三俣山

2012年9月1日

前日までの2日間(8月30日・31日)は恒例の家族旅行。
夕食前の1時間、花の撮影のため一人でタデ原に向かった。

翌土曜日は休日出勤のない完全な休日。天気予報を見てみると午前中は晴れで午後は雨。
となればお手軽な三俣山に決定。前回は周回しただけで登れなかったので今回は晴れてほしいところだ。

いつもより遅い6時半、大曲から見上げる三俣山はガスで見えない。
硫黄山道路まで上がると上空に青空が広がってきた。
だれもいないすがもり越に到着し小休憩。
すっきりと晴れた三俣山を見上げて取りつく。
登っていくうち大船山方面から広がってきたガスが三俣山にもかかり始めた。
西峰山頂に到着し雲海を撮影して本峰へ向かう。
本峰を過ぎ南峰へ。いつものテラスで昼食づくり。
ガスが晴れたりかかったりを繰り返すのを見ながら昼食を食べ、コーヒーを飲む。
久住山方面のガスはすっきり晴れたときもあったものの、大船山の上空は青空とまではいかなかった。

山頂に咲き始めた数輪のリンドウを撮影して下山。
いくつものグループとすれ違いながら大曲へと下った。

下山したものの、まだ時間も早いうえに雨の降りそうな気配もない。
そこで男池に向かい花散策。キツネノカミソリを撮影して帰宅した。

6:30大曲→7:20すがもり越→8:00三俣山西峰→8:30〜8:45本峰→8:55〜10:20南峰(昼食)→11:10すがもり越→11:55大曲→男池で花散策




8月30日・31日は有給休暇を取り、毎年恒例の家族旅行。
長女も職場の休暇をもらえたので、子どもたちが全員そろっての旅行となった。
映画「海猿」を見て九重町湯坪の「御宿泉水」へ。
夕食までは2時間近くある。そこで一人長者原へ向かい、タデ原の花を撮影。

実は宿に到着する前の車中で「タデ原の木道を歩いてみないか」と提案したのだが、
全員から即座に却下されてしまった。



今年も会えたヒゴタイ。
だがもう花期は終わりに近づいている。



草むらにひっそりと咲くシラヒゲソウ。
木道から降りられないので撮影が難しい・・・。

これは幸いにも木道のすぐそばに咲いていたもの。



木道から離れた場所に群落をつくっていたツクシフウロ。
これまた木道のそばに咲いていた一輪を撮影。



サワギキョウ



初めて出会った花。
タムラソウだと思われるがどうだろう?


シラヒゲソウが撮影できたのはよかったがアケボノソウはまだ咲いていなくて残念。
宿にもどり、温泉を堪能し、家族で夕食。

宿の様子と夕食と朝食の写真は長女のBlogでどうぞ。
なお、どちらも長女の勤めるケーキ屋のBlog「シュクルな日々」の1ページである。
やまちゃんの旅行ブログ
やまちゃんの旅行ブロク2




帰宅して土日の天気予報をチェックすると、土曜日は晴れのち雨、日曜日はくもり。
幸い土曜日は休日出勤のない完全休養日。
そこで、午前中に下ってこられる三俣山に決定。
前回は三俣山に登れなかったので今度は晴れることを期待しよう。


旅行で疲れたせいか、アラームをセットし忘れて4時に起床。急いで自宅を出発。
いつもより遅い6時半に大曲から入山した。
ちなみに4時のアラームは私のいつもの起床時刻。
最近はこのアラームが鳴る前に目覚めることも多い。それだけ年を取ったということだろうか。
まあ、10時前には就寝するので早く目覚めるのも当然か。


大曲に到着しすぐに出発。
見上げる三俣山はガスで見えない。
しばらく登るうちに次第にガスが晴れ、上空に青空が広がってきた。



黒岩・泉水を振り返ると一面の雲海が広がっていた。



すっきりと晴れた青空。
朝日のため影絵となった三俣山を眺めながら硫黄山道路を歩く。



すがもり越に向かうガレ場を歩きながら振り返ると、雲海に三俣山の影が伸びていた。



だれもいないすがもり越に到着し小休憩。
今日の行動食はローソンで購入したもの。
メープルシロップとバターの香りが絶妙でおいしかった。



朝日を浴びた三俣山西峰にとりつく。



クマザサの朝露が深い。
朝露対策で雨合羽のズボンをはいたのは正解だった。
登山靴もしばらく前の防水スプレーの効果が残っていて助かった。

そうでなければ登山靴の中までぐっしょりと濡れてしまっていたことだろう。


登るうち、大船山方面からガスがやってきた。
それでも周囲の展望がなくなるほどではない。



西峰に到着。



山頂から西側を望むと一面の雲海が広がっていた。
湧蓋山も黒岩山も、完全に雲海に飲み込まれてしまっている。



こちらにも時折ガスがやってくる。
ガスで真っ白にならないことを祈りつつ本峰へ向かう。



ここからはしばらく草の生い茂る中を歩いていく。
もちろん草は朝露でしっぽりと濡れている・・・。


なんとか靴下にしみこまずに済んだ。



朝日を浴びたフクオウソウ



ママコナ



本峰に到着。



西側の雲海はかなり晴れてきたようだ。



休憩しながら足下に咲くアキノキリンソウを撮影。



ガスのかかる南峰に向かう。
大船山が雲海に浮かんでいたりしないかな・・・



南峰に到着。
すぐにいつものテラスに向かう。



イメージとは多少違ったが、雲海に浮かぶ大船山を撮影。



しばらく待っているとガスが晴れ、坊がつるを見下ろせるようになった。



久住山方面のガスはすっきりと晴れた。


まだ9時だが、早めの昼食づくりにとりかかる。



今日の食材。



イワシの缶詰丼、ワサビマヨネーズのせ。手抜きメニューだ(笑)
だが一応、イワシはコンロで温めた。
フリーズドライのみそ汁に、デザートは梨。



できあがったとき、あいにくガスが押し寄せホワイトアウト。
次第にガスも晴れ、周囲の景色とガスを眺めつつ食べる。



かなりガスが晴れてきて大船山と坊がつるが見えてきた。
今日はこれで下山することにしよう。


山頂に戻ると、わずか数輪のリンドウが咲いていた。
リンドウは私の好きな花。
まだほとんどつぼみだったが、数輪でも咲いていたことがうれしかった。





西峰まで下り、南峰と大船山を振り返る。



開き始めたススキの穂越しに九重連山を望む。



すがもり越にはこれから山に向かうらしき数グループが休憩中。


いくつかのグループとすれ違いながら大曲へと下った。




大曲に到着した12時、まだ時間も早く雨の降る気配もない。
そこで男池に向かい花散策することにした。



キツネノカミソリ



ハガクレツリフネソウ



ゲンノショウコ



このケヤキの迫力はすごい。


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