2021年思い出の風景


2021年を振り返って、思い出の風景をまとめてみよう。
どれが一番かと聞かれると困るので、今年も時間軸に沿って紹介する。
なお、写真はそれぞれの山行記録にリンクしている。



まるで流氷のような御池の氷の上に立つ(2021年1月3日)

この日は1年の初山行。ところがアラームで目覚めず朝駆けできなかった。
牧ノ戸から入山し扇ガ鼻でみなさんと合流。
御池に向かうとまるで流氷のような氷の上に乗る人々。
そこで私も恐る恐る乗ってみた。
わずかに揺れる氷の感触は実に楽しかった。



雪の大船山頂で九重連山を眺める(2021年1月10日)

くじゅうに大雪が降った。そこで吉部から雪深い大船山に向かった。
この日は単独行。トレースがあるか心配していた。
幸いトレースがあり、なんとか山頂にたどりついた。
雪深い大船山を堪能した一日となった。



坊がつるの野焼きの炎越しに三俣山を見上げる(2021年3月27日)

1月30日の山行で半月板を損傷してしまい、2月20日以降1ヶ月ほど山行できなかった。
この日は久しぶりに膝の状況を見極めるためのリハビリ山行。
幸い膝の痛みはそれほどでもなく、無事に坊がつるまで行くことができた。
登れなかった1ヶ月、みなさんからの励ましのメッセージが実にありがたかった。



大崩ノ辻にて満開のシャクナゲを堪能する(2021年5月9日)

この日は単独で大崩ノ辻に向かうはずだった。
たまたま長者原でミッチさんに出会い、一緒に大崩ノ辻に向かうことになった。
シャクナゲがねらいだったのだが、まさかこれほどまでにたくさん咲いているとは思わなかった。
くじゅうにはまだまだ私の知らない魅力があると思い知らされた1日となった。



段原にてミヤマキリシマ越しに大船山頂を見上げる(2021年6月6日)

ミヤマキリシマがピークを迎えた日。
山仲間のみなさんと平治岳に朝駆け。
あまりにも早い時刻の出発のため、私だけ遅れて入山。
平治岳裾野ルートを歩き、みなさんと合流できた。
平治岳の後は大船山に向かった。
ミヤマキリシマを楽しみながらの1日となった。



星生山頂より一面の雲海に覆われた三俣山を望む(2021年7月26日)

牧ノ戸から入山し朝駆け。
中岳方面に向かうつもりだったのだが、ガスで予定変更。
ダメ元でいいからと星生山に向かった。
ところが東側には一面の雲海。
その向こうから朝日が昇り絶景が広がった。



御池にて湖面に映る月と上空の月を望む(2021年9月19日)

この日はみなさんと初めてオールナイト登山に挑戦した。
三俣山で夕暮れを眺め、久住山避難小屋で夕食。
その後、眠いのを我慢して御池に向かい、湖面に映る月を撮影。
くじゅうに登り続けて17年だが、こんなにときめいた山行はなかった。



星生崎よりガスをまとった久住山を望む(2021年10月10日)

天気があやしい日、マルワイさんと2人で朝駆け。
ところがガス。池の小屋で4時間待ったがガスは晴れない。
あきらめて下山していくと、久住山避難小屋前付近でガスが晴れ始めた。
星生崎に上がると久住山や中岳には薄くベールをまとったようにガスがかかっていた。



ソババッケにて紅葉を見上げる(2021年11月4日)

ゴマさん・ミッチさんと一緒に紅葉山行。
今年も去年に続きソババッケに向かった。
今年の紅葉は相当に遅れた。
それでもこの紅葉を見ることができてよかった。



天狗が城下より中岳と大船山を望む(2021年12月25日)

忙しかった12月の勤務を終えて山行。
すばらしい青空と霧氷に癒やされた。
「心が解放される」とはまさにこのこと。
登山のすばらしさを実感した1日だった。


さて、ここからは番外編。



艶やかなアケボノツツジ越しに遠く祖母山を望む(2021年4月18日)

みなさんに誘われて古祖母山に向かった。
稜線のあちこちに咲くアケボノツツジを堪能。
アケボノツツジはくじゅうにはない。
この季節ばかりは「浮気」を許していただきたい。



色鮮やかな紅葉を眺める(2021年11月20日)

山仲間のみなさんと高崎山へ紅葉狩りに向かった。
次々と現れる紅葉。その度にカメラを構えるためなかなか進まない。
まさに紅葉三昧の1日となった。



久住高原にてススキ越しに朝日を望む(2021年11月4日)

最後は山行前に撮影した1枚。
久住高原でススキ越しに朝日を撮影。
まるで日本画のような1枚は私のお気に入り。


今年もくじゅうを中心に歩いてきた。
また1年、そしてまた1年。
我ながら飽きないものだと思いつつ、
また来年も登り続けることだろう。


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