星生山・天狗が城・中岳・扇ケ鼻

2009年6月14日

 先週は土日とも休日出勤だったため山行できず、2週間ぶりの山行となった。そろそろ咲き始めたかもしれない鳴子山のオオヤマレンゲも気になるところだが、今年はミヤマキリシマが虫害もなくきれいに咲いているとのことでもあるし、青空が広がるとの予報でもあるので、大曲から入山して天狗と中岳を廻り、最後は扇ケ鼻に行ってみることにした。
 6時に牧の戸駐車場着。自転車を置き大曲へ下ると、やはり駐車スペースは満車。だがすぐに路肩にスペースを見つけ駐車することができた。装備を整え出発。しばらくはミヤマキリシマも完全に花期を終えているので撮影する対象もなく淡々と登る。星生山頂までかなりきれいに咲いているのだが、朝は斜光のため撮影が難しい。山頂到着後、南面の花を撮影した。
 久住分かれを経て天狗が城、さらには中岳へ。どこを見てもきれいに咲いている。あちこちのHPに「今年のミヤマキリシマはすごい」とみなさん書いていたが、予想以上のきれいさである。十分に満足し御池に下りいつもの場所で昼食。昼食後は扇ケ鼻へと向かう。きっと人が多いのだろうと心配したがそれほどでもなく、咲き誇るミヤマキリシマ越しの久住山を撮影した。
 扇ケ鼻からは大勢の人に並んで牧の戸へと下った。

牧の戸に自転車を置く→6:25大曲出発→7:45〜8:00星生山→8:35久住分かれ→9:05〜9:25天狗が城→9:40〜10:00中岳→10:10〜11:20御池(昼食)→11:30久住分かれ→12:15〜12:30扇ケ鼻→13:20沓掛展望台→13:35牧の戸→自転車で大曲に下る


6時過ぎの大曲は予想通り満車。
路肩もご覧の通りの状況である。


中腹まで登るとベニドウダンが朝日を浴びていた。


木漏れ日を受けて輝くシロドウダン。


足下には見落としてしまいそうなコケモモの花が咲いている。


高度を上げ星生北面のミヤマキリシマを撮影する。


星生山頂より三俣山・平治岳・大船山を望む。
三俣山の左には遠く由布岳の双耳峰が見える。


南面のミヤマキリシマもきれいだ。
扇ケ鼻の向こうに雲に浮かぶ阿蘇五岳を望む。


星生山頂を後にして久住分かれへと向かう。
その途中、ミヤマキリシマ越しに久住山を望む。


星生崎より


久住分かれよりいつものように三俣山を撮影。


御池のほとりに到着し、天狗が城を見上げる。


山頂より見下ろす御池。


中岳と大船山を望む。
中岳(409KB)


御池と久住山、そして遙か遠くに祖母山。


天狗が城の北斜面のミヤマキリシマがとてもきれいだった。
三俣山(482KB)


この季節、咲いているのはミヤマキリシマだけではない。
足下のマイヅルソウも忘れてはいけない。

(前ボケはミヤマキリシマ)


続いて中岳へ向かう。



中岳には予想を遙かに超えたすばらしいミヤマキリシマの大群落が広がっていた。
今日、これほどの風景を見られるとは思っていなかった。
大船山(493KB)


九重に感謝しつつ御池へと下る。



御池と天狗が城。


御池のほとりに到着し、いつもの場所で昼食。


今日は焼きそば。わかめスープとおにぎり。


何の変哲もないメニューであるが、この風景を見ながらだと妙においしい。


湖面に映るミヤマキリシマを撮影したかったが、微風があって無理なようだ。


今日の最後は扇ケ鼻だ。


扇ケ鼻分岐より。思ったほど人が多くない。


あちこちに咲いていたツクシドウダン。


扇ケ鼻山頂を見上げる。


山頂は多くの人でにぎわっていた。


ミヤマキリシマ越しに久住山を望む。
久住山(492KB)


これで十分満足した。さて下山するとしよう。


沓掛展望台まで下り、歩いてきた道を振り返った。


足下にはベニバナキニシウツギが咲き始めていた。

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