三俣山

2009年5月16日

 この土日は両日とも休日出勤の予定だったのだが、金曜日の夕方、土曜日の出勤予定がなくなったことが判明、急遽山行することになった。ところが金曜の夜は会議が入っており、帰宅が9時。いつもよりずいぶん遅い帰宅となったため翌日の出発を遅らせ、睡眠と休養を十分とって登ることにした。なにしろこの1週間は職場はすこぶる忙しく、昼休みの休憩もままならない状況。来週も忙しいことは目に見えているので無理はできない。
 そういうわけでいつもより遅い7時15分に大曲出発。咲き始めたミヤマキリシマを撮影しながら登る。すがもり越で休憩することなく、西峰にも寄らずにまずは本峰をめざす。三俣山のミヤマキリシマはほんのわずか咲き始めた程度だ。時折撮影しながら、それでも順調に本峰に到着した。大鍋を見下ろすとシャクナゲはやはり先週より咲いているようだ。ゆっくりと北峰との鞍部へと下り、先週つぼみだったシャクナゲを撮影した。その後久しぶりに北峰へ向かいお鉢巡り。南峰へと登り返す途中のシャクナゲは満開だった。

7:15大曲出発→8:00すがもり越→8:45本峰→9:30〜9:40北峰→10:45〜12:00南峰(昼食)→12:25西峰→12:50すがもり越→13:30大曲


大曲の駐車スペースには先着4台。右が我が愛車である。
急いで装備を確認し出発。


来る途中、久住高原を走っている途中に九重連山を見上げたときには、山々の山頂付近はガスに覆われていた。
だが三俣山にはガスはかかっていない。このままの状況が続けばよいのだが。


大曲から硫黄山道路へ向かう登路脇のミヤマキリシマは咲き始めていた。
この季節、ミヤマキリシマの咲き具合が気になってしかたがない。今日山行できてよかった。




すがもり越に到着し三俣山西峰を見上げる。
よしよし、ガスはかかってないぞ。
今のうちにと休憩せずに取りつく。


南側のミヤマキリシマはまだほとんどがつぼみで、ごくまれに咲き始めている株がある。


ガスかかる大船山をバックに撮影。



登っている途中、休憩中だった方と情報交換。島根県から高速を飛ばして来られたというMさん。
三俣山は初めてとのことで、雨ヶ池へ下るルートについて説明したが、私のつたない説明でよかっただろうか。




西峰の尾根に上がり久住山方面を振り返る。山頂付近は完全にガスに覆われていた。
今日は牧の戸から登るか、それとも三俣山にするか迷っていたが、こちらで正解だったようだ。


西峰はパスしてまずは本峰に到着。


時折ガスがやってくる中、北峰と大鍋を見下ろす。
さて、シャクナゲの咲き具合はどうだろうか。


シャクナゲは予想通り咲いていた。
北峰をバックに撮影。これで青空だったら言うことないのだが。


この写真を撮れれば今日の山行は満足だ。
そこで久しぶりに北峰に足を延ばすことにした。


北峰へ向かう登路脇で、咲き始めたイワカガミを見つけた。


北峰に到着。山頂のシャクナゲは満開だった。


黒岩山や湧蓋山をバックに。


先週も来たばかりの分岐を経て南峰へと向かう。


大鍋壁のシャクナゲがきれいに咲いている。


この優しい色あいが好きだ。


きれいに咲いているシャクナゲに十分満足した。
そろそろ南峰に向かうとしよう。


南峰山頂。


坊がつるを見下ろすいつものテラスで、いつものようにラーメンを食べる。


この風景も時折押し寄せるガスで見えなくなる。


ラーメンを食べながら辺りを見回していると、咲き始めようとしているマイヅルソウに気がついた。


ゆっくりコーヒーを飲んだ。そろそろ下山することにしよう。



本峰との鞍部に下り、新緑に染まる南峰を振り返った。


先行する4人組(なんとなく大学生3人と教授のような雰囲気だった)が立ち止まって歓声を上げている。


そこに行ってみるとイワカガミが咲いていた。


西峰に到着。


ガスかかる九重連山をカメラに納めた。




鮮やかなアセビの新芽を見ながら大曲へと下山した。



来週末は23日(土)、24日(日)とも出勤、25日(月)が振替休日となっており、25日に山行予定。
ミヤマキリシマの咲き具合が気になるところで、さてどこからどのルートを歩こうか今から楽しみだ。



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