決まると腰を下ろす前にやることがある。
雪を踏んで平らにすることだ。
だが雪はサラサラで、いくら踏んでも固まらない。
そんなことをしていると、なんと、スタックして下ったはずの
kujusanさんさんが到着したではないか!
聞けば、スタックした後、経路を竹田周りに変更し、
我々と同じ四季見登山口から入山して今到着したのだそうだ。
そのあきらめない根性がすごい!


さて、昼食だ。



今日の食材。
天ぷらセット(前日スーパーで購入したもの)、
白菜・長ネギ、卵。



豪華な天ぷらうどんが完成



寒くて凍えそうだったが、うどんで温まった。


食後のコーヒーを飲み、撤収。
さて下りましょうか。



下っていくとわずかに明るくなったような気がする。



山頂を再び通過。



霧氷の向こうに黒岳の山頂が見えた。



みなさんがなにやら撮影中。



私も撮影してみた。




無事に山道を下ってきた。
後は車道を下るのみ。



登山口に下ると上空に青空。
もしかすると下界はずっと晴れていたのかもしれないな。
山は曇り空だったが、深い雪を踏むことができて満足だ。


雪道は登りよりも下りの方が怖い。
慎重に雪道を下って無事帰宅した。


今日一緒に歩いたみなさんの山行日記もぜひ。
ミッチさん
ゴマさん
ムギさん
kujusanさん


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